【PART1 Basic】ゲシュタルト療法
→ゲシュタルト療法【基礎編】
→ゲシュタルト療法【実践・技法編】
→ゲシュタルト療法【応用編】
→「セッション(ワーク)の実際」
【PART2 Standard】
気づきと変性意識の技法 基礎編
→変性意識状態(ASC)とは
→「英雄の旅」とは
→体験的心理療法
→NLP 普及・効果・課題
→禅と日本的霊性
→野生と自然
【PART3 Advanced】
気づきと変性意識の技法 応用編
→変性意識状態(ASC)の活用
→願望と創造性の技法
→その他のエッセイ
【PART4 当スペース関係】
→フリー・ゲシュタルトについて
→セッションで得られる効果
→なぜ、ゲシュタルトなのか
→メニュー/料金
→著作紹介
→メルマガ登録
→お問い合わせ
心身一元論的
②ゲシュタルト療法における心身一元論的開放
さて、ゲシュタルト療法の、
身体チャンネルを通して、
クライアントの意識しない多様な自我が、
表れてくることを見ました。
そして、
ボディ・シグナルを糸口に、
その多様な自我と、
コンタクトすること(技法)についてを見ました。
さて、そして、
ここからが重要なのですが、
ゲシュタルト療法においては、
その糸口から、多様な自我の、
深く十全な自己表現、
深い十全な感情表現というものを、
探っていきます。
意図せずに、
身体チャンネルに現れる自我とは、
未完のゲシュタルトとして、
やり残した仕事として、
抑圧されていた「自我」だからです。
そして、
その自我に、
十分な表現と存在の場を与えてあげることが、
必要だからです。
そして、その感情表現の際に、
この心身一元的な視点が、
とても重要になります。
ライヒが、
筋肉の鎧をもつ、防衛的な身体には、
十分な感情体験がないことに気づいたように、
十分な感情体験とは、
十分な身体的運動(表現)が、
ともなうからです。
そのため、
ゲシュタルト療法では、
クライアントの方の感情表現の際の、
身体として表現に注目します。
身体的な反応や、
ブロックが表れたりする際は、
さまざまなサポートを行ないます。
そして、十分な表出が、
行なわれるようにするのです。
そして、実際、
ゲシュタルト療法においては、
クライアントとして、
そのような、心身一元的な、
全身的な、表現活動を繰り返していると、
表現と感情の流れによって、
段々と、
身体のブロックが解除されてきます。
身体が変わっていくのが、
実感されます。
呼吸がなめらかになり、
喉や胸がひらき、
骨盤の詰まりがなくなります。
身体の感受性が高まります。
快楽の感度も高まります。
その結果、
使えるエネルギーが増大して、
エネルギッシュになります。
(また、目的ではありませんが、
―目的でもいいですが―
年齢も、若く見られるようになります)
このように、
体験的心理療法では、
心身一元論的なアプローチが多いのですが、
ワークの進展に従い、
心理的にも、
肉体的(物理的)にも、
全身的な開放が、進んでいくのです。
進化が、
分かりやすい所以です。
※気づきや統合、変性意識状態(ASC)への
①心身一元論 ―全体論
さて、思い起こしていただきたい。
私たちが、初めての人に会った時、
何をもって、
その人の人格や存在を感じとり、
「この人は、信用できる」とか、
「この人は、信用できない」とか、
評価したりしているのでしょうか?
私たちは、
その人の表情やしぐさ、声の調子、
全身から発散する雰囲気を感じとり、
その人を、評価しています。
さて、
人間の本質を見る時に重要なのは、
その人の「話している内容(コンテンツ)」では、
ありません。
その人の「話している状態(プロセス)」、
その人の「話し方」と、
その調子・雰囲気に、
その人の本質が表れているのです。
このことを、
私たちは経験上、知っています。
◆自己一致と不一致
自己一致self-congruence
という言葉があります。
その人の、自己概念と実際の経験とが、
意識と無意識が、
一致している状態を示す言葉です。
よく自己一致している人は、
自然です。
私たちに、
心地良い波動を感じさせます。
自己一致とは、
自己の存在に、矛盾なく根ざすことによって、
可能となるものです。
一方、
私たちの多くは、
自己一致してところを色々持っていますが、
特に強く、自己一致していない人は、
その感じが態度に出ます。
その自己不一致、違和感、不協和音が、
からだの緊張、不自然さ、こわばりとして、
表に、雰囲気として、出ています。
どこか不調和な、
居心地の悪い波動を
感じさせます。
私たちが、
嘘をついている人を見破れるのは、
そのためです。
では、
この自己不一致は、
どこから来るのでしょう?
◆身体という表現の経路
この自己不一致は、
別に記した複数の自我(私)の、
葛藤状態から来ているのです。
内的葛藤は、
言葉(話している内容)と、
身体との不一致。
声の調子(言葉と音声の不一致)。
身体の雰囲気として表れるのです。
大概、人は、
自分が同一化している
自我を主体として、
その他の自我たちを抑圧しています。
しかし、抑圧された自我たちは、
身体という回路(チャンネル)を通して、
自己を表現して来るのです。
他人は、
身体に現れた別の自我に、
分裂しているその人や作為に気づき、
違和感を感じるのです。
そのため、
自己不一致している、
その裂け目に、
その人の本質が、
見え隠れしているともいえます。
ところで、ゲシュタルト療法では、
このような心身一元的な人間理解を、
そのまま、具体的なセラピー技法としても、
活かしていきす。
クライアントの方が、
心身の統合進めていくための、
有効な介入の糸口として、
利用していくのです。
↓
※気づきや統合、変性意識状態(ASC)への
freegestaltworks
- awareness
- BPM
- NLP
- self-remembering
- X意識状態(XSC)
- やり方
- やり残した仕事
- アウトプット
- アディクション(中毒・嗜癖)
- アヤワスカ
- エンカウンター・グループ
- エンプティ・チェア
- カウンセリング
- カウンター・カルチャー
- カスタネダ
- グルジェフ
- ゲシュタルト・コーチング・アプローチ
- ゲシュタルト療法
- コーチング
- サイキック
- サイケデリック
- サブモダリティ
- シャーマニズム
- シュルレアリスム
- ジョン・C・リリー
- スタニスラフ・グロフ
- スピリチュアル
- スーフィズム
- セッション
- チベット仏教
- トランスパーソナル
- トランスパーソナル心理学
- ネイティブ・アメリカン
- パンク
- ビリーフ
- ビートルズ
- フリー・ゲシュタルト・ワークス
- フロー体験
- ブリージング・セラピー
- ベイトソン
- ホロトロピック・ブレスワーク
- ボディワーク
- マインドフルネス
- マズロー
- マトリックス
- ワーク
- 体験的心理療法
- 信念体系
- 出生外傷(バース・トラウマ)
- 創造
- 創造性
- 創造性開発
- 効果
- 動画解説
- 変性意識(ASC)
- 夢
- 夢見
- 夢見の技法
- 大地性
- 学習理論
- 実際
- 心理療法
- 心理的投影
- 心身一元論的
- 怒り
- 意識変容
- 手順
- 技法
- 投影
- 攻殻機動隊
- 日本的霊性
- 明晰夢
- 映画マトリックス
- 映画攻殻機動隊
- 未完了のゲシュタルト
- 未完了の体験
- 気づき
- 気づきの3つの領域
- 流れる虹のマインドフルネス
- 生きづらさ
- 生きる力
- 癒し
- 登山
- 砂絵Ⅰ
- 禅
- 統合
- 自己啓発セミナー
- 自己実現
- 自己想起
- 自己肯定感
- 自然
- 至高体験
- 英雄の旅
- 葛藤解決
- 表現する
- 覚醒
- 身体性
- 野生
- 鈴木大拙
- 願望の具現化・達成