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心理的投影

諸星大二郎の『生物都市』と鉱物的な変性意識状態(ASC)

さて、諸星大二郎氏といえば、
昔はカルト作家?であり、いまや、
日本を代表する奇譚漫画家
ともいえる存在です。

その彼が、
1974年に手塚賞をとった短編、
『生物都市』は、
昭和の子どもたちの心に、
強烈な刻印を残したトラウマ漫画でした。

内容は、探査宇宙船が、
木星の衛星イオから運んできた、
謎の感染性の何かにより、
人間(生物)と金属類とが、次々と融解し、
融合していってしまうという物語です。

物語の舞台は、日本の地方都市ですが、
やがて、全世界が、抗しようもなく、
すべて溶けあってしまうだろうという事態を、
奇怪な造形と筆致で描いたものでした。

無機物質と生物が融合してしまう、
異形な映像の薄気味悪さもさることながら、
その意識や心までもが、
融解した集合体に、
飲まれていってしまうという事態が、
人間的で文化的な価値観の一切を、
洪水のように押し流してしまうかのようで、
怖ろしくも感じられたのでした。

一方、夢の世界への郷愁にも似た、
その鉱物的な世界に対する、反感と魅惑が、
両義的な感情として、心に残されたのでした。

ところで、このような、
世界が、鉱物化していってしまう物語や、
一見生物に見えない無機物質が、意識体であるという話、
惑星が、単一の意識体であるというような話は、
SF小説の世界では、
比較的、見受けられるテーマともなっています。
そこには何か、
私たちの「意識」や「文化」の曖昧さに対する、
問題提起があるようにも感じられます。

さて、一方、
シャーマニズムの伝統などに、目を向けると、
そこでは、鉱物や石などを、
私たちの同類と考え、
「長老」と見なすような世界観も、
たしかに存在しているのです。
石や鉱物たちは、
いにしえから大地に存在している、
大先輩というわけです。
 
そこには、
私たちの心の基層の空間に、
鉱物的なものとの親和性を生み出す、
何か元型のような傾向性が、
存在しているかもしれない可能性を
うかがわせるものでもあるのです。

ところで、
変性意識状態(ASC)にまつわる、
さまざまな意識の様態を見てみました。

実際、変性意識状態(ASC)における、各種の事例は、
この親和性の背後にあるものについても、
ヒントを与えてくれる場合があるのです、

スタニスラフ・グロフ博士は、
膨大かつ多様な変性意識状態(ASC)の体験を、
体系的に整理・研究していますが、
その『深層からの回帰』(青土社)には、
次のような体験報告も再録されています

これは、
あるLSD体験セッションの被験者の報告ですが、
変性意識を通して見た、
鉱物的状態についての、
大変興味深い洞察ともなっているものです。

ここで、被験者は、自分自身を、
琥珀や水晶、ダイヤモンドなどの鉱物と、
次々に、深く同一化していくという、
奇妙な体験を得ていったのでした。

「セッションのこの時点で、
時間は止まっているようだった。
突然自分が琥珀の本質と思われるものを
体験しているのだ、
という考えがひらめいた。

視界は均質な黄色っぽい明るさで輝き、
平安と静寂と永遠性を感じていた。
その超越的な性質にもかかわらず、
この状態は生命と関係しているようだった。
描写しがたいある種の有機的な性質を帯びていたのだ。
このことは、
一種の有機的なタイムカプセルである琥珀にも
同じく当てはまることに気づいた。

琥珀は、鉱物化した有機物質―
しばしば昆虫や植物といった有機体を含み、
何百万年もの間、
それらを変化しない形で保存している樹脂―なのだ。

それから体験は変化しはじめ、
私の視覚環境がどんどん透明になっていった。
自分自身を琥珀として体験するかわりに、
水晶に関連した意識状態につながっている
という感じがした。

それは大変力強い状態で、
なぜか自然のいくつかの根源的な力を
凝縮したような状態に思われた。

一瞬にして私は、
水晶がなぜシャーマニズムのパワー・オブジェクトとして
土着的な文化で重要な役割を果たすのか、
そしてシャーマンが
なぜ水晶を凝固した光と考えるのか、理解した」

やがて、この体験は、
水晶からダイヤモンドへと移っていきます。

「私の意識状態は別の浄化のプロセスを経、
完全に汚れのない光輝となった。
それがダイヤモンドの意識であることを
私は認識した。

ダイヤモンドは化学的に純粋な炭素であり、
われわれが知るすべての生命が
それに基づいている元素であることに気づいた。
ダイヤモンドがものすごい高温、高圧で作られることは、
意味深長で注目に値することだと思われた。

ダイヤモンドがどういうわけか
最高の宇宙コンピュータのように、
完全に純粋で、凝縮された、抽象的な形で、
自然と生命に関する全情報を含み込んでいるという
非常に抗しがたい感覚を覚えた。

ダイヤモンドの他のすべての物質的特性、
たとえば、美しさ、透明性、光沢、永遠性、不変性、
白光を驚くべき色彩のスペクトルに変える力などは、
その形而上的な意味を
指示しているように思われた。

チベット仏教が
ヴァジュラヤーナ(金剛乗)と呼ばれる理由が
分かったような気がした
(ヴァジュラは『金剛』ないし『雷光』を意味し、
ヤーナは『乗物』を意味する)。
この究極的な宇宙的エクスタシーの状態は、
『金剛の意識』としか表現しようがなかった。

時間と空間を超越した純粋意識としての
宇宙の創造的な知性とエネルギーのすべてが
ここに存在しているように思われた。

それは完全に抽象的であったが、
あらゆる創造の形態を包含していた」
グロフ『深層からの回帰』菅靖彦、吉田豊訳(青土社)

さて、とても興味深い体験報告ですが、
例えば、精神病圏といわれるものの背後などでも、
このような元型的な力(意識)の作用が、
どこかで働いているのではないかという、
疑問を持つことも可能なわけです。

統合失調症に見られる、ある種の特徴などは、
そのような鉱物的なものとの親和性、共振性を、
強く感じさせるものでもあるからです。
また、多種多様なアウトサイダー・アートの造形などからも、
そのような質性が、感じ取られるものとなっているです。
その硬質性、透明性、反復性、無限性などは、
しばしば、原質的で、鉱物的な風景に、
私たちを、誘うものでもあるのです。

そのように考えると、
これらの傾向性は、
それほど奇異なものではなく、
私たちの精神の基層に根ざした、
何らかの表現形態であると、
考えることもできるわけです。

そして、
シャーマニズムの伝統の中にいる人たちも、
また、私たちの身近にいる、
鉱物嗜好者たちなども、
鉱物に心身を投影することを通して、
その中に、
何らかの意識の基層的な形態を、
感じ取っている可能性が、
考えられるわけです。

『生物都市』が、
私たちの中に引き起こした、
不思議なざわめきは、
そのような事柄を考えさせるのです。


※気づきや統合、変性意識状態(ASC)への
より総合的な方法論については、拙著↓
入門ガイド
および、
『砂絵Ⅰ 現代的エクスタシィの技法 心理学的手法による意識変容』
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【PART1 Basic】ゲシュタルト療法
ゲシュタルト療法【基礎編】
ゲシュタルト療法【実践・技法編】
ゲシュタルト療法【応用編】
「セッション(ワーク)の実際」

【PART2 Standard】
気づきと変性意識の技法 基礎編
変性意識状態(ASC)とは
「英雄の旅」とは
体験的心理療法
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禅と日本的霊性
野生と自然

【PART3 Advanced】
気づきと変性意識の技法 上級編
変性意識状態(ASC)の活用
願望と創造性の技法
その他のエッセイ

【PART4 当スペース関係】
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弟子に準備ができた時、 師が現れる

「弟子に準備ができた時、

師が現れる」

という言葉があります。

 

この不思議な共時性は、

実際に、働いている実感があります。

 

ただ、対人関係を、

心理学的な投影関係の中で考えると、

このことは、

案外、普通の事柄とも言えます。

 

人は、

自己の心理的な成長とともに、

自分の中に芽生えて来た、

創造的な因子を

(鏡に映すように)

外部の他者に投影するようになり、

他人の優れた美質を、

見出しやすくなるとも、

言えるからです。

つまり、

内実の成長とともに、

他者の中に、

「師」(未来の可能性の自分)、

を見出しやすくなる、

というわけです。

 
 

………………………

 

さて、私たちの中には、

「複数の自我」がありますので、

それぞれの自我に、

対照するような形で、

外部の他者に、

萌芽しつつある、

その自我要素を見出していきます。

 

私たち自身が、

自己の中に、未だ端的に感じ取れない

心(自我)の要素を、

他者の上に、見出していくのです。

 

そして、

それらの他者との交流を通して、

その要素(自我)が、

だんだんとくっきりと育っていき、

自己の重要な属性に、

なっていくのです。

 

そして、

成長の果てに、

かつては、自分が目標とした人の、

或る美質が、

自分の中にも育って来たことを見出して、

深い感慨を得ることになります。

 

ヘルマン・ヘッセの小説、

『デミアン』は、

タイトルどおり、

魔霊(demon)のような、

不思議な友人()をめぐる、

ある青春の物語です。

 

批評家のブランショも指摘するように、

この物語自体が、

話り手の白昼夢であるような、

不思議な肌触りを持った小説です。

 

描かれる出来事も、

通常の日常的現実を超えるような、

どこか夢幻的な光輝を帯びています。

 

さて、その物語は、

戦地で砲弾を浴びた、

(死に近くいる)

主人公が、自分の心の中に、

かつての卓越した友人()のような、

自己の存在の姿を、

見出すところで終わっています。

これは、

上記で見たような事柄を考えると、

納得的な結末だといえるでしょう。

 

そして、

そのようなことは、

実際にあることなのです。

エンプティ・チェア(空の椅子)の技法Ⅱ

スライド2

さて、
「エンプティ・チェアの技法Ⅰ」

では、
一番よく使用されるタイプの、
使用方法とその原理を、
見てみました。

 

誰か実在の人物を、
エンプティ・チェアに置いて、
その人物に、語りかけ、
伝いたいことを伝えたり、
また、相手になってみて、
その気持ちを探ってみるという、
形のものです。

 

また、これとは別に、

ワークが、進行する中で、
クライアントの方の中から出てくる、
心的欲求(感情)を、
エンプティ・チェアに、
展開していく手法があります。
これは、とても効果を発揮する技法です。

ここでは、それについて、
見ていきましょう。


①「複数の欲求(自我)」を知る

私たちは、
「複数の欲求(自我)」を持っていますが、
ほとんど、それらを意識することなく、
生活していることを、

別に、見ました。

そのため、
それらの欲求(自我)が葛藤を起こし、
私たちを苦しめていても、
その解決の糸口が、

なかなかつかめないのです。
私たちが、
「複数の自分」であることに、
無知であるからです。

ここにおいては、何よりもまず、
「真に知る=識る」ことが、
解決の入り口となります。

しかし、

真に「知る=識る」とは、
「解釈=理論」を、

当てはめることではありません。

「真に識る」とは、
対象との、存在的な同調・同化においてしか、
また、全身的な関わり・交わりの中でしか、
なかなか、得られないものなのです。
それは、感覚的な把握に他なりません。

エンプティ・チェアの技法は、
「複数の欲求(自我)」を、
直接的に体験し、
それら自身になり、
それらを内側から識り、
それらを生きることができるがゆえに、
大きな効果を持つものであるのです。


②「複数の欲求(自我)」を切り分け、取り出す

さて、私たちが、
「複数の欲求(自我)」の存在に、
普段、気づけないのは、
それらが、

よく「見えない=認知できない」からです。

それは、喩えると、
あたかも、濁った暗い水面から、
水面下の、
ぼんやりとした鯉(欲求、自我)の影を、

見ているようなものです。

それらを、ぼんやりと、
悶々とした情動の惑乱(衝動、圧迫)として、
感じているだけなのです。

エンプティ・チェアの技法は、
喩えると、この、
「鯉(欲求、自我)」を、一旦、
濁った暗い池から、
「澄んだ生け簀」に、移すようなものです。

そこにおいて、
私たちは、自分の中にある、
さまざまな複数の欲求(自我)を、
目の当たりにすることができるのです。
そして、
それらを、直接見ることや、
体験することが、
できるようになるのです。

実際の使用場面でいうと、
ワークを展開していく中で、
クライアントの方の中に、
2つの自我の葛藤を見出すことがあります。

 

それは、
胸の前で、両手を合わせて、
ギューと押しあっている感じです。

または、
クライアントの方が、
ある感情を表現しようとしている時に、
「ノイズ」のように、
それを妨げる力(存在)を感知する場合があります。

そのような場合に、
クライアントの方に、
それらの存在を指摘し、
それらを、椅子に、
ロール(役)として、
分けて(置いて)みることを、提案していきます。


②各「欲求(自我)」を生ききる
 
葛藤がある場合、
それは、例えば、
胸の前で、両手を合わせて、
「押しあっている」ような感じとしました。

この状態は、それぞれが、
相手を押しているので、喩えると、
二人が「同時に」しゃべっているようなもので、
騒音(欲求・感情)が混じりあっていて、
それぞれの欲求(感情)や、
自我の言い分は、
よくわかりません。

さて、
「押しあっていた両手」の、
片方の手を、いきなり外すと、

どうなるでしょう?

つっかえがはずれて、
もう片方の‎手の力が、バーンと出ます。
ロール(役)を分けるとは、

そのようなことです。

クライアントの方に、
それぞれのロール(役)に分かれてもらい、
片方の欲求(自我)の妨げを

取り除いた状態で、
もう片方の欲求(自我)そのものに

なってもらうのです。

そうすると、
葛藤の時には、体験もできなかったような、
各欲求(自我)の存在が、
バーンと、表に出てくるのです。

そして、
クライアントの方に、

それぞれのロール(役)に、
代わりばんこになってもらい、
欲求(自我)同士の対話を、

進めていってもらうのです。

さて、実は、
各欲求(自我)は、お互い、
相手に言いたいことがあったために、
相手の存在を妨げるという事態が、
起こっていたのです。

そのため、
クライアントの方には、
ロール(役)を分けた状態で、
まず、
それぞれの欲求(感情)の状態を、
十二分に体験してもらいます。


その欲求(自我)が、

「何者」であるのかを、
全身全霊で、

理解・認識してもらいます。

そして、その上で、
欲求(自我)同士の対話を

進めていってもらうのです。

そして、
お互い相手の言い分を、
十分認められるようになると、
葛藤はなくなり、
それぞれの欲求(感情)が、
自分自身になり、
各々で、並存できるようになるのです。

相手の欲求(自我)は、
敵やライバルではなく、
別の機能をもった仲間であると、
分かるようになるからです。

さて、エンプティ・チェアの技法を使った、
ワークは、大体、このような形で、
展開します。
葛藤→分離→対話→統合のプロセスを、
たどっていくのです。

エンプティ・チェアの技法は、
ゲシュタルト療法の代表的なテクニックですが、
大変、有効な技法であり、
単なる心理療法にとどまらない、
応用的な活用が、
可能な手法ともなっているのです。

 

↓実際のセッション(ワーク)は

・セッション(ワーク)の実際

・セッションで得られる効果と成果

 

 

※エンプティ・チェア技法の、

詳細な手順や、応用的な使い方、

また、気づきや変性意識状態についての、

総合的な方法論は、拙著↓

入門ガイド

『気づきと変性意識の技法:流れる虹のマインドフルネス』

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※エンプティ・チェアの技法について、

 もっと知りたい方は、専門姉妹サイト

 →「エンプティ・チェア・ワークス」

 

 

↓動画「ゲシュタルト療法 エンプティ・チェアの技法Ⅱ 葛藤解決」

 

動画「ゲシュタルト療法 エンプティ・チェアの技法Ⅰ」

 

↓動画「葛藤解決の方法(ポイント)」

 

↓動画「葛藤解決の方法(ポイント)Ⅱ ネガティブな感情の扱い方」

 

※エンプティ・チェアの技法を、きちんと効果的に使うと↓

 動画「ゲシュタルト療法と、生きる力の増大」 

 

※エンプティ・チェアの応用的な使い方は↓

 

※エンプティ・チェアの技法の詳細な解説は、コチラ(第二部)↓



エンプティ・チェア(空の椅子)の技法Ⅰ


「エンプティ・チェアの技法」は、心理療法の世界においては、ゲシュタルト療法といえば、すぐにエンプティ・チェアの技法が想起されるほどに、ゲシュタルト療法のイメージとなっているものです。また、現在では、カウンセリングやコーチングなどでも、簡易な形でテクニックとして広く取り入れられたりもしています。

 しかし、実は、エンプティ・チェアの技法の効果にはかなり広い幅があります。浅い効果(視点/ポジションの転換)のレベルから、深い効果(分裂した自我状態の統合)のレベルまで、さまざまなレベルの効果を発揮するものなのです。

 そのため、エンプティ・チェアの技法は、その原理(構造)をよく理解することで、より深い領域で的確に使っていくことができるようになります。ところが、エンプティ・チェアの技法は、セッションの中で自分自身がその変容を充分に体験していないと、その原理(構造)を深いレベルでは理解できないようにもなっています。そのため、古典的なゲシュタルト療法の教科書においてさえ、充分な記述がないことになっているわけです。

 ここでは、なるべく構造的なわかりやすさを考慮して、記述していきたいと思います。

 

 さて、ところで、エンプティ・チェアの技法は、セッションの中の、さまざまな場面において利用でき、効果を発揮するものとなっています。一番、多く使用される方法は、誰か実在の人物を、エンプティ・チェアに置いてみて、(そこに居ると仮定して)その人物に、語りかけ、伝いたいことを伝えるというものです。また、相手になってみて、その気持ちを探ってみるという、形のものです。では、この手法の、原理的な意味を少し見ていきましょう。

①原理

 さて、心理学、フロイトの精神分析においては、「投影 projection」といえば、自分が心理的に抑圧したもの=自分のものと認めたくないもの=分裂した心的内容を、相手(外部の世界)に投げ込む「防衛機制」を指しています。自分の潜在意識(無意識)に抑圧した心理的内容は、どこかに消えてしまうのではなく、それを投影しやすい他者を見つけて、そこに映し出されるというわけです。

「あの人はなんかすごく嫌な人」「あの人は生理的に受けつけない」という時、多くの場合、私たちは、自分の内にある受け入れたくない要素、認めたくない要素(自分の感情)を、相手に投影しているものです。「あんな邪悪な感情を持っているのは、(自分ではない)あの人だ!」「自分は、あんな邪悪な感情はまったく持っていない!」という風になっているわけです。そのことで、その感情を「自分のもの」と感じることから守られるわけです。自分の心地良いセルフ・イメージが守られるわけです(「私はいい人」)。しかし、そのように制限的なセルフ・イメージ(ニセの自己像)を持つことで、心の奧底では苦しい葛藤も生じますし、対人関係の苦痛や生きづらさも生まれてきてしまっているわけです。

また、そこまで心理的内容に限定しなくとも、私たちは一般に、外部の世界(他者)を知覚でとらえようする時は、無意識的に、自分の内的(心的)要素を外部の世界に投影して、物事を把握しようとしているものです。
後に、「暗黙知」というコンセプトで有名になる科学哲学者マイケル・ポランニーは、私たちが対象世界をとらえる際の、身体知の投影(投射)についてさまざまな考察をめぐらしています。そのアイディアは、フランスの哲学者メルロ=ポンティの身体論などからインスパイアされたものです。

「画家は、その身体を世界に貸すことによって、世界を絵に変える」(メルロ=ポンティ『眼と精神』木田元他訳、みすず書房)

上は、画家が創作活動の中で、身体感覚を投影して、風景(対象)をとらえる(統合・体内化)する様子を比喩的に描いた言葉ですが、私たちは、通常、潜在意識も含めた心身の全存在で、世界や他人に関わり、それを把握しようとしているわけです。私たちは、客観的に、ニュートラル(中立的)に、外部世界をとらえているわけでは決して無いのです。

他人や外部世界が、ニュートラル(中立的)に、客観的にとらえられるようになるのは、ある程度、自分の心的投影の歪みが解決された後での話です。

さて、エンプティ・チェアの技法は、この「投影 projection」の原理を応用したものになっています。そして、その心理的投影の歪みを取り去るため(分裂を統合するため)の技法となっているのです。

②技法と手順

エンプティ・チェア(空の椅子)の技法は、クライアントの方とセッションを進めるなかで、クライアントの方にとって、「或る人物との関係性」が重要なテーマであると感じられた時、また、強い感情的な価値(付加エネルギー)を有していると判断された場合に、まずは提案される技法のひとつです。

(1)まず、クライアントの方に、空いている椅子や座布団の上に、その人が居ると仮定してもらいます。

(2)次に、その人に、言いたい事を伝えてもらいます。

さて、簡単に書きましたが、「架空の劇」にもかかわらず、このようなこと自体が、クライアントの方にとって、心の負担となる場合もあるので、丁寧で慎重なやり取りや場の設定が必要です。

というのも、この原理は、上の図のようになっているからです。

つまり、椅子に置く「その人物」とは、実はクライアントの方の中に存在している心的内容(欲求・自我状態)の投影されたものだからです。言い換えると、心的内容(欲求・自我状態)そのものだからです。

仮に「人物A」を置いた場合、そこに、クライアントの方が見ているのは、人物Aに投影している、自分の心的欲求A(自我状態A)そのものなのです。(本人は、それに気づかず、そこに人物A本人を、見ていると思っていますが…)

そして、この場合、そこに見た人物A=心的欲求Aとの「抑圧・葛藤関係=関係性(非対称性)」において、今度は、自分がただちに心的欲求B(自我状態B)となってしまうのです。意識が、自分を欲求B(自我状態B)と同一化してしまうのです。目の前に、抑圧された欲求(自我状態A)が投影されているので、反発・対立構造的に、自分がアンチAである「自我状態B」になってしまう(同一化されてしまう)からです。

ポイントは、ここです。

心的欲求(自我状態)Aと心的欲求(自我状態)Bとの対立構造(=カップリング・非対称性・両極性・葛藤)のなかで、己の意識的なアイデンティティ(同一化)が、一方側の自我状態に拘束され(囚われ)てしまっているわけです。
私たちは普段、自分を十全な自分だと思ってますが(錯覚してますが)、実は、自分の中の「部分的な存在状態」、自我(欲求)Bに同一化している存在で
しかないのです。
ここを実感的に理解できることが、エンプティ・チェアの技法を理解するための要点です。そうでないと、形だけで椅子を移ってもらう、中身のないセッションになってしまうからです。

ちなみに、これが、普段の日常の人間関係のなかでも、私たちが苦しめられたり、不自由(拘束的・囚われ)になってしまう理由なのです。

実は普段も、私たちは、目の前の実在する他人に苦しめられたり、拘束されて(囚われて)いるのではなく、その人に投影している自分自身の自我(欲求)状態の、葛藤構造(非対称性・両極性・分裂)に拘束されて(囚われて)、苦しめられているのです。世間に多い、加害者と被害者のカップリング、ゲシュタルトでいうトップドッグ(超自我)とアンダードッグ(下位自我)のカップリングも、心の非対称的な分裂構造として、私たちの心の中に、元々存在しているものなのです。

そのため、潜在意識の中にある、この自我(欲求)状態AとBとの関係性を、充分に意識化することや、その苦痛化した非対称的な構造(葛藤・緊張)を解放し、変化(緩和・流動化)させることが、治癒や統合のためには必要なことなのです。そのためには、この非対称的・葛藤的な拘束のなかで、強く緊張している感情エネルギーを解放していくことが必要となるのです。

しかし、そのやり方(方法・技法)は、実はシンプルなことなことでもあるのです。

方法としては、今同一化しているその自我状態の情動や感情を充分に体験し、表出・表現しきっていくということなのです。放出しきるということなのです。

たとえば、今同一化している自我状態Bになった場合は、そこで体験している感情体験をメッセージとして、十分に感じ・体験して、余すところなく、人物(自我状態)Aに向けて表出し、表現し、伝えることなのです。願望、不安、恐れ等々も含めあらゆる感情に気づき、体験し、表現しきることなのです。

そのことを行なうことで、自我(欲求)状態Bの十全な存在体験、存在表現となり、充溢した十全な存在状態を導くことになるのです。そのことで、過度な緊張エネルギーが放出され、弛緩し、強い拘束が少し弛みだすのです。重要なのは、「充分に感じ、体験し、伝えきる」ということです。それが、欲求不満な溜まっている言えない(禁じられた)気持ちを解放し、完了させることにつながるのです。

もしも、ここで、 「自我状態B」に充分同一化できて(なりきれて)いなく、そのBがはらむ情動が充分に体験・表現されない場合は、「自我B」は「自我B」ではなく、「自我B(-A)」のように、「Aの存在に少し毀損されたB」という、葛藤を含んだ中途半端の存在(自我・欲求)にとどまってしまっているのです。これだと、「自我B」の十全な存在状態にならないのです。そうなると、葛藤的・非対称的な拘束を脱するのに、不足が生じてしまうのです。次に見るように、椅子を移っても、自我状態が変わることが起きないのです。ここには、注意深い観察とアプローチが必要となるのです。

③役割交替

さて、次に、クライアントの方に、Bから、Aの椅子(位置)に移動してもらいます。

すると、自我(欲求)状態Bが充分に表現されていた場合、クライアントの方の意識は、直ちに、自我(欲求)状態Aに同一化します。自我(欲求)状態Bが充分に表現されていない場合、Bの要素を、Aの椅子(位置)に持ち込んでしまうため、自我(欲求)状態Aに充分同一化できないこととなります。「自我A(-B)」の状態です。

この自我(欲求)状態変換の技法的原理は、催眠で言うところのアンカリング(知覚情報と自我状態の結びつき)になります。先ほどのBの役の時に、Aの椅子に、自我(欲求)Aを投影していたので、Aの椅子に、座った時に、直ちに自我(欲求)Aに同一化するのです。

まとめると、B(本人役)の時に、自我(欲求)状態Bが充分に表現されていたか否か、Aの椅子に自我(欲求)状態Aを、クライアントの方が充分に投影できていたか否かが、重要なポイントととなります。この表出と投影が充分になされていないと、椅子を代わったところで、充分に自我(欲求)状態Aに同一化することができないからです。

そして、この自我(欲求)状態への同一化を通して、クライアントの方は、普段は分裂(投影)していた、自分の自我(欲求)状態の意図を、深いレベルで体験し、感じ取ることができるようになるのです。
これは、普段の日常生活では、決して起こらない事柄です。
そのため、ファシリテーターは、ワークの各ステップの中で、クライアントの方がそれぞれの役の時に、充分に(混じり気なく)、その自我(欲求)状態単体に深く同一化できているかを、きちんと確認していかなければならないのです。

もし、そうでない場合は、まったく別の心的内容(自我)が、そこに存在している可能性もあるので、場合により、「別のアプローチ(そのⅡ) 葛藤解決」を部分導入しないといけないかもしれないからです。

④役割交替の繰り返し

さて、そして、椅子を交互に移りながら、この役割交替を、何度か繰り返します。

すると、(同じ存在である)意識・気づきが、両方の自我状態A・Bに交互に同一化していくことで、分断していた非対称的なAとBの間に、意図(情報)の流通(横断)がつくりだされます。
相手の自我状態に対して、共感的理解が少しずつ生まれ出すのです。意図(情報)とエネルギーが交流しはじめ、対称性が生まれだすことになるのです。

ここでは、意識・気づきのメタ(上位)的な位置が、情報の経路として効果を発揮します。体験を体験する気づきの力です。

また、役割交替を、何回も繰り返す必要性は、非対称的で、硬化した相互拘束を溶解するには、片方ずつ、少しずつエネルギーを流すしかないからです。固く留められた2箇所のネジを弛める要領です。片方を弛めるともう片方が弛めやすくなります。その片方を弛めると元の片方がさらに弛めやすくなります。この繰り返しで相互拘束がほどけるのです。
 その各自我状態の中にひそんでいる感情・意識・認識・信念の「塊」は長年に渡り固形化しているので、それを溶かすには、少しずつ動かし、揺さぶるようにエネルギー(感情)をさまざまなパターンで流し、体験する必要があるからです。

自我欲求の非対称的構造は、揺り動かすような動きを与えないと、深い部分のエネルギーが自由に流れ出さないからです。各自我状態の深いところに存在している、真のメッセージを聴き取ることができないからです。役割交替を繰り返すことで、クライアントの方も、各自我状態にも慣れてきて、各自我それ自身(単体)の内実に、より深い気づきをもって同一化をすることができるようになるのです。

そして、ワークを進めていき、たとえば「自我状態B」が充分に体験されていくと、「自我状態B」は「自我状態B´」や「自我状態Y」へと姿(状態)を変えていくことになります。なぜなら、「自我状態B」という状態自体が、相互拘束(反発と葛藤)によって生み出されていた、偏った部分的状態だっただからです。十全な体験と表現ができて、拘束が弛むことで、「自我状態」はより本来の姿(状態)へと戻っていくことになるのです。

そして、変容した「自我状態X」「自我状態Y」として交互に交流を深めていくと、これら自我(欲求)状態を対立している自我(欲求)状態としてではなく、自分の中の「役割」(部分)でしかなかったことに気づける「大きな広がった状態」に、クライアントの方は移行していくことになるのです。
そして、「自我状態X」「自我状態Y」が溶け合い、合わさったような、そしてさらにそれを超えた、フラットで充実した広がり(空間)を、自分自身の中に見出していくこととなるのです。
これが「統合」状態ということになります。

この状態を、ゲシュタルト療法(パールズ/フリードレンダー)の用語で「創造的中立性(創造的無関心) creative indifference 」と呼ぶこともできます。
「両極性(の葛藤)」が均衡・中和・消滅した中空状態/感覚です。
「両極性」にとらわれることのない自由な無の空間、ゼロ・ポイント、空性です。
セッションの中でも、ここで人はしばしば、澄み切った静かさのスペース(空間)のひろがりを経験したりもします。
(この「創造的中立性」状態と、次世代のトランスパーソナル心理学が「トランスパーソナル(超個/超人格)」的と呼ぶ意識状態が、地続きでつながっていることは予感できると思います。このような点が、ケン・ウィルバーが、ゲシュタルト療法(心身一元論的心理療法)とトランスパーソナル的な状態を連続的にとらえることを可能にする「実践的/実在的な根拠」でもあるのです)

さて、時として、この統合された自我(欲求)状態が、「自我状態Z」として現れてきた場合は、新しい椅子を別に用意して、その場所を与えてあげるというのも、技法的にはアリです。

そして、クライアントの方は、変容した自我/欲求状態XとYを体験しつつ、自分が過去に外部世界や相手に投影していり、自分だと信じ込んでいた自我(欲求)状態AとBが、偽りの、仮の状態(姿)であったことにまざまざと気づくことができるのです。
クライアントの方が、実在するAさんに投影していた、自我(欲求)状態Xの姿を、自分でもアーハ体験のように気づきくことになるのです。「Aさんだと思っていたのは、自分のXだったのだ!」と驚くことになるのです。幻想や霧が晴れた了解感と、充実した統合的なエネルギーを感じるようになるのです。

そして同時に、実在するAさんに投影していた、自我(欲求)状態A自体が、元来、自分の分裂した自我状態・パワーであったことに気づくのです。そして、そのパワーを、自我状態Xとして、自分のものとすることができるです。
クライアントの方は、分裂して生きられていなかった別の自分と統合されることで、ひとまわり大きくなった自分、パワフルになった自分を実感することができるのです。

※よくある間違い(失敗)について

よく、エンプティ・チェアの技法について、「なかなか終わらない」「終わらせ方が分からない」「腑に落ちない(気持ち悪い、モヤモヤした)終わり方になる」「頭で考えただけの結果になる」というような話を聞きます。
このような場合は、各「自我(欲求)状態の変容」が起こせていないことが一番の問題といえます。ワークの中で、クライアントの方が、それぞれの自我(欲求)状態に深く同一化することや、体験を深めることができていないのです。特に、感情的な要素です。
対立・葛藤状態にある「自我(欲求)状態A・B」のままで、椅子を移っていても、それは元々の葛藤状態を確認するだけのことで、統合は起きません(視点の転換くらいのことはできます)。各自我(欲求)状態への深い同一化(体験とエネルギーの解放)と、自我(欲求)状態X・Yへの変容を通じて、本当の統合も起きてくるのです。
このあたりの誘導は、微細精妙な技法と、自己の変容体験とリンクしてきますので、この技をより深めたい方は、ぜひ当スペースで学んでみていただければと思います。セッションにおいては、ファシリテーター自身の持っている変容体験が、クライアントの方の変容体験に同期しますので、ごまかしの効かない世界となります。より深い変容体験を持っているファシリテーターの方が、クライアントの方により深い体験を起こすことができるのです。シンプルな話なのです。

さて、以上が、エンプティ・チェア(空の椅子)の技法のあらましとなります。この技法は、さまざまな活用場面を持っており、また、その効果も多様なものです。そのため、ゲシュタルト療法を超えて、色々な流派でも、採用されることになったのです。

しかし、この技法のもつ潜在能力は、それだけに終わるものではないのです。
たとえば、「意識 awareness 」が、限定的な自我(欲求)状態をさまざまに移動していくこの技法のプロセスは、逆に、意識 awareness そのものが持っている非限定的な力を照らし出すことにもなります。それは、さきに少し触れたようにトランスパーソナル(超個的・超人格的)といわれる状態の秘密(原理)を解き明かす重要なヒントでもあるからです。

そして、このことが体験的に理解できると、トランスパーソナル心理学の理論家ケン・ウィルバーが、「ゲシュタルト療法的な心身一元論的統合(ケンタウロスの状態)は、ごく自然にトランスパーソナル的体験に移行する」と指摘していることの深い(深遠な)意味を理解できるようにもなってくるのです。

そして、それを単なる理論ではなく、実際の体験としても実感できるようにもなるのです。当スペースでは、なぜ、トランスパーソナル的な体験が得られやすいのかということの原理的な説明にもなっているのです。

同様に、私たち人類が、何万年にも渡って実践してきたシャーマニズム的伝統の秘密も、実は、この技法や、それが生み出す変性意識状態(ASC)との関係に含まれていたりもしていることがわかってくることになるのです。

このようなさまざまな点からも、この技法を深いレベルで身につけていくことは、同時に、人生を根本的に変える(超える)決定的な技法を手に入れていくことにもなるのです。

※実際のセッション(ワーク)は↓をご参考ください
セッション(ワーク)の実際
セッションで得られる効果
※関連記事
エンプティ・チェアの技法Ⅱ 葛藤解決
葛藤解決の方法(ポイント)Ⅰ
葛藤解決の方法(ポイント)Ⅱ ネガティブな感情の扱い方

※エンプティ・チェアの技法について、もっと知りたい方は、専門姉妹サイト
 →「エンプティ・チェア・ワークス」

※エンプティ・チェアの技法は、下記の事柄に強い効果や変容を人に起こします。
変性意識状態(ASC)とは何か
【図解】心の構造モデルと心理変容のポイント 見取り図

【ブックガイド】
ゲシュタルト療法については、基礎から実践までをまとめた拙著
『ゲシュタルト療法 自由と創造のための変容技法』
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ゲシュタルト療法の応用的、進化的な使い方については、気づきと変性意識の方法論である、拙著↓
入門ガイド
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