〈流れる虹のマインドフルネス〉 潜在意識の活用で待ち望んだ飛躍を

潜在意識を科学的に活用する    〈流れる虹のマインドフルネス〉で         人生に待ち望んだ飛躍を創り出す 〈変性意識〉と〈ゲシュタルト療法〉で、     あなたのビジネス、アート、コーチング、カウンセリング、NLPに         本物のつきぬけた魔法(効果)をもたらします

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・目標達成による願望実現
・卓越したパフォーマンスの発揮
・他人への影響力の増大
・抜きんでたアウトプット(成果、結果)の創出
・自信や意欲の増進・人間関係や心の葛藤解決
・能力と創造性(天才性)の開発
・めざましい直観力の伸長
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カスタネダ

カスタネダと「世界を止める」


さて、前回、
攻殻機動隊に出て来る、
「疑似体験の迷路」
という言葉を素材に、
私たちの日常的現実について、
考えてみました。
映画『攻殻機動隊』2 疑似体験の迷路と信念体系

そして、
私たちの日常的現実や、
日常意識も、
疑似体験の迷路と、
そんなに違うものでもない、
ということについて、
考えてみました。

加えて、そのような、
日常意識の中身を、
見抜くのに、
変性意識状態(ASC)からの視線が、
有効であることについても、
見てみました。

さて、今回は、
そのような、
疑似体験の迷路としての、
日常意識に、介入するための、
より身近な視点について、
考えてみたいと思います。


◆カスタネダと「世界を止める」

カルロス・カスタネダといえば、
人類学者として出発し、
インディアンのシャーマンに、
弟子入りすることで、
そのサイケデリックな世界観を、
内側から報告する作家として、
有名になりました。

その後、
作品の語り口は、
さまざまに変貌し、
途中からは、
南米の古代的なシャーマニズムや、
その独特の世界観や方法論を、
伝える作家となりました。

カスタネダの師匠であった、
ドン・ファンの実在性そのものが、
創作であると疑われているように、
カスタネダの語っていることが、
本当に、伝統的なシャーマニズムの、
ものであるか否かは、分かりません。
(本人は、事実であると明言していますが)

ところで、
そのようなカスタネダの、
有名になった言葉のひとつに、
「世界を止める」
という言葉があります。

私たちの「世界」とは、
私たちの内的なおしゃべり、
内的な対話によって、
作り出されている、
という事柄に由来する、
言い回しです。

私たちは、いつもいつも、
「世界とは、こういうものだ」
「世界とは、かくかくしかじかのものだ」
と、自分自身に向かって、
言い聞かせることで、
この「世界」を維持していると、
カスタネダは指摘するわけです。

そして、
その内的対話を止め、
世界を止める、ということが、
真のリアリティへの道である、
というわけなのです。

この内的対話は、
信念体系(ビリーフ・システム)の、
働きとも、連動して、
私たちの知覚・認知する世界を、
保持しているのです。
NLPニューロ・ロジカル・レベル(神経論理レベル)の効果的な利用法

「その点に関する
ドン・ファンの説明はこうだった。
われわれは
みずからに語りかけることによって、
世界にたいする自分の知覚を強化し、
それをある一定レベルの効率と機能に
保っておけるのである。
『全人類が、
内的対話によって確固たるレベルの
機能と効率を保っているのだよ』
いつだったか彼が私にいったことがある。
『内的対話は、集合点を全人類が
共有する一点へ固定しておくための鍵なのだ。
その一点とは、肩甲骨の広さの、
腕をいっぱいに背後へ伸ばしたところにある。
内的対話とは正反対のもの、
すなわち″内的沈黙″を達成することによって、
実践者は集合点の固定した状態を
打破することができ、
知覚の驚くべき流動性を
獲得することができるのだ」
カスタネダ『呪術の実践』(結城山和夫訳、二見書房)

ここでは、
「集合点」という、
知覚を編集するエネルギー・ポイントが、
言及されていますが、
この興味深い内容については、
別の機会に譲りましょう。

この集合点云々の説明を、
抜きにしても、
また、暗喩として、とらえたとしても、
ここで、語られている事態の、
意味合いや妥当性は、
理解されるかと思われます。

私たちが、
内的対話を続けることで、
世界体験を、反復的に、
自己産出しつづけていることは、
明らかなことと、
思われるのです。

私たちの内面を、
冷静に振り返ってみても、
自分がいつもいつも、
自分の中で、おしゃべりを、
し続けている(止められない)ことに、
気づかれるかと思います。

私たちは、
このような、
おしゃべりを止められないのです。

このような、
おしゃべり自体が、
偏向的な性格によって、
自動的に反復されている、
「疑似体験の迷路」
ともいえるものなのです。

これらの内的対話を止めることで、
私たちは、
妨げられることなく、
より直接的に、
世界というものを、
体験していくことが、
出来ることにもなるのです。

その世界とは、
おしゃべりに曇らされることなく、
生き生きと、
陽光にみちた、
より色鮮やかな世界でも、
あるのです。


※気づきや統合、変性意識状態(ASC)への
より総合的な方法論については、拙著↓
入門ガイド
および、
『砂絵Ⅰ 現代的エクスタシィの技法 心理学的手法による意識変容』
をご覧下さい。





【PART1 Basic】ゲシュタルト療法
ゲシュタルト療法【基礎編】
ゲシュタルト療法【実践・技法編】
ゲシュタルト療法【応用編】
「セッション(ワーク)の実際」

【PART2 Standard】
気づきと変性意識の技法 基礎編
変性意識状態(ASC)とは
「英雄の旅」とは
体験的心理療法
NLP 普及・効果・課題
禅と日本的霊性
野生と自然

【PART3 Advanced】
気づきと変性意識の技法 上級編
変性意識状態(ASC)の活用
願望と創造性の技法
その他のエッセイ

【PART4 当スペース関係】
フリー・ゲシュタルトについて
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ホドロフスキー氏とサイコ・シャーマニズム


◆知らされた消息

昔は、
アレハンドロ・ホドロフスキー監督といえば、
ジョン・レノンが惚れ込んだ、
『エル・トポ』や、
その後の『ホーリー・マウンテン』などの、
カルト・ムービーの映画監督として、
有名でした。

その後は、
『サンタ・サングレ』など、
わずかな作品の紹介はありましたが、
長く、その消息を耳にすることもなく、
彼が、活動しているのか、していないのかさえ、
分からない状況でもありました。

(昨今では、
その多様な作品や活動が、
知られる状態となっており、
昔日の状況を思うと、
少し不思議な気持ちにさせられます)

さて、長く、
そのような状態であったため、
自伝として届けられた、
『リアリティのダンス』(青木 健史訳/文遊社)は、
ホドロフスキー氏の、
その間の消息を伝えてくれる、
貴重なドキュメントとなっていたわけです。

そして、その内容は、
『エル・トポ』以前も、以後も、
彼が、実に濃密で、
精力的な活動を、
生涯の探求として
推し進めていたことを、
知らせてくれるものでもあったのです。


◆サイコ・シャーマニズム

さて、
その自伝的な内容ですが、
シュルレアリスム(超現実主義)や、
パニック演劇との関係など、
アート系の活動は、
比較的、予想がつく範囲内での、
内容であったわけですが、
その延長・周辺で、
さまざまな精神的探求の活動も、
同時に推し進めていたというのは、
驚きでもあり、
納得的な事柄でもありました。
(『サンタ・サングレ』は、
心理療法的な物語でした)

そして、
(本物らしき?)カルロス・カスタネダや、
アリカ研究所のオスカー・イチャーソなど、
その関係での、
人々との交流や、その描写も、
とても興味深い内容となっていたのでした。

中でも、
多くの紙数を割いている、
サイコ・シャーマニズム、
サイコ・マジック関連の記述は、
その内容の具体性からも、
方法論的な見地からも、
大変貴重なドキュメントとなっているものです。

当スペースのように、
心理療法や、変性意識状態(ASC)、
シャーマニズムや、創造性開発を、
方法論的なテーマにしている者にとっては、
特に、そうであったわけです。

ところで、
彼のいうシャーマニズムとは、
いわば、
「本物のシャーマニズム」です。

通常、現代社会の中で、
シャーマニズムという言葉が、
方法論的な概念として使われる場合、
 (当スペースなどもそうですが)
多くは、その構造的なモデルを、
利用するために使われているものです。

変性意識状態(ASC)を含んだ、
意識の運動性や、
心理的変容を描くのに、
シャーマニズムのモデルが、
とても有効に働くという、
見地からです。
内容紹介 拙著『砂絵Ⅰ: 現代的エクスタシィの技法 心理学的手法による意識変容』

それは、必ずしも、
伝統社会のシャーマニズムのように、
信念体系(世界観)として、
使われているわけではないのです。

そのような意味では、
ホドロフスキー氏のシャーマニズムは、
本物のシャーマニズムにより近いもの、
もしくは、
本物のシャーマニズムとなっているわけです。

そこでは、精神が、
物質の情報を、
書き換える力を持つことを、

もしくはその区分が無いことを、

前提と(確信)しているものでも、
あるからです。

まさに、
マジック・リアリズム(魔術的現実主義)、
なわけです。

そして、もし、
ホドロフスキー氏の施術が、
事実であるとしたなら、
私たちは、
物質・精神・情報についての、
近代的な世界観を、
少し考え直さなければならない、
というわけなのです。

そのような意味においても、
本の中では、
施術のディテールを、
詳細に、記してくれているので、
その点でも、非常に参考となるものに、
なっているわけです。

そして、
その可否や評価については、
各人が、
さまざまな自分の経験を通して、
検証していくしかないものと、
なっているのです。


◆心と信念の影響範囲

さて、
この最後の点(世界観)についていえば、
前回、取り上げた、
NLPの神経論理レベルの中における、
信念(ビリーフ)などとも、
関係して来る事柄といえます。
NLPニューロ・ロジカル・レベル(神経論理レベル)の効果的な利用法

NLPの、
神経論理レベルにおいては、
「信念」という階層が、
実現可能性(できる)の上に、
位置しています。

このこと(世界観)は、
通常、人は、
信念の内あることのみを、
実現できる、
ということを、
意味しているわけです。

信念が、
人のリアリティの範囲を、
確定していくという、
世界観です。

ところで、
ホドロフスキー氏の、
サイコ・マジックを原案にし、
彼自身も出演した映画、
『Ritual(邦題ホドロフスキーのサイコマジック・ストーリー)』
では、
主人公が、
癒しのために受ける儀式(施術)に対して、
恋人の男が、しきりに、
「信じるな」と、
連呼します。

彼の世界観では、
魔女のような施術者が行なう、
儀式などは、迷信以外の、
何ものでもない、
というところなのでしょう。

そして、
映画の最後は、
主人公の儀式(施術)を妨害して、
台無しにした結果、
その恋人が、
主人公に殺されてしまうという、
結末となっています。
(本当は、この施術の結果として、
主人公の苦痛と妄念は、
取り除かれるはずたったのです)

つまり、
恋人の男は、
「信じない」ことによって、
自らの命を、
落としたともいえるでしょう。

では逆に、
彼が、信じていた世界とは、
果たして、どのような世界だったのでしょう。
主人公や、施術者が、信じる世界より、
彩り豊かな世界だったのでしょうか…


さて、
ホドロフスキー氏の作品や活動は、
この他にも、
非常に多岐に渡っていますが、
そのどれもが、
現代社会を覆う、
私たちの制限的な信念(リミティング・ビリーフ)を超えた、
生や現実の豊かさを、
教えてくれるものとなっているのです。

そのような意味において、
ホドロフスキー氏の世界は、
現代では数少ない、
本物のマジック・リアリズム、
となっているわけなのです。



※気づきや統合、変性意識状態(ASC)への

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【PART1 Basic】ゲシュタルト療法
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変性意識状態(ASC)とは

はじめに

人間の持つ広大な潜在能力の開発や、

また、心理療法(ゲシュタルト療法)における、
心理プログラムの改善、治癒作用など、
心の能力や構造を理解するのに際して、
「変性意識状態(ASC)」という、
とても有効な概念があります。

変性意識状態(Altered state of consciousness)とは、
カリフォルニア大学の
心理学者チャールズ・タート博士により、
有名になった意識状態の定義ですが、
通常の、日常意識以外の、
さまざまな意識状態を指した総称です。

日常意識以外の、各種の意識状態、
瞑想状態、催眠状態、トランス状態、夢、
向精神薬物(ドラッグ)による、

サイケデリック(意識拡張)状態、

神秘体験などです。
広くは、体外離脱体験(OBE)、
フロー体験(flow experience)なども、
含まれると考えてもいいかもしれません。

基本的には、良いものでも悪いものでもない、

価値中立的な状態です。

しかし、この変性意識状態(ASC)の扱いに慣れ、
通常の日常意識との間に、
情報的なつながりや、連絡を持てるようになると、
私たちの世界や能力は、
ずっと広がりを持った、

大きなものになっていきます。

人生や世界が、ずっと幅を持った、

豊かなものに変わっています。

 

この人生に、ある意味、

「魔法」が、本当に存在することに、

気づくようにもなるのです、


ところで、かつて、
アメリカの哲学者ウィリアム・ジェイムズは、
著作『宗教的体験の諸相』の、
よく引かれる文章の中で、
以下のように記しました。

「…それは、私たちが合理的意識と呼んでいる意識、
つまり私たちの正常な、目ざめている時の意識というものは、
意識の一特殊型にすぎないのであって、
この意識のまわりをぐるっととりまき、
きわめて薄い膜でそれと隔てられて、
それとまったく違った
潜在的ないろいろな形態の意識がある、
という結論である。
私たちはこのような形態の意識が
存在することに気づかずに生涯を送ることもあろう。
しかし必要な刺激を与えると、
一瞬にしてそういう形態の意識が
まったく完全な姿で現れてくる。
それは恐らくはどこかに、その適用と適応の場をもつ
明確な型の心的状態なのである。
この普通とは別の形の意識を、まったく無視するような
宇宙全体の説明は、終局的なものではありえない。
問題は、そのような意識形態をどうして観察するかである。
―というのは、それは正常意識とは
全然つながりがないからである。
(中略)
いずれにしても、そのような意識形態は
私たちの実在観が性急に結論を出すことを禁ずるのである」
(桝田啓三郎訳『宗教的体験の諸相』岩波書店)

彼自身の変性意識体験より、

導かれた結論のようですが、

変性意識状態について考える際に、
ひとつの参考となる観点です。

以下では、この変性意識状態が、
どのような特徴や構造を持つものなのか、
また、どのように、

私たちの生活の役に立つのかについて、
検討してみたいと思います。

 

 


◆「潜在意識」「無意識」という胡散臭さ

まず、変性意識状態は、
「潜在意識」や「無意識」と呼ばれるものを、
実際に探索するに際して、

有効な働きを示します。

ところで、

世間でよくいわれるように、

「潜在意識」や「無意識」が重要であると、
他の人に言われても、
私たちには、どこか怪しげで、胡散臭い気がします。
それらが、実感として、
よくわからないところがあるからです。


本当のところ、

それらは人から噂話のように聞いていても、
あまり意味が無いことでもあるのです。

「潜在意識」や「無意識」は、
実際に、自分の体験としてそれらを知ることで、
はじめて意味が出てくるものといえます。

変性意識状態(ASC)は、
そのような「潜在意識」「無意識」と、

日常意識をつなぐ領域として、
私たちに、

それらに対する実感的な理解をもたらします。


また、それらと交流したり、

働きかけたりする方法をも、

理解させることにもなるものです。

 

このような側面で、

変性意識状態(ASC)は、
実際的な価値を持つものであるのです。

 


◆心理療法と変性意識状態

まずは、身近な実利的なところで、

心理療法(心理学)における、
その効果(有効性)から考えてみましょう。

心理療法とは、

悩みや苦しみなど、
不調和をきたした心理的プログラムを、
再プログラミング(プログラム修正)することを、
目的としたものです。
ところで、
この再プログラミングをするに際して、
程度の大小はありますが、
日常意識ではない、
この「潜在意識」「無意識」にアクセスすることが、
必要となります。


というのも、
私たちの「日常意識」そのものは、
既存の深層プログラムによって、
作られた表象機能(表象形態)であり、
その日常意識からでは、
当然ながら、
自分自身を生み出している、

基盤的プログラム自体を、
書き換えることはできないからです。


別の経路(迂回したシステム回路)から、
自己の基盤本体に、アクセス介入して、
プログラム修正することが、
必要となるわけだからです。
その際に、
この変性意識状態というものが、
有効に利用されるわけです。

 

催眠療法などを、

イメージすると、

分かりやすいと思われます。

 

催眠療法のアプローチでは、

人間(クライアント)の、

意識面に働きかけるのではなく、

意識面を回避(迂回)して、

直接、潜在意識(無意識)に働きかけることで、

人間(クライアント)の心のプログラムを、

修正しようとするからです。


ところで、変性意識状態(ASC)ですが、

実際のところ、
私たちは、この変性意識状態そのものには、
とても簡単に入れるものなのです。

しかしながら、
その状態において、
自分たちの望むような形で、
任意のプログラム改修(変更)を操作することは、
なかなか簡単には行なえないのです。

それは、人間生体の運営上、
セキュリティの問題(危険)がありますので、
セキュリティ・システムが、
きっちり設けられているからです。
そのため、私たちは、
自分でさえ、簡単(勝手)には、
プログラム修正できないわけなのです。

また、それを行なうには、
セキュリティ・システムをかいくぐる、
ある種の、慎重なスキルや、

心理システムに対する理解が、

必要となってくるわけです。

セッションの中で、
軽度な変性意識状態に移行する、
ゲシュタルト療法(体験的心理療法)は、
そのようなスキルや理解を磨く、
機会となっていくものでもあるのです。

 

 

変性意識状態(ASC)とはⅠ


さて、変性意識には、
色々な状態があります。
しかし、それら自体(単体で)は、
なんら特別なものではありません。

 

私たちの日常意識との対比の中で、
変性意識状態は、
その特異な性格を、

位置づけらけるものなのです。

ところで、

変性意識状態は、
日常意識からの距離によって、
軽いものから、極端なものまで、
多様なスペクトルをもっています。

日常生活の中でも、
私たちの意識は、ふと緩んだ時に、
軽度な変性意識状態に入っていきます。

ちょっとボーとしている時。
何かに没頭している時。
さまざまな機会に、
私たちはするりと、
変性意識の状態に、移行しているのです。

また、
人間関係(関係性、relationship)の中では、
人は、容易に、
無意識の力に惹きこまれて、
軽度な変性意識の状態に移行します。

恋愛や性愛関係、家族関係、
組織内における関係性など、
集合的(集団的)な無意識が、
活性化しやすいところでは、
人は、容易に、
憑依されるように、
変性意識状態に巻き込まれていきます。

意識のフレーム(枠)自体は、

カメラのフレームのように、

(無色透明なものなので)
滑らかに変性意識に移行するので、
変性意識状態に入っていても、
それと気づかれない場合が多いのです。
主観的には、
ふと気づきを得るまで、
私たちは、

ほとんど差異を感じないのです。

そのような変性意識状態に移行する中で、
時により、あまり気づかずに、
私たちは、より冴えた直観力を働かせ、
優れた創造力を発揮したりもしているのです。
また、悪い場合は、
犯罪をおかしたりもしているのです。

のため、気づきawarenessをもって、

変性意識状態を扱えることが、

重要になって来るわけなのです。

また、意図的に、変性意識に入る方法としては、
伝統的には、各種の瞑想技法や儀式的トランス、
向精神薬物の使用などが知られています。

心理療法においては、
セッションの過程の、くつろいだリラックス感や、
内的な感覚集中を通して、
ごく自然に、変性意識状態に入っていきます。
その変性意識状態の中で、
日常意識では、
アクセスできなかった、

深層の情報にアクセスして、
そのプログラムを書き換えていくこととなるのです。

それは、
変性意識状態(ASC)の中においては、
日常意識とは違った形で、
多様なエネルギー、情動、情報の流動性が、
高まって来るからです。
(それに気づくことawarenessができるからです)
そして、
そのような状態(情報空間)の中で、
通常とは違う方法で、
微妙な情報の操作やコントロールが、
可能となって来るのです。

そのため、
意図的に、変性意識状態に入るスキルや、
その中で、エネルギーを方向づけたり、
情報を操作する訓練をしておくことは、
心理療法的な治癒や、
人間の潜在能力・創造力を拡大するためにも、
大変有効なこととなっているのです。

また、逆にいうと、
心理療法のスキルに習熟することは、
これらの能力(意識の拡大、創造力、潜在能力の解放)を、
高めていくことにもなるのです。

そして、この点こそが、
心理療法と、
伝統的なシャーマニズムの、
類似点ともなっているのです。

 

変性意識状態(ASC)とはⅡ

また、変性意識状態には、
さきのジェイムズの文章にあるような、
私たちの日常意識から、
大きく逸脱した、
未知の変性意識状態もあります。

そのイメージは、喩えると、
ラジオのチューニングのようです。
たとえば、
私たちのラジオ(意識)は、
通常AMのNHK放送にチューニングが合っており、
その放送を聞いており、それだけが、
現実(世界)だと思っています。
この例では、NHK放送が、日常意識であり、
その放送内容が、日常現実です。

それが、何かの拍子で、ラジオのツマミが動かされて、
別の放送局(変性意識状態)にチューニングが合い、
別の放送内容(現実)が、聞こえてきたりします。

人類学者カルロス・カスタネダの著作の中に
「集合点」と呼ばれる、
知覚情報を編成するポイント(結節点)が
言及されています。
集合点が動くと、
私たちは、日常的な私たち自身であることを失い、
その現実も溶解し、まったく別物になっていくのです。
カスタネダのいう、集合点が、
厳密に、何を意味しているのかは分かりませんが、
比喩的には、そのイメージは大変示唆的と思われます。

 

体験的心理療法を、

急激に推し進めると、まれに、

そのように、「集合点」 が動いたかのような、

強烈な変性意識体験をすることがあります。

それは、私たちを、

未知の体験領域に、投げ込むことになります。

(心身に混乱をきたすケースもあります)

 

アメリカでは、体験的心理療法も盛んなため、

スタンフォード大学にいた、

精神科医のスタニスラフ・グロフ博士は、

そのような、さまざまな変性意識体験の事例を、

多数研究報告しています。

また、そのプロセスについての、

サポート・システムについても、

多数記し、支援活動を行なっています。

http://hive.ntticc.or.jp/contents/interview/grof

 

そしてまた、

興味深いことのひとつは、

このような変性意識状態の体験自体が、

ある種の深い統合(治癒)効果を、

持っているということなのです。

 

変性意識体験が、

人の深層的プロセスを活性化し、

深い潜在(治癒)能力を賦活し、

人間の心身を、不可逆的に、

変容・刷新してしまうという点なのです。

ブリージング・セラピー事例

「聖霊」の階層、あるいはメタ・プログラマー ジョン・C・リリーの冒険から

 

そのため、

この変性意識状態(ASC)を、

統制的に扱う方法論を組んだり、

使いこなすスキルを磨くことは、

私たちにとって、

益することが大変多い事柄となっているのです。

 

 

変性意識の限りない未知の体験領域(潜在能力)と、行きて帰りし旅

 

さて、筆者自身、

拙著『砂絵Ⅰ: 現代的エクスタシィの技法 心理学的手法による意識変容』の中に、

その体験談を取り上げましたが、

さまざまな探索的な取り組みをする中で、

各種の変性意識状態(ASC)の体験を、

持ってきました。

 

そして、

自分でもまったく予想していなかった、

深遠な体験のや、途方もないエネルギーに、

遭遇することにもなりました。

 

実際のところ、

そのような経験を繰り返してわかったことは、

変性意識状態(ASC)が、

私たちにもたらす、

意識拡張作用や変容作用、

治癒作用や統合作用は、

(場合によっては)

たった一回の体験で、

私たちの心身や人生を、

一変させてしまうような力を、

持つものであるということでした。

(プログラムが書き換わってしまうのです)

 

さきに触れた、グロフ博士は、

多くの人々の証言から、

その世界の見え方の変化を、

「あたかも、

白黒テレビから、カラーテレビに、

変わるかのようだ」

と表現しています。

 

感覚が変容し、

世界は、その存在の意味合いを、

大きく変えてしまうのです。

 

そのことを踏まえると、

変性意識状態(ASC)というものは、

私たちを、深い部分から、

変容させ、刷新する、

自然が本来持っている、

秘められた自律的(組織化)能力であるとも、

いえるのです。

 

そして、

私たちにとって、重要なことは、

そのような、変性意識状態(ASC)と、

普段の日常生活の間に、

きちんとした、意味的な関連づけや、

往還(行き帰り)の道をつくっていくことが、

できるということなのです。

 

また、その必要があるということでもあるのです。

そうでないと、変性意識状態(ASC)は、

単なる奇天烈なエピソードということで、

私たちの人生を豊かにするパワーに、

ならないらです。

 

拙著

『砂絵Ⅰ: 現代的エクスタシィの技法 心理学的手法による意識変容』

の中では、

往還(行き帰り)の道を、

「行きて帰りし旅」という言葉で、

公式化しましたが、

そのような取り組みによってこそ、

変性意識状態(ASC)の特異な力を、

日常生活の中で、

価値ある創造的な出来事に変えることが、

できるのです。

 

そのため、

当スペースでは、

変性意識状態(ASC)に関わるスキルを、

潜在能力を引き出し、

活用するための創造的なスキルとして、

実践面・方法論面でも重視し、

クライアントの方に、

これらを学んでいただいているのです。

 

クライアントの方が、

変性意識状態(ASC)の秘められた力を、

ご自分でうまく扱えたり、

活かせるようになることを意識して、

スキル学習の取り組みを進めているわけです。

 

長い目で見た場合、

このことが最終的に、

クライアントの方が、

ご自身で、創造力を開発していかれるに際して、

また、自己刷新をしていくに際して、

決定的に重要なスキル(方法論)になると、
考えているからであるからです。

 

 

※変性意識状態(ASC)への入り方など、

 その詳細な概要と実践技法は、

入門ガイド↓

『気づきと変性意識の技法:流れる虹のマインドフルネス』

をご覧下さい。

また、

変性意識状態の、広大な世界を知りたい方は、

多様な体験事例も含んだ、

より総合的な↓

『砂絵Ⅰ 現代的エクスタシィの技法 心理学的手法による意識変容』

をご覧下さい。

 

 

フロー体験について

「至高体験」の効能と、自己実現

アイデンティティの極致としての至高体験
「完全なる体験」の因子と、マズロー
気づきawarenessと自己想起self-remembering

自己想起self-rememberingの効能

登山体験 その意識拡張と変容
変性意識の治癒効果

 

 

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※変性意識状態(ASC)の活用に特化したサイト、

「Xステーツ・テクノロジー」

 

 

↓動画「変性意識状態(ASC)とは」

 

↓変性意識状態への入り方はコチラ

 動画「気づきと変性意識の技法:流れる虹のマインドフルネス」 

 

↓より多様で、深遠な変性意識状態については、コチラ

 動画「ゲシュタルト療法 変性意識状態 エクスタシィ(意識拡張)」

 

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