〈流れる虹のマインドフルネス〉 潜在意識の活用で待ち望んだ飛躍を

潜在意識を科学的に活用する    〈流れる虹のマインドフルネス〉で         人生に待ち望んだ飛躍を創り出す 〈変性意識〉と〈ゲシュタルト療法〉で、     あなたのビジネス、アート、コーチング、カウンセリング、NLPに         本物のつきぬけた魔法(効果)をもたらします

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フリー・ゲシュタルト・ワークスは、
「実践的心理学」―ゲシュタルト療法―
をベースに、
・目標達成による願望実現
・卓越したパフォーマンスの発揮
・他人への影響力の増大
・抜きんでたアウトプット(成果、結果)の創出
・自信や意欲の増進・人間関係や心の葛藤解決
・能力と創造性(天才性)の開発
・めざましい直観力の伸長
・意識や知覚力の拡張(変性意識技法の習得)
など、
心の能力を育て、増大するための、
セッションや方法論を、
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また、能力・創造性開発の、
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変性意識状態(ASC)と、ゲシュタルト療法)を、
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言葉と本

人生のロロ・トマシ

ロロ・トマシとは、
映画『L.A.コンフィデンシャル』の中で、
決定的な意味を持つ名前です。
(以下ネタバレあり)
 
その名は、
登場人物のエクスリー警部補が、
自分がなぜ刑事になったのかを語る、
わずかな昔語りの中で触れられます。
 
彼の刑事だった父親は、
殺されたのです。
しかし、犯人はわからず、
彼は、その犯人を、
ロロ・トマシと名付け、
罪を逃れて、ほくそ笑むやつらの、
代名詞としたのです。
 
そのような挿話が、
出世の亡者のような嫌われ者として描かれていた、
エクスリー警部補の、
人生の背景として語られるのです。
 
映画の中では、
それまでの出世をフイにしてでも、
事件の真犯人、
ロロ・トマシをとらえたいという、
渇望に駆られ出した、
(心を蘇らせはじめた)
エクスリーの姿を映し出す、
象徴的な名前となっているのです。
 
そして、彼が、
ゆくりなくも語った、
この秘密の名前が、
思いがけず、事件を解決する、
導きの糸となっていくのです。
 
というのも、
その挿話を聞かされたヴィンセンス刑事が、
意外な真犯人に殺される際に、
その名を、
ダイイング・メッセージとして呟いたことが、
(この場面のスペイシーのかすかな微笑が素晴らしい)
その後、
真犯人が誰であるかを、
エクスリーに告げる、
決定的な鍵となったからです。
 
 
さて、
私たちの人生の中には、
映画におけるような、
現実の悪党ではありませんが、
心の中に、
影のようにつきまとう、
ロロ・トマシがいます。
 
それは、
私たちを駆り立て、
苦しめ、
また、渇かせ、
まるで運命のように、
打算を超えた、
非合理的な行動をとらせていきます。
 
私たちは、
その本当の姿を、
よく知りません。
 
若い頃は、
私たちは、
おおむね誰もが多感なため、
ロロ・トマシを、
身近に感じています。
 
しかし、歳をとっていくと
俗世間の雑務にまみれて鈍麻し、
物語のはじめにあったエクスリーのように、
ロロ・トマシのことを、
忘れがちになっていきます。
また、見ないようにしていきます。
 
しかし、
それを思い出し、
その気配を感じ、
それを探しつづけることは、
実は、とても大切なことなのです。
 
ロロ・トマシの背後(向こう)にこそ、
私たちの真の人生が、
待っているからです
 
ロロ・トマシの、
黒点のような存在を感じていくことが、
事件を解決するように、
真の人生を見つける、
導きの糸となるのです。
 
そして、
ロロ・トマシを追い、
紆余曲折しながらも、
扉の向こうに
ついに、彼を追い詰めた時に、
捕らえた時に、
私たちの人生は、
あたかも何かがほどけたかのように、
明るいものに、
変わっていくのです。
 
人生の、
違う白日の中に、
入り込んだことに気づくのです。
 
人生の次の次元に、
移っていくのです。
 
そのように、
私たちの心の秘められた智慧は、
ロロ・トマシを、
正体不明の真犯人を、
登場人物として、
人生の中に、
ひそませているのです。

影の中にこそ、
苦痛の中にこそ、
悪の向こうにこそ、
人生を解く、
秘密の鍵があるのです。
 
そのため、
私たちは、
その暗いけはいを感じとり、
それが、どこから来て、
今どこにいるのかを、
問いつづけることが、
とても大切なことなのです。



※気づきや統合、変性意識状態(ASC)への

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『砂絵Ⅰ 現代的エクスタシィの技法 心理学的手法による意識変容』
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【PART1 Basic】ゲシュタルト療法
ゲシュタルト療法【基礎編】
ゲシュタルト療法【実践・技法編】
ゲシュタルト療法【応用編】
「セッション(ワーク)の実際」

【PART2 Standard】
気づきと変性意識の技法 基礎編
変性意識状態(ASC)とは
「英雄の旅」とは
体験的心理療法
NLP 普及・効果・課題
禅と日本的霊性
野生と自然

【PART3 Advanced】
気づきと変性意識の技法 上級編
変性意識状態(ASC)の活用
願望と創造性の技法
その他のエッセイ

【PART4 当スペース関係】
フリー・ゲシュタルトについて
セッションで得られる効果
なぜ、ゲシュタルトなのか
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邪魔をしなければ、 音楽は自然に出てくる。



演奏についていえば、
音楽は、
はじめからそこにある。

邪魔をしなければ、
音楽は自然に出てくる。

重要なことは、
邪魔をしないこと。


           あるピアニスト




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修験道の神 山の信仰と日本の文化

山折
「仏教、特に密教のものの考え方というのは、色々な立場があるわけですけれども、一つには、仏でも菩薩でも守護神でも、これらをすぐさま具象的イメージとしてとらえる。つまり権化の思想―incarnation―というものがある。これに対して日本の神道の考え方には目に見えない神霊が遊幸し憑着するという感覚がどうも基礎になっているように思うのです。こういう遊幸し、憑着し、そして祟るといった機能を抽象して言えば憑霊―possesion―というふうに言うこともできるのではないでしょうか?」

五来
「基本的には憑霊だと思います。だから天照大神の姿は誰も見たことがない。天照大神の御杖代として遊幸するのは倭姫命ですし、天照大神が稲を食べているのは、倭姫命が食べているのです。修験道の神や仏は山伏に憑依するが、その笈の中に籠められて、いわば山伏と一体となって歩くわけです。「善光寺縁起」は、本田善光が難波から信濃へ下るとき昼は善光が如来を背負い、夜は如来が善光を背負ったなどといいます。一体化しているのです。法然の弟子の念仏房については「阿弥陀如来の使者なり」ということが言われている。そういうのは遊行者に阿弥陀如来が依り憑いているわけです。だから庶民信仰ではその人がそのまま仏なんで、これが日本人の即身成仏の考え方です。密教の三密瑜伽の即身成仏とは違うのです。この辺のところ、教条的な密教にとらわれていたら、日本の密教、とくに山岳信仰を基底にすえた日本密教はわかりません。日本人は神さまがその人に宿っているから「即身成神」、それを仏さまに転換して即身成仏なのです。少し論理が違いますわね。密教学者は五来は密教を誤解しているというかもしれないが、日本密教も日本仏教も、インドの密教、インドの仏教の誤解の上に成立したのです。三密瑜伽したら大日如来と凡夫が一つになるということは理論ですけどね。日本人は苦行の結果、精進の結果でないと三密瑜伽しないのです。それが黙って座って、印を結び、真言をとなえ三摩地に住したら、ぱっと光りを放って「八宗論大日」の絵みたいに、弘法大師が大日如来に変わったというのは子供だましのお伽話であって、面白いとは思うが、話す方も聞く方も本当と思っていない。人間にできない苦行、山籠もりをした行者に対してのみ、その人の言うことは神の言葉だ、不動明王の言葉だというような受け取り方をしているわけです。修験道は非常に原始宗教的で、マジコ・リリジャスであると同時に、シャーマニスティックですね。(…)」

山折
「そうすると、いわゆる本地垂迹曼荼羅などに出てくる法体、俗体をした神々というのは、あれはやはりそういう考え方がそのままあらわれたものということになりましょうか。人間の姿そのままで……。」

五来
「修験道の神というのは、女神である、男神である、あるいは法体であるということだけがわかっているのですね。本当は神名はわからないのです。だから十二単で表現したり衣冠束帯で表現したりする。別にその神さまには個性も何もないわけです。熊野の神さんも日吉の神さんもみな同じ顔をしているわけです。同じ服装をしています。熊野本宮の神は「熊野に座す神」という名なのです。」

五来重/山折哲雄『山の信仰と日本の文化』



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判断を急ぎすぎてはいけない



アンクル・ロイが、ぼくを見てこう言った。

「タダシ、判断を急ぎすぎてはいけない。何が起きているのか、よーく見るんだ。そうすると、いつしか頭ではなく、ハートが『よし!』と判断をくだすときが来る。それを覚悟というんだ」

この言葉は、強烈に心に響いた。

 

 

「ワシテ!

ラコタ族の人たちは、この言葉を好んで使う。「よっしゃ!」とか「OK!」というニュアンスの言葉だ。頭ではなく心で納得できたとき、ある種の覚悟が決まったとき、彼らの口から出る言葉が「ワシテ!= よっしゃ!」なんだとぼくは受けとめている。ぼく自身も大切にしている言葉のひとつだ。

もうひとつ、ぼくの好きなラコタ語がある。それは、

「ワァナホー」

という言葉だ。これは英語で言うと、

Ready?

に当たる言葉で、それに対して

「ワァナ!

と応えるとき、

「今こそ、そのときだ!

という意味になる。

 

アンクル・ロイは、よくこう言っていた。

「ハートが判断をくだして、いよいよ覚悟が決まったらなあ。そこから先は、すぐに行動に移すんだよ」

じっくり自分に問いかけて、覚悟が決まれば、

「ワァナ!

で、今こそ歩き出そう。

自分のハートが「よし!」と言ったことに、人は決して後悔しないものだと思う。

 

松木正





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芸は、盗んだものしか…



悪銭身につかず、とはいうものの、

芸は、盗んだものしか、身につかないんです。


あるピアニスト




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〈真理〉は、途なき大地であり…

 〈真理〉は、途なき大地であり、いかなる方途、いかなる宗教、いかなる宗派によっても、近づくことのできないものなのです。それが私の見解であり、私はこの見解を絶対的に、かつ無条件に固守します。無限で、いかなる条件づ けも受けず、どんな途によっても接近することのできない〈真理〉は、組織化しえないものであり、また、特定の途をたどるように人を導いたり、強制したりするような、どんな組織体も形成されてはならないのです。もし、あなたがたが、最初にこのことを理解されるなら、ひとつの信念を組織化することが、いかに不 可能であるかがおわかりになるでしょう。信念というのは、純粋に個人的なことがらであって、組織化することはできず、また、してはならないものなのです。 もしそうするなら、それは生命のない結晶体になってしまいます。それは、他人に押しつけずにはすまない教義や宗派、宗教になるのです。

 これこそ、世界中の誰もがしようと試みていることなのです。〈真理〉は狭められ、おとしめられて、無力な者たち、かりそめに不満を感じる者たちの慰みものにされています。〈真理〉を引き下ろすことはできません。むしろ、ひとりひとりが、そこへ上る努力をしなければならないのです。あなたがたは、山頂を谷底へ運ぶことはできないのです。

 

クリシュナムルティ(高橋重敏訳)

 

 


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ゲシュタルトは、地球の生成の歴史と同じくらい

私は、ゲシュタルト療法の創始者とよく言われます。それは戯言です。しかし、私をゲシュタルト療法の発見者、もしくは再発見者と呼ぶなら了承できます。ゲシュタルトは、地球の生成の歴史と同じくらい古代からある古いものです。
F・パールズ(倉戸ヨシヤ訳)



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われに還る宇宙

 

  核形成という考え方は、塑性物質が、ある姿に固まる性質を理解するうえで役に立つ。第二ステージの場合、この「固着」は粒子そのものである。いっぽう、第六ステージの場合は、目標動物、つがい相手、獲物など、ある強さで狙い定めた対象なり、イメージなりがこれである。(中略)

  人間ないし人間意識にとって、こうした核形成は、ユングが元型と呼ぶものにほかならない。これらは、ある強度charge(チャージは「電荷」と通ずる)を 帯びており、正か負の価を持っていて、心理学用語でいうと、何らかの刺激を引き起こしたり、さまざまな反応パターンないし動因を誘発したりする。人間のよ り大きな発達の中で見れば、これは感情エネルギーの凝縮したものであり、その不可抗力的な力も、けっして克服不可能ではないし、それらを意識の中へ呼び起 こして、そこに捕らえられたエネルギーを解き放つこともできる。

  ほとんどの心理療法は、こうした固着したエネルギーの「核形成」をほぐすことにかかわるが、これは精神エネルギーを自由にしてやる点で、質量を運動エネルギーへと解放することに通じている。


アーサー・M・ヤング(プラブッダ訳)

 

 


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エスの本

 

  人間は、決して、この子どもらしさから抜け出すことはありません。人間が、完全におとなになり切ることはないからです。まれに、そう見えることがあっても、表面だけのことです。子どもが、大きい子のまねをするように、ぼくたちは、おとなのまねをしているだけです。

  深 く生きようとすれば、たちまち、ぼくたちは子どもになります。エスには、年齢がありませんし、エスこそは、ぼくたちの本当の姿ですから。最大の悲しみ、あ るいは最高の歓びの瞬間の人間を見てごらん。顔は子どもの顔になり、身振りも子どもらしくなり、声はふたたび柔らかくなり、心臓は子どものときのように躍 り、目は輝くか曇るかします。

  たしかに、ぼくたちはこうしたことを隠そうとしますが、それは明らかです。注意さえすれば、すぐに、気づきます。ぼくたちが、他人のうちのこれほど目立った兆候を見過ごすのは、ぼくたち自身のうちの、それに気づきたくないからです。

 

G・グロデック(岸田秀他訳)

 

 

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ブックリスト 関連書籍の紹介

◆ゲシュタルト療法/体験心理療法/関連領域

 

『ゲシュタルト療法』F・パールズ/倉戸ヨシヤ訳(ナカニシヤ出版)

『ゲシュタルト療法バーベイティム』F・パールズ/倉戸ヨシヤ訳(ナカニシヤ出版)

『記憶のゴミ箱』F・パールズ/原田成志訳 (新曜社)

『聖なる愚か者』リッキー・リビングストン/吉福伸逸訳(アニマ2001)

『ゲシュタルト・セラピー』トニー・キー他/岡野嘉宏訳(社会産業教育研究所)

『気づき』ジョン・O・スティーブンス/岡野嘉宏訳(社会産業教育研究所)

『ゲシュタルト療法』倉戸ヨシヤ(駿河台出版)

『ゲシュタルト療法入門』倉戸ヨシヤ編(金剛出版)

『気づきのセラピー』百武正嗣(春秋社)

『家族連鎖のセラピー』百武正嗣(春秋社)

『成長のための効果的な方法』E・マーカス/国谷誠朗訳(チーム医療)

『自己実現への再決断』M&Rグールディング/深沢道子訳(星和書店)
『ゲシュタルト・セラピーの手引き』S・ジンジャー/柴田和雄訳 (創元社)

『性格と神経症』C・ナランホ/柳朋子訳 (春秋社)

『エンカウンター・グループ』C・ロジャーズ/畠瀬稔他訳 (創元社)

『生きがいの探求』ウィル・シュッツ/斎藤彰悟,到津守訳(ダイヤモンド社)

『すべてはあなたが選択している』ウィル・シュッツ/池田絵実訳(翔泳社)

『エスリンとアメリカの覚醒』W・T・アンダーソン/伊東博訳 (誠信書房)

『引き裂かれた心と体』A・ローウェン/新里里春他訳 (創元社)

『バイオエナジェティックス』A・ローエン/菅靖彦他訳 (春秋社)

『バイオエナジェティックス』A・ローウェン他/石川中他訳(思索社)

『オルゴン療法がわたしを変えた』O・ビーン/片桐ユズル他訳(アニマ2001)

『ウィルヘルム・ライヒ―生涯と業績』M・シャラフ/村本詔司他訳 (新水社)

『ことばが劈かれるとき』竹内敏晴(筑摩書房)
『原初からの叫び』A・ヤノフ/中山善之訳 (講談社)

『脳を超えて』S・グロフ/菅靖彦他訳 (春秋社)

『自己発見の冒険Ⅰ』S・グロフ/菅靖彦他訳 (春秋社)

『魂の航海術』S・グロフ/菅靖彦訳 (平凡社)

『ハコミセラピー』ロン・クルツ/高尾威廣他訳 (星和書店)

『サイコシンセシス』R・アサジョーリ/国谷誠朗他訳 (誠信書房)

『意志のはたらき』R・アサジョーリ/国谷誠朗他訳 (誠信書房)

『内なる可能性』P・フェルッチ/国谷誠朗他訳 (誠信書房)

『ドリームボディ・ワーク』A・ミンデル/藤見幸雄他訳 (春秋社)

『ドリームボディ』A・ミンデル/藤見幸雄監訳 (誠信書房)

『シャーマンズ・ボディ』A・ミンデル/藤見幸雄他訳 (コスモス・ライブラリー)

『プロセス指向心理学』A・ミンデル/高岡よし子他訳 (春秋社) 

『うしろ向きに馬に乗る』A・ミンデル/藤見幸雄他訳 (春秋社)

『昏睡状態の人と対話する』A・ミンデル/藤見幸雄他訳 (NHKブックス)

『紛争の心理学―融合の炎のワーク』A・ミンデル/青木聡訳(講談社現代新書)  

『プロセス指向のドリームワーク』A・ミンデル/藤見幸雄他訳(春秋社)

『24時間の明晰夢』A・ミンデル/藤見幸雄他訳 (春秋社)

『身体症状に「宇宙の声」を聴く』A・ミンデル/藤見幸雄他訳(日本教文社)

『人間関係にあらわれる未知なるもの』A・ミンデル/富士見幸雄他訳(日本教文社)

『大地の心理学』A・ミンデル/藤見幸雄他訳 (春秋社)

『ワールドワーク』A.ミンデル/富士見 ユキオ他訳 (誠信書房)

『ディープ・デモクラシー』A・ミンデル/富士見ユキオ他訳 (春秋社)

『プロセス・マインド』A・ミンデル/ 青木聡他訳(春秋社)

『メタスキル』エイミー・ミンデル/諸富祥彦他訳(コスモス・ライブラリー)

『痛みと身体の心理学』藤見幸雄 (新潮選書)

『プロセス指向心理学入門』藤見幸雄他 (春秋社)

『アンコモン・セラピー』 J・ヘイリー/高石昇他監訳(二瓶社)

『ミルトン・エリクソンの催眠療法』 J・ヘイリー編/門前進訳(誠信書房)

『ミルトン・エリクソン入門』 W・H・オハンロン/森俊夫他訳(金剛出版)

『ミルトン・エリクソンの催眠テクニック(Ⅰ・Ⅱ)』R・バンドラー、J・グリンダー/浅田仁子訳(春秋社)
『人間コミュニケーションの意味論(Ⅰ・Ⅱ)』R・バンドラー、J・グリンダー/尾川丈一他訳(ナカニシヤ出版)
『あなたを変える神経言語プログラミング』R・バンドラー、J・グリンダー/酒井一夫訳(東京図書)
『神経言語プログラミング』R・バンドラー/酒井一夫訳 (東京図書)

『リフレーミング―心理的枠組の変換~』R・バンドラー、J・グリンダー/吉本武史他訳(星和書店)
『心の扉をひらく』C・アンドレアス他/酒井一夫訳(東京図書)

『NLPヒーローズ・ジャーニー』R・ディルツ、S・ギリガン/浅田仁子訳(春秋社)

『愛という勇気』S・ギリガン/崎尾英子訳 (言叢社)

『ジェネラティブ・トランス』S・ギリガン/上地明彦訳(春秋社)
『身体はトラウマを記録する』B・ヴァン・デア・コーク/柴田裕之訳(紀伊国屋書店)

『アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)第2版』S・C・ヘイズ他/武藤崇他監訳(星和書店)

『ACTを学ぶ』 S・C・ヘイズ他/熊野宏昭他監訳(星和書店)

『ACTをはじめる』 S・C・ヘイズ他//武藤崇他訳(星和書店)

『よくわかるACT』R・ハリス/武藤崇他監訳(星和書店)

『不安障害のためのACT』 G・H・アイファート他/三田村仰他監訳(星和書店)

『関係フレーム理論(RFT)をまなぶ』N・トールネケ武藤崇他監訳(星和書店)

『脱サイコセラピー論』B・ヘリンガー/西澤 起代訳 (メディアート出版)

『愛の法則―親しい関係での絆と均衡』 B・ヘリンガー/チェトナ小林訳 (和尚EJ)

『プレイバックシアター入門』宗像佳代 (明石書店)

『この世とあの世の風通し』加藤清・上野圭一 (春秋社)

『ひき裂かれた自己』R・D・レイン/阪本健二他訳 (みすず書房)

『経験の政治学』R・D・レイン/笠原嘉他訳 (みすず書房)

『生の事実』R・D・レイン/塚本嘉寿他訳 (みすず書房)

『エスの本―無意識の探究』G・グロデック/岸田秀他訳 (誠信書房)

『対象関係論の展開』H・ガントリップ/小此木啓吾他訳 (誠信書房)

『遊ぶことと現実』D・W・ウィニコット/橋本雅雄訳 (岩崎学術出版社)

『情緒発達の精神分析理論』D・W・ウィニコット/牛島定信訳 (岩崎学術出版社)

『追補 精神科診断面接のコツ』神田橋 條治 (岩崎学術出版社) 

『精神療法面接のコツ』神田橋 條治 (岩崎学術出版社) 

『精神科養生のコツ 改訂』神田橋 條治 (岩崎学術出版社) 

『治療のこころ』シリーズ 神田橋 條治 (花クリニック)

『人格障害の精神療法』福島章他編 (金剛出版)

『ものぐさ精神分析』岸田秀 (中公文庫)

『中空構造日本の深層』河合隼雄 (中公文庫)
『母性社会日本の病理』河合隼雄 (講談社+α文庫)

 

 

◆変性意識状態(ASC)その他関連

 

『宗教的経験の諸相(上・下)』W・ジェイムズ/桝田啓三郎訳 (岩波文庫)

『知覚の扉』A・ハクスリー/河村 錠一郎訳(平凡社)

『チベット死者の書 サイケデリック・バージョン』T・リアリー他/菅靖彦訳(八幡書房)

『意識(サイクロン)の中心』ジョン・C・リリー/菅靖彦訳(平河出版社)

『サイエンティスト』ジョン・C・リリー/菅靖彦訳(平河出版社)

『バイオコンピュータとLSD』ジョン・C・リリー/菅靖彦訳(リブロポート)

『ジョン・C・リリィ 生涯を語る』ジョン・C・リリィ他/中田周作訳(筑摩書房) 

『フロー体験 喜びの現象学』M.チクセントミハイ/今村浩明訳(世界思想社)

『フロー体験入門』M.チクセントミハイ/大森弘監訳(世界思想社)
『超人の秘密:エクストリームスポーツとフロー体験』S・コトラー/熊谷玲美訳(早川書房)

『極限への旅』ロブ・シュルタイス/近藤純夫訳(日本教文社)

『クンダリニー』ゴーピ・クリシュナ/中島巌訳 (平河出版社)

『意識と本質』井筒俊彦 (岩波文庫)

『イスラム哲学の原像』井筒俊彦 (岩波新書)

『叡知の台座』井筒俊彦他 (岩波書店)

『ユング自伝(1・2)』河合隼雄他訳 (みすず書房)

『ヘルメティック・サークル』M・セラノ/小川捷之,‎永野藤夫訳(みすず書房)

『人間性の最高価値』A.H.マスロー/上田吉一訳(誠信書房)

『死の地帯』ラインホルト・メスナー/尾崎治訳(山と渓谷社)

『明晰夢』S・ラバージ/大林正博訳(春秋社)

『深層からの回帰』S・グロフ他/菅靖彦他訳 (青土社)

『魂の危機を超えて』S・グロフ他/安藤治他訳 (春秋社)

『スピリチュアル・エマージェンシー』S・グロフ他/高岡よし子他訳(春秋社)

『無意識の探険』吉福伸逸 (TBSブリタニカ)

『トランスパーソナル・セラピー入門』吉福伸逸 (平河出版社)

『自我と「力動的基盤」』M・ウォシュバーン/安藤治他訳(雲母書房)

『無境界』K・ウィルバー/吉福伸逸訳 (平河出版社)

『意識のスペクトル 1・2』 K.ウィルバー/吉福伸逸他訳 (春秋社)

『アートマンプロジェクト』K.ウィルバー/吉福伸逸他訳 (春秋社)

『トランスパーソナル心理療法入門』 諸富祥彦編著 (日本評論社)

『チベット死者の書』 川崎信定訳 (筑摩文庫)

『サイケデリックス』D・M・ターナー/本田礼訳 (第三書館)

『ドン・ファン・シリーズ』C・カスタネダ/真崎義博他訳(二見書房、太田出版)

『ローリング・サンダー』ダグ・ボイド/北山耕平訳 (平河出版社)

『アメリカ・インディアンの口承詩』金関寿夫(平凡社)

『シャーマニズム(上・下)』M・エリアーデ/堀一郎訳 (筑摩文庫)
『シャマニズム』U.ハルヴァ/田中克彦訳 (三省堂)

『シャーマンへの道』M・ハーナー/吉福伸逸訳 (平河出版社)

『シャーマニズムの精神人類学』ロジャー・N・ウォルシュ/安藤治他訳(春秋社) 

『聖なる量子力学9つの旅』フレッド・アラン・ウルフ/小沢元彦訳 (徳間書店)

『奇蹟を求めて』P・D・ウスペンスキー/浅井雅志訳 (平河出版社)

『弟子たちに語る』G・I・グルジェフ/前田樹子訳 (めるくまーる)

『夢ヨーガ』タルタン・トゥルク/林久義訳 (ダルマワークス)

『虹と水晶』ナムカイ・ノルブ/永沢哲訳 (法蔵館)

『チベット密教の瞑想法』ナムカイ・ノルブ/永沢哲訳 (法蔵館)

『臨死体験』B・グレイソン他編/笠原敏雄訳 (春秋社)

『死を超えて生きるもの』ゲイリー・ドーア編/井村宏治他訳(春秋社) 

『臨死共有体験』R・ムーディ/堀天作訳 (ヒカルランド)

『オメガ・プロジェクト』ケネス リング/片山陽子訳(春秋社)

『幻覚世界の真実』テレンス・マッケナ/京堂健訳(第三書館)

『神々の糧(ドラッグ)』テレンス・マッケナ/小山田義文他訳 (第三書館)

『ビー・ヒア・ナウ』ラム・ダス他/吉福伸逸他訳 (平河出版社)

『ダス・エナーギ』P・ウィリアムズ/MOKO訳 (春秋社)

『体外への旅』ロバート・A・モンロー/川上友子訳 (ハート出版)

『魂の体外旅行』ロバート・A・モンロー/坂場順子訳 (日本教文社)

『究極の旅』ロバート・A・モンロー/塩崎麻彩子訳 (日本教文社)

『投影された宇宙』M・タルボット/川瀬勝訳 (春秋社)

『われに還る宇宙』アーサー・M・ヤング/プラブッダ訳 (日本教文社)

『変性意識の舞台』菅靖彦 (青土社)

『洗脳体験』二澤雅喜(宝島SUGOI文庫)

 

 

◆その他の関連領域

 

『日本的霊性』鈴木大拙 (角川文庫)

『精神の生態学』G・ベイトソン/佐藤良明訳 (新思索社)

『精神と自然』G・ベイトソン/佐藤良明訳 (新思索社)

『天使のおそれ』G・ベイトソン他/星川淳他訳 (青土社)

『知恵の樹』U・マトゥラーナ他/管啓次郎訳 (ちくま学芸文庫)

『暗黙知の次元』M・ポランニー/高橋勇夫訳 (ちくま学芸文庫)

『知覚の現象学(Ⅰ・Ⅱ)』 M・メルロ=ポンティ/竹内 芳郎他訳 (みすず書房)

『眼と精神』M・メルロ=ポンティ/木田元他訳 (みすず書房)

『自分を信じて生きる―インディアンの方法』松木正 (小学館)

『あるがままの自分を生きていく―インディアンの教え』松木正 (大和書房)

『ビジョン・クエスト』S・フォスター他/高橋裕子訳 (VOICE)

『千の顔をもつ英雄(上・下)』J・キャンベル/平田武靖他訳 (人文書院)

『生きるよすがとしての神話』J・キャンベル/飛田茂雄他訳 (角川書店)

『神話の力』J・キャンベル他/飛田茂雄訳 (早川書房)

『昔話の形態学』V・プロップ/北岡誠司他訳 (水声社)

『通過儀礼』ファン・ヘネップ/綾部恒雄他訳 (岩波文庫)

『儀礼の過程』V・ターナー/冨倉光雄訳 (新思索社)

『ハンテッド』T・ブラウン.Jr/さいとう ひろみ訳 (徳間書店)

『グランドファーザーの生き方』T・ブラウン.Jr/さいとうひろみ訳(ヒカルランド)

『ヴィジョン』T・ブラウン.Jr/さいとう ひろみ訳 (徳間文庫)

『狩猟の哲学』オルテガ イ・ガセー/西沢龍生訳 (吉夏社)

『タントラ 狂気の智慧』C・トゥルンパ/高橋ユリ子他訳 (めるくまーる)

『タントラへの道』C・トゥルンパ/風砂子 デ・アンジェリス訳 (めるくまーる)

『秘められた自由の心』タルタン・トゥルク/林久義訳 (ダルマワークス)

『クリシュナムルティ・目覚めの時代』M・ルティエンス/高橋重敏訳 (めるくまーる)

『自己と組織の創造学』ウィル シュッツ/斎藤彰悟,到津守訳(ダイヤモンド社)

『U理論』C・オットー・シャーマー/中土井僚,由佐美加子訳(英治出版)
『リアリティのダンス』A・ホドロフスキー/青木健史訳(文遊社)

『実験演劇論』J・グロトフスキ/大島勉訳(テアトロ社)

『造形思考(上・下)』P・クレー/土方定一訳(筑摩書房』
『アート・スピリット』ロバート・ヘンライ/野中邦子訳(国書刊行会)

『フリープレイ 人生と芸術におけるインプロヴィゼーション』S・ナハマノヴィッチ/若尾裕訳(フィルムアート社』
『アウトサイダー・アート』(求龍堂)

『ネクロノミコン(Ⅰ・Ⅱ)』H・R・ギーガー/山形浩生訳 (河出書房新社)




※気づきや統合、変性意識状態(ASC)への

より総合的な方法論については、拙著↓
入門ガイド
および、
『砂絵Ⅰ 現代的エクスタシィの技法 心理学的手法による意識変容』
をご覧下さい。

マジック…

テイクを繰り返し、

「何が足たりない?」と聞くと―

(キューブリック)は、

「マジックだ」と。

トム・クルーズ





※気づきや統合、変性意識状態(ASC)への

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ビジョン・クエスト…

グラハム 

 

 彼はいいやつで―そして、ヘロイン中毒だった。ビジョン・クエストのことをはじめて聞いたのは、元中毒者(ジャンキー)たちの治療コミュニティにいた頃である。最初から、彼は自分の力試しとして、大自然の力とともに、ひとりで過ごすことに、誰よりも熱意を示していた。カウンセラーたちも皆、それが彼にとって、有益だろうと口をそろえた。

 社交上は、彼はスターだった。活力に満ちた魅力的な男性で、気取らず、知性をもって話した。しかし、ひとたび、治療コニュニティの支援組織や友人たちと別れ、一人サン・ラファエロの街頭へ、昔のヤク仲間たちがひと嗅ぎやろうぜと待ち伏せ、彼も自分たちと同類なんだということをなんとか証明しようと手ぐすねひいているところに戻ったとき、彼がどうするか、誰にも分からなかった。

  だから、彼は、治療コミュニティの友達連中を伴って、ネバダ州トイヤベ山脈のリーズ川源流へと赴いた。カウンセラーのアルと看護婦のアンジェラ(必要に応 じてメタドンを投与するため)も同行した。そこにいる間、彼は蛇がぬくもった岩にすり寄っていくように、山々になついた。アッパー・ソーミル・クリークの 土手で拾ってきたミミズを持って、レインボウズ川とイースタン川で、自分の限界に挑戦した。柳の木のうろで寝た。小谷を登っては、矢じりを握って帰って来 た。馬のように食べ、子羊のよう眠った。「これこそ、ぼくにぴったりの生活だ」と、彼は宣言し、カウボーイになるんだと話していた。彼が、治療コミュニティにおけるスターだとしたら、高地の荒れ野では、一輪の花だった。

  ビジョン・クエストから戻ってきたとき、彼はひとまわり大きくなっていた。自己を試し、自己を分析するいい時間を過ごしたのだった。晩夏の陽光は力強く、 純粋だ。彼の肉体の不純物を焼き尽くした。断食は、内側から、彼を浄めた。彼は、川の近くに生えていた茂みから、野生のローズヒップを摘み、濃く甘やかな ハーブティをいれた。その眼は澄んで、動物のそれのように機敏だったし、体は引き締まり、こんがりと焼けていた。とにかく、とんでもなくいい状態のよう だった。

 その夜、分かち合いとおびただしいみやげ話のあと、彼はもう戻らないつもりだ、とみんなに告げた。都会にはもうなんの興味もない。ここにとどまって、場合によっては谷間の牧場かどこかで雇われてもいい。

  それから私たちは、帰ることについてじっくり語り合った。たき火は、芳しいジュニパーの香りを吸い込み、星々は忘却を誘う砂原の上をゆっくりと踊りながら 横切っていく。帰ってモンスターに直面することへの恐怖こそ、本当のモンスターなのだ、というのが私たちの結論だった。

 翌朝、私たちは出発した。この時は、悲しかった。峡谷の斜面を登っていくとき、川は、緑色の蛇が柳の皮を脱いでいるかのようにキラキラときらめいていた。「ここで学んだことは決して忘れない」とグラハムは誓った。

  一ヵ月後、彼は治療コミュニティを卒業して、サン・ラファエロに戻り、パタルマで養鶏場の清掃の仕事について暮らし始めた。仕事場へはバスで通勤し、毎晩 ぐったりと疲れて帰宅した。彼にヘロインの手ほどきをした昔のガールフレンドと、よりを戻した。でも、ヤクはやっていないよ、と私たちには話していた。

  私は二度ほど、彼の住まいに立ち寄った。窓がなく、部屋の片隅にテレビがあるだけの気が滅入るようなアパートだった。もう一方の隅には神殿ができていた― 祭壇の絵の前に鹿の頭蓋骨―、一対の枝角、黒曜石の細片とビジョン・クエストの写真や記念の品を飾ったものである。彼はポイント・レヤやヨセミテへ行こう かと思う、とあいまいに話していたが、自分をすり減らしていくような今の生活に対する自己嫌悪にどっぷり漬かり、無力感にとらわれた様子だった。煙草をふ かし続けていた。

 二ヶ月ほどして、彼のことが新聞に載った。ガールフレンドと一緒に、盗品と「量不明のヘロイン」所持で捕まったのだ。そして、刑務所に舞い戻った。スタート地点に戻ったわけだ。

 長い間、彼の消息は知れなかった。そして三年後、私たちは高速道路ですれ違った。彼は、古いけれどまともな小型トラックの荷台に道具箱をのせて走っていた。「やあ」とやや興奮した感じで声をかけてきた。「やあ!」と私も叫び返した。「どうしてる?」

 彼は窓から頭を突き出し、満面に笑みを浮かべてどなった。「足洗ったよ!


 S・フォスター&M・リトル『ビジョン・クエスト』(高橋裕子訳)





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人生の迷い道…

道で迷う体験は、もっとも中身の濃い、豊かな体験です。

なぜなら、自分にとって未知であった、

未開発の自分の能力を発見・開発するチャンスだからです。

ちなみに、最終的に大きな充実した人生に到達した人々は、

例外なく、人生の迷い道の体験を持っています。

それなしで大成した人はいません。

神田橋條治

 

内側へ注意を向け変える練習を続けてゆくと、

ある時点で「気持ちがいい」という感じが変化することがあります。

苦しみや悲しみを包み込んだ「気持ちがいい」に変わるというか

進化(深化)した感じです。

その気分は「気持ちがいい」という言葉よりも、

「充実」とか「定まる」とか「自己肯定」とかの言葉がなじみます。

その気分はまた、芯のところに興奮があり、

それを、厚みのある静けさが包み込んでいる

という感じでもあります。

神田橋條治

 



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たまきはる…

 

たまきはる曠野のいのち夏草をおほひて遠く果てきいくさは

村上一郎

 

 

たまきはるいのち生きむと思ふ日のわが道はかたくただかたくあれ

村上一郎

 




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覚醒とは…

覚醒とは、太陽にもっとも近い傷口である

ルネ・シャール




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もし、明日を違ったものにしたければ

もし、君たちが、明日を違ったものにしたければ、

まず今日を違ったものにしなければならない。

もし、今日が単に昨日の結果であるなら、

明日もまったく同様に、今日の結果となるだろう。 

                ―G・I・グルジェフ


  ウスペンスキー『奇跡を求めて』(浅井雅志訳)


グルジェフは、別に、
フランスの学院に掲げた文章群の中にも、

「明日という病から自由になった者のみが、
ここに来た目的を達成することができる」と、

たしか書いていました。


人生において、
何かを「為す」ことができる時とは、
「今、ここ」だけです。

そこを逃して、他に、「時」はありません。

今日、少しだけ、新しい局面をひらいたら、
明日は、少しだけでも、違ったものになります。

今日を、今ここを、怠惰に流したら、
何も変わらない明日が、そのままあるのです。


新しい生の局面をひらきたいなら、
今日、少しだけでも、努力して、
小さな冒険をしてみること。

そんな繰り返しが、
いつしか、
私たちを思いがけないところに、
運んでいくのです。




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