〈流れる虹のマインドフルネス〉 潜在意識の活用で、自己実現と自己肯定感を創り出す

潜在意識を科学的に活用する    〈流れる虹のマインドフルネス〉で         自己実現と自己肯定感を創り出す              フリー・ゲシュタルト・ワークス 〈変性意識〉と〈ゲシュタルト療法〉で、     あなたのビジネス、アート、コーチング、カウンセリング、NLPに         本物のつきぬけた魔法(超効果)をもたらします

潜在意識を科学的に活用する
   〈流れる虹のマインドフルネス〉で
        自己実現と自己肯定感を創り出す
           フリー・ゲシュタルト・ワークス
〈変性意識〉と〈ゲシュタルト療法〉で、
    あなたのビジネス、アート、コーチング、カウンセリング、NLPに
        本物のつきぬけた魔法(超効果)をもたらします

フリー・ゲシュタルト・ワークスは、
「実践的心理学」―ゲシュタルト療法―
をベースに、
・目標達成による願望実現
・卓越したパフォーマンスの発揮
・他人への影響力の増大
・抜きんでたアウトプット(成果、結果)の創出
・自信や意欲、自己肯定感の向上
・人間関係や心の葛藤解決
・能力と創造性(天才性)の開発
・めざましい直観力の伸長
・意識や知覚力の拡張(変性意識技法の習得)
など、
心の能力を育て、増大するための、
セッションや方法論を、
ご提供しているスクールです。
コーチング・スペース、
セラピー&カウンセリング・スペース、
また、能力・創造性開発の、
マインド・コンサルティング・スペース、
です。
変性意識状態(ASC)と、ゲシュタルト療法)を、
方法論として、
優れたアウトプットを生み出すための、
自由で、創造的なスキルの獲得をサポートしています。
〈流れる虹のマインドフルネス〉へのご招待です。
HP↓
http://www.freegestaltworks.net/
動画チャンネル↓
http://www.youtube.com/c/freegestaltworks
メルマガ登録
【FreeGestalt通信】具現化のための、気づき・変性意識・ゲシュタルト↓
https://ux.nu/h1YxW
姉妹サイト↓
https://xstatestech.jimdo.com/
https://emptychairworks.jimdo.com/
本↓
『気づきと変性意識の技法:流れる虹のマインドフルネス』(電子版/書籍版)
https://ux.nu/qibgG
『砂絵Ⅰ: 現代的エクスタシィの技法 心理学的手法による意識変容』(電子版/書籍版)
https://ux.nu/kaoaj
twitter↓
https://twitter.com/freegestaltwork

コーチング

知りたい人のための自己啓発系学習ガイド コーチング、NLP、スピリチュアル系…


ここでは、よくご質問をいただく、コーチング、NLP、スピリチュアル系等について、それぞれどのような効果や適性、特徴や由来を持っているのかについてまとめてみました。

ぜひ、ご参考にしていただき、注意深く、ご自分にあった方法論を見つけていただければと思います。

 

【目次】

はじめに

①コーチング

②NLP

③スピリチュアル系

 

 

はじめに

 

このガイドマップで取り上げた方法論は、心に関わる自己啓発系の方法論として、現在、日本で、ある一定規模で広まっている方法論です。しかし、これらは、現代日本の文物のほとんどすべてがそうであるように、アメリカ由来のものとなっています。

 

1980年代以降、輸入品として、日本に持ち込まれたものとなっているわけです。そして、オリジナルの方法論自体が、(昔の日本の神仏習合がそうであったように)出自もさまざまなものをツギハギしてできた方法論でもあるのです。

 

そのため、自分の目的に合わせて、その内実を見きわめることが活用のポイントとなってきます。

 

これらは、方法論・技法の遠い起源としては、その昔、故吉福伸逸氏などが、トランスパーソナル心理学の紹介に際して、その前提とした1960年代の体験的心理療法(エンカウンター・グループ、ゲシュタルト療法、ボディワーク・セラピー)や、人間性回復運動human potential movementの諸方法論が起源となります。

 

しかし、より直接的な起源としては、それら心理療法の技法を、見よう見まねで表面的に模倣した、商業セミナー(動機付けセミナー、ブレイクスルー・セミナー等)がその起源といえます。それらが、1970年代以降、雨後のタケノコのように沢山あったわけです。NLPもそんな風土の中に生まれたのです。

 

また、1970年代以降、日本の企業研修に一部輸入され、あまりうまく機能しなかった「感受性訓練 sensitivity training」などの、グループを使うアプローチも、系統は違いますが、同じ風景の中に存在していたのです。

上記、商業セミナーなどは、1980年代以降、日本でも「自己啓発セミナー」として輸入され、一部で社会問題となりました。

 

また一方、アメリカには、元来、19世紀からエマーソンの超越主義やニューソートなど、ある種の奇妙な精神主義の流れがありました。アメリカの大地の中で、聖霊主義的な新興宗教が、芽吹きやすい土壌があったのかもしれません。そこに、神智学(オカルティズム)などヨーロッパ由来のものが習合して、「引き寄せの法則」などの思想も生まれていたわけです。これが後世の、チャネリングなどのニューエイジ系の思潮にもつながっていったわけです。

 

このようなさまざまな方法論が習合してできた自己啓発系の方法論が、1980年代以降、日本に輸入されてきたわけです。そのため、ある種、特有の「胡散臭さ」や「怪しさ」があるわけです。

よくネットでは、これらについて、「胡散臭い」「怪しい」と書かれていますが、実際、それは当たっているのです。充分に「胡散臭さくて」「怪しい」のです(笑)。

 

実際、これらは、主宰しているスクールの質によって、玉石混交となっているので、質の見きわめが重要となります。一部の商業セミナーのように、故意に人をだますところは大分減ってはいますが、本人たちの知識や技量の低さが、結果的に、クライアントの方に害をなしてしまうということもままあるからです。本人たちに自覚がない分、問題といえます。

 

そのため、これらの方法論から、真摯に何かを得たいと考えている方は、その団体やスクールのチェックと、それぞれの方法論自体が、どのような効果や限界を持っているのか、その特徴を理解しておくことが望ましいといえます。 

 

 

①コーチング

 

コーチングは、クライアントの方の目標達成や、本当にやりたいことの実現をサポートする対人技法です。

 

達成したいゴールや向かう方向性へ、エネルギーをきちんと焦点化するために、クライアントが伴走役として付けるのが、コーチです。

 

クライアントの意欲が高く、コーチとの対話が、相乗効果的に作用するとき、コーチングは大きな成果を生み出します。

 

クライアントの中に葛藤が多くも、コーチに何かをあてにするようだと、コーチングは、不完全燃焼に陥ります。

コーチングは、基本的には、カウンセリングではないからです。

 

コーチングは、クライアントの「行動」を変えるものであり、「心理構造(システム)」を変えるものではありません。

 

しかし、人間は行動習慣を変えていくと、心理習慣も変わっていきます。そこが、コーチングが効果を出せる要件です。

 

深い意欲を引き出し、意欲と目標と結び付け、エネルギーを目標に方向づけていく。その方向づけと行動を習慣化していくと、クライアントは心理習慣が変わり、成果を出していくことになります。

そのことをサポートしていくのがコーチングです。

 

コーチングは、適応範囲が決まった方法論であり、どういう場合に、コーチングが大きな効果を発揮するのかを、その要点を、よく知っておくことが、コーチングを創造的に活かすポイントとなります。

 

また、ビジネス的な数値目標を達成するのか、その人の人生の深い願いを達成するのか、クライアントの、どのような面をサポートするのかは、コースを主催する各団体によっても、フォーカスや考え方が変わってきます。

表面的には、ビジネス・コーチングと、ライフ・コーチングの区分けですが、本質的には、クライアントへの関わり方の違いになりますので、その性質の違いについても、ご自分の感覚で理解しておくことが望ましいといえます。

各団体が、何を大切にしているのか、その傾向性をつかんで、自分のやりたいタイプのコーチングを、選んでいくとよいです。

 

また、私たち自身も、人生の時々で、焦点を当てたいテーマは変わってくるので、さまざまなコーチングを、学んでおくのも悪くはありません。

 

コーチングは、クライアントの意欲や動機付けを高めるために、相手の感情的な側面に、関わる技法ではありますが、基本的には、通常の精神的健康度をもった人が、対象の方法論です。

軽度に調子の悪い人に、多少カウンセリング的に関わりますが、強い不調を持つ人は、対象としません。目標達成の効果を出すこともできないからです。

 

また、相手の日常意識を対象としており、心理療法のように、相手の深層心理や潜在意識に、直接的に介入していくようなこともしません。

あくまで、日常意識の水準で、現実的な結果に、着地することを狙った方法論です。

このあたりの範囲を確定しておかないと、クライアントも混乱するし、効果もうまく出せないので、注意が必要です。

 

この点において、扱いの範囲を明確にしておくことが、セッションを、実りあるものにするのに、重要なこととなっています。

 

 

②NLP 神経言語プログラミング

 

NLP(神経言語プログラミングNeuro-Linguistic Programming)は、別に一章とっているので詳細はそちらに譲ります。

コチラ

 

NLP(神経言語プログラミングNeuro-Linguistic Programming)は、リチャード・バンドラー博士と、ジョン・グリンダー博士によって、創始された能力開発技法です。バンドラー博士は、専攻は数学ですが、ゲシュタルト療法のパールズの、ワークショップ逐語録作成なども手伝っていたので、その界隈にいたのでしょう。NLPの最初の本は、ダブル・バインド理論で有名な思想家グレゴリー・ベイトソンに序文をもらっています。

 

NLPは、さまざまな体験的心理療法のある要素を抽出して作った、簡易ツールといえるものです。よく、ネットなどでは、NLPは「効果ない」「効かない」と書かれていますが、体験的心理療法ほどには、(心理構造に)変化を起こす効果はありません。

 

そういう意味ではあまり効かないのです。知覚作用に軽度な影響をもたらすのが、NLPの作用の基本だからです。使う場面(時/心理状態)を選ぶものであり、施術者の腕にもよるのです。

 

そのため、普通の人が、パッとNLPの資格をとって、習った内容単体で、すぐに何かに使えるかというと、それは少し疑問です。

心理療法を詳しく知る人(心の構造変化の仕組みを知る人)が、セッションの中で、部分的・応用的に使うならいろいろと使い道はあります。

そこでは、そのNLP技法の作用原理を見抜けていることが、ポイントとなります。しかし、一般の人には、それはナカナカ難しいことといえます。

 

応用的で、補助的ツールが、NLPの基本です。これが、あたかも、単体で万能薬のように喧伝されて売り出されているところに問題があるともいえます。

 

一方、たとえば、コーチングのセッションの中で、クライアントに、ちょっと気づきや体験を得てもらう補助的ツールとして使うというのであれば、それは効果的な使用法といえます。

 

総括すれば、すでに核になる何かを学んでいる方が、プラスアルファの参考にするというのであれば、NLPは、さまざまな面で、役に立つツール集になると思われます。

 

とりあえず、NLPの資格をとったものの、特に利用もできずに戸惑っているという人は、コーチングや体験的心理療法など、関連のものを学んでみて、別の角度からNLPを見ていくと、その使い方も見えてくるかもしれません。

 

 

③スピリチュアル系

 

「精神世界」というコーナーが、書店の棚にできて、メジャーになりはじめたのは、1980年代終盤、チャネリングのバシャール関係の本が出はじめた頃からです。
宝島社の別冊シリーズに『精神世界マップ』(1980年)があり、このワードに広まりに貢献しましたが、この本は、前記の故吉福伸逸氏が編集したものです。内容的には、トランスパーソナル心理学の前史となるような体験的心理療法やカウンター・カルチャー(反文化)の文物を多面的にとらえたものとなっています。一部、その反文化的文脈で再評価されていた神秘的思想家も含んでいますが、今現在、私たちが「精神世界」としてイメージするような、フワッとした空想的な世界とは、ほど遠いものです。濃厚で、サイケデリック(意識拡張的)、土臭い感じがします。

日本における、この「精神世界」が指す内容の変遷を知ることで、これらの方法論に対する、批評的なアプローチ法も見えてきます。

後の対談で、中沢新一氏に「なんで、精神世界なんて言葉にしたのか」と問われた吉福氏は「自分が選んだ言葉ではない」と答えていました。出版当時に、そのあたりのズレがすでに存在していたのかもしれません。そして、時代の流れの中で、ズレはどんどん大きくなっていったように思われます。

 

ところで、アメリカでは、上記のようなカウンター・カルチャーの文脈の中に、すでに有名な『奇蹟のコース』や『セス・ブック』といった初期のチャネリング作品が現れていて、議論の対象となっていたのです。

そのとらえ方についてです。

ひとつは、当然、チャネリングしたソースです。その内容が、本人たちが言うように、宇宙の意識体からやって来たのか、それとも、本人の心理的な無意識・潜在意識からやって来たものなのか、ということです。しかし、これは当然、誰にもわかるわけがありません。

もう一方、別の観点は、由来よりも、アウトプット(内容)の質を見きわめようという視点です。

たとえ、本人の無意識・潜在意識から来たものだとしても、高度な内容があれば、普通の思想や本と同じように評価できるというスタンスです。

このようなスタンスは、怪しげな本を評価するのに、公正なスタンスといえます。

どんな高次存在からのチャネリングを喧伝していても、内容的にショボければ、それまでであるということです。

実際、多くのチャネリング文献が、先行文献の劣化したコピーのような内容になっているのは興味深いことです。これは、商業セミナーが、オリジナルの体験的心理療法の、劣化したコピーであるのと似た現象でもあるからです。

また、それは、現代のニューエイジの思想が、もともとのカウンター・カルチャーの持っていた実践的方法論の劣化コピーのような姿を呈しているのと、似た風景ともいえるのです。

 

 

◆サイキックとスピリチュアル

 

ところで、日本では、スピリチュアルという言葉に、幅広い意味を持たせているので、混乱を生んでいるようにも思われます。

そこで、筆者は、よく次のような言葉の区分けを、便宜的に提案しています。

 

⑴スピリチュアル(精神性・霊性)…「日本的霊性」(鈴木大拙)等

⑵サイキック(超能力) 

 

スピリチュアル、スピリチュリティーとは、精神性、精神的な価値のことであり、何か特異な能力とは関係ありません。

サイキックは、単なる知覚的能力の拡張であり、精神性や精神的な価値とは関係がありません。

スピリチュアルとサイキックは、直接的には何の関係もないのです。

別の軸なのです。

日本では、この2つの軸が、スピリチュアルという言葉の中に入れられているので、余計な混乱が生じてしまっているようにも思われます。

 

たとえば、おそらく、マハトマ・ガンディーやマザー・テレサは、とてもスピリチュアル(霊的)な人ですが、全然、サイキックではありません。

一方、サイキック能力を持っているけど、全然、スピリチュアル(精神的)ではないという人は、山ほどいます。おそらく、そういう人の方が多いでしょう。

この2つは、直接的には関係がないのです。

  

後者の人たちが、スピリチュアルと称して、他人に確証のとれないことを吹聴して、人心を操ったり、金儲けをしようとするので、問題が起きるわけです。

昔、流行った、いわゆる「引き寄せの法則」なども、中身は、スピリチュアルなものではなく、サイキックなものです。それも、19世紀来の伝統的(魔術的)なものとなっています。

 

このような区分けをしていくことで、誤った価値づけを回避していくことができます。

(もし、自称スピリチュアルな人に、個人的なことを言われて、何か気になるようでしたら、上記、チャネリング文献のところで触れたように、その話の内容〔アウトプット〕の質が高いものであるかどうかを評価してみてください)

 

ところで、サイキック能力とは、単なる知覚力の拡張です。それがなぜ、スピリチュアルなものと混同されるかといえば、それは、情報量の問題といえます。

サイキック状態では、情報量が圧倒的(爆発的)に増えるので、総量の問題として、スピリチュアル(精神的)な情報も入り込むからです。ただ、それだけのことです。そして、その中に、スピリチュアル(精神性)なものは、砂金のようにわずかしかないのです。

 

そのため、むしろ、本来は、そうなればこそ、膨大な情報を適切に濾過(フィルタリング)する必要も生ずるのです。

この濾過をするフィルターが、本人の心理的統合(成熟)の力です。

本人の心理的統合が充分でないと、本人の未解決の感情が、そのまま、ゆがんだ形で、投影的に現れてしまうからです。

世のいわゆるスピリチュアル系が、一般的に幼稚なものが多いのは、情報統合の前提となる心理的統合(成長)がなされていないからだともいえます。

サイキック能力を有益なものにするには、前提となる心理的統合(成熟)が必要であるわけなのです。これは、トランスパーソナル心理学のウィルバーが指摘していた「前個(プレパーソナル)と超個(トランスパーソナル)の区別」ということでもあります。心理的な統合を経ていないものは、超個(トランスパーソナル)ではなく、前個(プレパーソナル)なものであるということです。

 

また、歴史的には、神通力という言葉があるように、また、キリストなどの奇蹟の事例があるように、一般に、サイキックに、スピリチュアルなイメージがついてしまっているということもあるのでしょう。

しかし、禅などでは、それらを魔境と呼んで、修行で普通に現れてくる現象であると見なして、そのような落とし穴を警戒するように促しています。

 

ところで、サイキック能力自体は、心を扱う現場では、わりと普通に現れる(ありきたりな)事柄であり、取り立てて特別な事ではありません。現代の科学で説明できないだけのことであり、それは現代科学の水準が低いというだけのことです。超長期的に見れば、必ず何らかの解明がなされるでしょう。それはそれとして、余計な価値を含まずに、研究していけばよいだけのことなのです。

 

総括すると、自分が求めているのが、精神的な価値の探求なのか、それとも、単なる知覚力の拡張なのか、よく切り分けて考えておくのが、良いと思われます。

また、学びたい対象としての流派や方法論が、スピリチュアルやサイキックについて、どのような切り分けや自覚awareness、価値観を持っているのかを、評価しておくことが良いと思われます。

 

 スライド1

 

 

 

【関連サイト】 

ブログ↓

フリー・ゲシュタルトな気づき

流れる虹のマインドフルネス

 

【PART1 Basic】ゲシュタルト療法

ゲシュタルト療法【基礎編】

ゲシュタルト療法【実践・技法編】

ゲシュタルト療法【応用編】

「セッション(ワーク)の実際」

 

【PART2 Standard】

気づきと変性意識の技法 基礎編

変性意識状態(ASC)とは

「英雄の旅」とは

体験的心理療法

NLP 普及・効果・課題

禅と日本的霊性

野生と自然

 

【PART3 Advanced】

気づきと変性意識の技法 応用編

変性意識状態(ASC)の活用

願望と創造性の技法

その他のエッセイ

 

【PART4 当スペース関係】

フリー・ゲシュタルトについて

セッションで得られる効果

 なぜ、ゲシュタルトなのか

メニュー/料金

著作紹介

メルマガ登録【FG通信】

お問い合わせ

 

 

連載6 コーチングを超えて 頭抜けたアウトプットを出す直接的方法 ゲシュタルト・コーチング・アプローチ

ここで、少し、
ゲシュタルト・コーチングの
特徴について触れてみたいと思います。

まずは、
通常のコーチングの効果についてです。

コーチングの効果そのものが、
日本ではあまり理解されていないので、
そこを押さえることが第一段階です。

コーチングとは、
セッションの中で、
クライアントの方が、
自分の深い願望に気づき、
その経験を生きられるようにすると同時に、
時々に陥っている視野の狭さを脱し、
目的への新しい行動計画を構想したり、
決断したりすることを、
サポートする方法論です。

コーチングが上手く働けば、
クライアントの方は、
自分の深い願望にコミットメントしながら、
新しい人生の局面を、
切り拓いていくことが可能になります。

そのためには、
きちんと、
「自分の心に向き合う」
ことが必要であり、
それを継続的に続けていき、
現実的に行動変化を起こしていくことが、
重要な取り組みになります。

ゲシュタルト・コーチング・アプローチは、
ゲシュタルト療法という、
心理療法に由来を持つので、
通常のコーチングと較べた場合に、
「自分の心に向き合う」といった時の、
心のレベル(次元)に違いがある、
といえます。

ゲシュタルト・コーチングの視点からすると、
通常のコーチングは、
クライアントの方の、
「日常意識」のみに、
働きかけている手法といえます。

一方、ゲシュタルト・コーチングは、
クライアントの方の、
「変性意識状態(ASC)」に、
働きかけていく手法といえるのです。

通常のコーチングとその成果は、
クライアントの方の、
「日常意識」によって、
維持・推進されていくものなので、
クライアントの方の努力や
意図的なコミットメントの維持が、
とても大切な要素になってきます。

「日常意識」とは、
(顕在意識ともいえますが)
心の全体性の中では、
氷山の一角の部分であり、
心の深い部分(潜在意識)まで、
意志を伸ばすことができないからです。

そのため、
通常のコーチングは、
クライアントの方の、
意図的な努力が、充分でないと、
成果も十分について来ない、
ということになってくるのです。

その人の、
意識と意欲次第、
ということになります。

一方、
ゲシュタルト・コーチングは、
クライアントの方の変性意識状態(ASC)を利用して、

(本人の理解の上ですが)

クライアントの方の、
潜在意識にも働きかけます。
クライアントの方の、
顕在意識と潜在意識を、
交流させていきます。

その結果、
クライアントの方は、
自分の潜在能力とより交流し、
それらを統合しつつ、
それらに動機づけられながら、
創造性を引き出すことが、

できるようになっていくのです。

そのため、
より楽に、自己変容しつつ、
自分の目標(目標)に向かって、
人生を推進していくが、
できるようになっていくのです。

それが、
ゲシュタルト・コーチングの特徴、
魔法(技法)のひとつなのです。





【PART1 Basic】ゲシュタルト療法
ゲシュタルト療法【基礎編】
ゲシュタルト療法【実践・技法編】
ゲシュタルト療法【応用編】
「セッション(ワーク)の実際」

【PART2 Standard】
気づきと変性意識の技法 基礎編
変性意識状態(ASC)とは
「英雄の旅」とは
体験的心理療法
NLP 普及・効果・課題
禅と日本的霊性
野生と自然

【PART3 Advanced】
気づきと変性意識の技法 応用編
変性意識状態(ASC)の活用
願望と創造性の技法
その他のエッセイ

【PART4 当スペース関係】
フリー・ゲシュタルトについて
セッションで得られる効果
なぜ、ゲシュタルトなのか
メニュー/料金
著作紹介
メルマガ登録
お問い合わせ



連載5 日常意識の庭と、変性意識の大海 頭抜けたアウトプットを出す直接的方法 ゲシュタルト・コーチング・アプローチ


さて、ところで、
変性意識状態(ASC)について説明しますと、
それは、定義的には、
日常意識以外の、
あらゆる変異した意識状態を意味しています。

例えば、私たちは、
酒を飲むと、
少し変わった意識状態になります。
でも、
自分が自分であることはわかっているし、
現実もそこにあることは分かっています。

でも、酔いから醒めると、
自分が、
少し違った自分(意識状態)であったことに、
気づきます。

夢も同様です。
夢を見ている時は、
自分は自分と思っているし、
目の前の現実も、
現実であると思っています。

しかし、
夢から覚めると、
夢時間の自分が、
少し違った自分(意識状態)であったことに、
気づきますし、
その現実も、
今目の前に見ている現実ではなかったことに、
気づきます。

変性意識状態(ASC)とは、
そのような、
この日常意識以外の意識状態を、
広く指した言葉なのです。

そのため、
変性意識状態(ASC)自体は、
非常に多様であり、
それを何かと決めつけることはできません。

ただ、
変性意識状態(ASC)が意味を持つのは、
この日常意識との関係性(関連性)においてのみです。

このことをひとつ定点にしておくと、
広大な変性意識状態(ASC)の宇宙を探索する中で、
指針を持つことができるのです。

それが、
ひとつの航海術であるのです。


【PART1 Basic】ゲシュタルト療法
ゲシュタルト療法【基礎編】
ゲシュタルト療法【実践・技法編】
ゲシュタルト療法【応用編】
「セッション(ワーク)の実際」

【PART2 Standard】
気づきと変性意識の技法 基礎編
変性意識状態(ASC)とは
「英雄の旅」とは
体験的心理療法
NLP 普及・効果・課題
禅と日本的霊性
野生と自然

【PART3 Advanced】
気づきと変性意識の技法 上級編
変性意識状態(ASC)の活用
願望と創造性の技法
その他のエッセイ

【PART4 当スペース関係】
フリー・ゲシュタルトについて
セッションで得られる効果
なぜ、ゲシュタルトなのか
メニュー/料金
著作紹介
メルマガ登録
お問い合わせ



自分たちで「経済」をハンドリングする

今回は、
経済とは何かを考えさせる、
ある本について、
取り上げてみたいと思います。

『父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』
ヤニス・バルファキス/著 関美和/訳 ダイヤモンド社

本書は、
ギリシャ経済危機に際して
財務大臣であった経済学者の著者が、
「経済とは何か」を
娘に語りかけるように易しく解説したものです。
その平易な語り口によって、
世界25ヵ国でベストセラーとなりました。
日本でも今売れているようです。

「経済モデルが科学的になればなるほど、
目の前にあるリアルな経済から離れていく」
という違和感をもとに、
本書を、通常の解説書とは正反対のものにしたかったと、
著者は語ります。

そのため、本書は、
イメージ豊かな喩えや具体例を使って
「仮想通貨は一万年以上前からあった」
「かつて、市場はあっても経済はなかった」
「生産とカネの流れの逆転とは何か」
「金融とは何か」と、
現代経済を動かす根本原理を
わかりやすく説き明かしたものとなっています。
教科書ではなく、
まるで物語のように一気に読めてしまう軽妙な語り口も、
本書の大きな魅力のひとつです。

経済学者に経済をまかせておけない気持ちから
経済学者になったという著者は、
今も「専門家に経済をゆだねることは、
自分にとって大切な判断を
すべて他人にまかせてしまうことにほかならない」
と指摘します。

本書には、
そんな著者の提案する、
私たちが自分で経済を動かしていくための処方箋が
数多く含まれています。


PART1 Basic】ゲシュタルト療法

ゲシュタルト療法【基礎編】

ゲシュタルト療法【実践・技法編】

ゲシュタルト療法【応用編】

「セッション(ワーク)の実際」

 

【PART2 Standard】

気づきと変性意識の技法 基礎編

変性意識状態(ASC)とは

「英雄の旅」とは

体験的心理療法

NLP 普及・効果・課題

禅と日本的霊性

野生と自然

 

【PART3 Advanced】

気づきと変性意識の技法 上級編

変性意識状態(ASC)の活用

願望と創造性の技法

その他のエッセイ

 

【PART4 当スペース関係】

フリー・ゲシュタルトについて

セッションで得られる効果

 なぜ、ゲシュタルトなのか

メニュー/料金

著作紹介

お問い合わせ

 




連載4 変性意識状態のワンダーランド(透視力) 頭抜けたアウトプットを出す直接的方法 ゲシュタルト・コーチング・アプローチ


変性意識状態(ASC)という言葉については、
日本でも、比較的、
知られるようになってきたようです。

ネットでも、
取り上げているサイトも、
以前よりは、
増えて来たようです。

しかしながら、
自分の多くの実体験を通して、
本当の変性意識状態(ASC)を、
深く理解している人や操作している人の記述は、

ほとんど見当たりません。

多くは、
噂話でしかない、
ボンヤリとした曖昧な記述に、
とどまっています。

リアリティがないわけです。

そのため、
ただでさえ日本は、
諸外国に較べて、
この手の情報が貧しいのに、
これでは、
変性意識状態(ASC)の、
本当の意義深さが伝わらないのでは、
懸念するばかりです。


30~40年くらい前に、

トランスパーソナル心理学関係の本が、

流通していた時代は、

もう少し実感的な変性意識状態(ASC)が、

語られていたものでした。


ところで、

本当に意味深い変性意識状態の次元は、
ワンダーランドです。

そこでは、
私たちが迷信的に信じ込んでいる、
時空の観念は、
霧のように、
吹き消されていきます。


私たちは、

リアリティを再定義しなければ、

ならなくなります。


そこには、
広大な、眩いばかりの、
光明の世界も存在しています。

私たちの人生には、
隠された意味があることが、
予感されるのです。

そして、また、
錬磨され、研ぎ澄まされた、
変性意識状態(ASC)は、
大袈裟にいえば、
一種の「透視力」状態ともなります。

そして、
変性意識状態(ASC)のエッセンスを、
普段の日常意識の中で活かしていく、
スキルを高めていくと、
それは千里眼のように、
物事の多様な深層を、
透視する能力ともなってくるのです。

意識を拡大させる能力といっても、
いいかもしれません。

そのような感覚が、
変性意識状態(ASC)を磨いていくと、
生まれてくるわけです。

ゲシュタルト・コーチングでは、
変性意識状態(ASC)の扱い方を、
意図的に鍛えていくことで、
私たちの人生に、
まったく新しい可能性と視力(透視力)を、
もたらしていくことを、

目的としているのです。

 

それは、

私たちの創造的アウトプットにとって、

決定的に重要な意味を持つものであるのです。




【PART1 Basic】ゲシュタルト療法
ゲシュタルト療法【基礎編】
ゲシュタルト療法【実践・技法編】
ゲシュタルト療法【応用編】
「セッション(ワーク)の実際」

【PART2 Standard】
気づきと変性意識の技法 基礎編
変性意識状態(ASC)とは
「英雄の旅」とは
体験的心理療法
NLP 普及・効果・課題
禅と日本的霊性
野生と自然

【PART3 Advanced】
気づきと変性意識の技法 応用編
変性意識状態(ASC)の活用
願望と創造性の技法
その他のエッセイ

【PART4 当スペース関係】
フリー・ゲシュタルトについて
セッションで得られる効果
なぜ、ゲシュタルトなのか
メニュー/料金
著作紹介
メルマガ登録
お問い合わせ



連載3 夢の世界は『ともだちランド』 頭抜けたアウトプットを出す直接的方法 ゲシュタルト・コーチング・アプローチ


『20世紀少年』という映画がありました。
近未来を描いた漫画原作の映画ですが、
その中に、
「ともだちランド」という施設が登場します。

それは、
謎の指導者「ともだち」による、
一種の矯正施設なわけですが、
その中には、
さらにボーナス・ステージとして、
ヴァーチャル・アトラクションというものも、
存在しています。

そこで、人は、
頭に電極をつけられて、
仮想現実の世界に、
送り込まれることになるのです。

送り込まれる仮想世界とは、
不思議なことに、
謎の「ともだち」が、
子供の頃に生きて、
体験していた、
そのままの世界なのです。

そこにあるのは、
「ともだち」や、
その友人たちが経験していた、
過去の出来事の世界なのです。

そこには、
変わることなく、
かつての過去の出来事そのものが、
再現されているのです。


さて、実は、
私たちの夢の世界も、
この「ともだちランド」に、
似たところがあります。

夢の表面的な部分を取り除いて、
夢の深い部分に入っていくと、
そこには、
私たちの体験した過去の出来事が、
何ひとつ変わることなく、
存在しているのです。

そのため、
夢の世界にアプローチして、
そこに介入することは、
私たちの自分史を作っている、
過去の出来事そのものを、
書き換えることにもなっていくのです。

私たちというものは、
自分の歴史(過去経験した出来事)の上に、
成り立っているものです。

今の私たちの行動は、
過去の出来事の影響(結果)として、
存在しているのです。

そのため、
過去の出来事そのものを、
書き換えるということは、
今の私たちの基底にあるプログラムを、
書き換えることにもなるのです。


そうすると、

(未来の)私たちも、

変わってしまうことになるのです。


実際、このように、

過去を書き換えることは、

可能なのです。

それは、なにも、

夢の素材を利用しなくとも、

可能なことなのです。


そして、そのことは、

さまざまな側面で、

過去の出来事に縛られている、

私たちの人生を変える(一変させる)、
大きなきっかけに、
なっていくのです。

 

【PART1 Basic】ゲシュタルト療法
ゲシュタルト療法【基礎編】
ゲシュタルト療法【実践・技法編】
ゲシュタルト療法【応用編】
「セッション(ワーク)の実際」

【PART2 Standard】
気づきと変性意識の技法 基礎編
変性意識状態(ASC)とは
「英雄の旅」とは
体験的心理療法
NLP 普及・効果・課題
禅と日本的霊性
野生と自然

【PART3 Advanced】
気づきと変性意識の技法 応用編
変性意識状態(ASC)の活用
願望と創造性の技法
その他のエッセイ

【PART4 当スペース関係】
フリー・ゲシュタルトについて
セッションで得られる効果
なぜ、ゲシュタルトなのか
メニュー/料金
著作紹介
メルマガ登録
お問い合わせ



連載2 夢の世界からの通信 頭抜けたアウトプットを出すための直接的方法 ゲシュタルト・コーチング・アプローチ


あなたは、夜見た夢を、
よく覚えているでしょうか?

また、自分の見た夢を、
よく理解できているでしょうか?

夢の世界は、
私たちの「心の全体」(機能の総体、魂)が、
よく表現されているものです。

夢の世界のメッセージは、
私たちのその時の人生に対する、
レポート・アドバイス・指摘でもあるのです。

そこには、
私たちの運命を予期・暗示する、
多様な智慧が含まれています。

そのため、
伝統的な社会の多くでは、
夢のお告げを丁重に扱い、
尊重してきたのです。

しかし、
私たち現代人の多くは、
夢のメッセージを聴きとる術(スベ)を、
失ってしまっています。

このこと自体が、

私たちの「魂の喪失」を、

示しているのです。

なので、私たちが、
夢のメッセージを理解したり、

夢と交流するスキルを増していくと、
私たちは、自分の魂の広大なひろがり、
その叡智と深さを、
より理解することが、
できるようになっていきます。

その創造力の無尽蔵の秘密を、
利用できるようにもなっていきます。


映画監督デヴィッド・リンチは、

作品の中でも、よく夢を使いますし、

生活の中での夢のヒントについても、

よく言及しています。


夢をよく知り、馴染んでいる人は、

多く創造的な人々です。


ゲシュタルト・コーチング・アプローチでは、
夢を理解し、活かし、交流するスキルを磨くことで、
私たちの人生そのものの運航に、
深いレベルで介入していくことになるのです。

 




【PART1 Basic】ゲシュタルト療法
ゲシュタルト療法【基礎編】
ゲシュタルト療法【実践・技法編】
ゲシュタルト療法【応用編】
「セッション(ワーク)の実際」

【PART2 Standard】
気づきと変性意識の技法 基礎編
変性意識状態(ASC)とは
「英雄の旅」とは
体験的心理療法
NLP 普及・効果・課題
禅と日本的霊性
野生と自然

【PART3 Advanced】
気づきと変性意識の技法 応用編
変性意識状態(ASC)の活用
願望と創造性の技法
その他のエッセイ

【PART4 当スペース関係】
フリー・ゲシュタルトについて
セッションで得られる効果
なぜ、ゲシュタルトなのか
メニュー/料金
著作紹介
メルマガ登録
お問い合わせ



連載1 頭抜けたアウトプットを出すための直接的方法 ゲシュタルト・コーチング・アプローチ

私たちが今、
生み出しているアウトプットは、
今の「心」の仕組みに依存します。
また、
これからの人生で生み出すアウトプットは、
その時の「心」の仕組みに依存します。

ここで、簡単に
「心」と呼んでいるものは、
意識、知覚、潜在意識そのすべてを含んだ、
私たちの機能の総体のことです。

もし、今の心の仕様(システム)が変わらなければ、
アウトプットの質も変わりません。

今の自分の延長のものが、
そのまま出てくるだけです。

そう考えたとき
あなたは今のアウトプットに、
満足しているでしょうか?
それとも、
人生で、もっと凄いアウトプットを出したいと、
考えているでしょうか?

アウトプットを変えたいなら、
この「心」、意識を含んだ「機能の総体」を、

変えていかなければ、
ならないわけです。

これからの日本は、

未曽有の困難が予想されます。

日本の経済、財政等は、

事実上、終焉しているので、

まさに、サバイバル的状態が、

やって来ることになります。

(最近でも、経団連会長のコメントと同期して、

大手メーカーのリストラが発表されました)


その終末の時代が来た時に、

自分の「身ひとつ」で、

創造的なアウトプット(価値)を生み出すスキルが、

身につけられているでしょうか?


ところで、私たちは、

自分の中から、

無尽蔵なアウトプットを生み出すことが、

可能です。


今世間で盲信されている価値体系を超えて、

リアルに、自分の「心」にアクセスしていけば、

いいだけです。


ここでは、連載形式で、
そのような方法論について、
記していきたいと思います。



【PART1 Basic】ゲシュタルト療法
ゲシュタルト療法【基礎編】
ゲシュタルト療法【実践・技法編】
ゲシュタルト療法【応用編】
「セッション(ワーク)の実際」

【PART2 Standard】
気づきと変性意識の技法 基礎編
変性意識状態(ASC)とは
「英雄の旅」とは
体験的心理療法
NLP 普及・効果・課題
禅と日本的霊性
野生と自然

【PART3 Advanced】
気づきと変性意識の技法 応用編
変性意識状態(ASC)の活用
願望と創造性の技法
その他のエッセイ

【PART4 当スペース関係】
フリー・ゲシュタルトについて
セッションで得られる効果
なぜ、ゲシュタルトなのか
メニュー/料金
著作紹介
メルマガ登録
お問い合わせ



「至高体験」の効能と、自己実現


さて、前回、
いささか使い古された感のある、
マズローの自己実現self-actualization
という概念を取り上げ、
それが、
下位の欲求実現のあとにのみ、
ピラミッドの頂点のように、
現れるわけではないことについて、
見てみました。
「完全なる体験」の因子と、マズロー

今回は、
マズローの、別の有名な概念である、
至高体験peak-experience
について取り上げ、
その瞬間的な体験が、
自己実現に作用する、その構造的関係を、
見ていきたいと思います。


◆自己実現の再定義

ところで、
マズロー自身は、
通俗的なイメージにあるような、
「自己実現のモデル」が、
積み木のような静的なモデルとして、
とらえられてしまうことを、
危惧してもいました。

そして、
さまざまな形で、
人生に現れる、
至高体験(至高経験)peak-experienceの体験が、
人の自己実現を、
促進していく要素を持つことについて、
自己実現の再定義として、
記しています。

「換言すると、
だれでも何らかの至高経験においては、
自己実現する個人に見られる特徴を
多く示すのである。
つまり、しばらくの間、
かれらは自己実現者になるのである。
われわれは望むなら、
一過性の性格変化と考えてよいのであって、
情緒―認識―表現状態はまるで違う。
これらは
かれの最も幸福で感動的な瞬間であるばかりでなく、
また最高の成熟、個性化、充実の瞬間―
一言でいえば、
かれのもっとも健康な瞬間―でもある。」

「このことは、
われわれがその静的、類型学的欠陥を一掃し、
極くわずかの人びとが六〇歳になって入ることのできる
悉無律all-or-noneの神殿としないように、
自己実現を再規定することを可能にする。
われわれはこれを挿話として、
あるいは人を奮起させる事柄として、
規定することができるのである。
そこでは、人の力はとくに有効に、
また非常に快的なかたちでもって結集されるだろうし、
かれは一層統合せられ、分裂が少なく、
経験に開かれ、特異的で、
まったくのところ表現豊かで、
自発的で、完全に機能し、
創造に富み、ユーモラスで自我超越的で、
自己の低次欲求より独立する
等々になるのである。
かれはこれらの挿話において、
真に自己自身になり、
完全にかれの可能性を実現し、
かれの生命の核心に接するようになるのである。」

「われわれが
自己実現する人びとと呼んで区別するものは、
平均人よりもはるかに何度も、
又強く、完全に、
これらの挿話的事態が生ずると
みられることである。
このことは、
自己実現が悉無律的な事柄ではなく、
むしろ程度や頻度の問題であり、
したがって、適当な研究手段に乗せ得ることを
示すのである。
われわれはもはや、
大部分の時間、自己を充実できる極くわずかの被験者を
研究することに限られる必要はない。
理論的にいって、少なくとも、
自己実現の挿話としてどのような生活歴を
研究してもよいのである。」
(『完全なる人間』上田吉一訳、誠信書房)

ここでは、
至高体験(至高経験)と、
自己実現との関係、
また、至高体験が、
自己実現に作用するあり様が、
語られています。


◆マズローの狙うところ

ところで、
マズローは、今では、
自己実現や至高体験などの概念で、
知られていますが、
彼の研究の元々の来歴は、
精神分析のような、
欠乏deficiencyした欲求(動機)によってのみ、
構成される人間像というものに、
彼が違和感を感じたからでした。
そこからでは、
創造的な人間像が、
まったく描けないからでした。

人間の存在状態の、
多様な帯域を網羅するには、
観察される、
肯定的で、創造的な要素も、
加えることが必要だと考えたからでした。

そこで、彼は、
欠乏deficiencyを軸とした、
D動機 D-motivation だけで構成される人間像ではなく、
生命 being や生成 becoming の成長欲求を核とした、
B動機 B-motivationというものを、
考えていくようになったのでした。

誰の人生においても、
挿話的に現れる、
創造的で肯定的な体験領域―至高体験や、
また、それらを含む体系として
より包括的な心理学を、
構想するようになったのでした。

彼は語ります。

「これは、
『積極的心理学』あるいは
未来の『予防心理学』に関する一章であって、
完全に機能する健康な人間を取り扱い、
ただ通常の病気である人のみを
取り扱おうとするのではない。
したがって、
「平均人の精神病理学」としての心理学に
対立するものではなく、
それを超え、原理的にいって、
病気も健康も、
また、欠乏も生成も生命も
ともに含める総括的、包括的な体系の中で、
すべてその発見を具体化できるのである。
わたくしは
それを生命心理学Being-psychologyと呼んでいる。
というのは、
それが手段よりもむしろ目的に関係しているからである。
すなわち、最終経験、最終価値、最終認識、
達人people as endsというものに
関与しているためである。
ところがこんにちの心理学の研究するところは、
大抵、所有することよりも所有しないことに、
成就よりも努力に、
満足よりも欲求不満に、
喜びに達したことよりも喜びを求めることに、
そこにあることよりもそこに達しようと努めることに
おかれているのである」
(前掲書)


◆至高体験peak-experienceの諸相

さて、次に、
彼が注目し、事例を収集した、
至高体験(至高経験)peak-experienceについて、
見てみましょう。

通常訳語に使われている、
「至高」という言葉は、
何か宗教的で特別な感じがありますが、
実際は、
身近にあるハイな体験の中でも、
特にその強度が強いものといったものです。

「B愛情B-loveの経験、親としての経験、
神秘的、大洋的、自然的経験、美的認知、創造的瞬間、
治療的あるいは知的洞察、オーガズム経験、
特定の身体運動の成就などにおける
これら基本的な認識事態を、
単一の記述でもって
概括しようとこころみるものである。
これらの、
あるいはこれ以外の最高の幸福と充実の瞬間について、
わたくしは『至高経験』と呼ぼうと思う」(前掲書)

彼が、
至高体験のものとして挙げる、
さまざまな特徴を、
ひろってみましょう。

「B認識B-cognitionでは、
経験乃至対象は、
関係からもあるべき有用性からも、
便宜からも、目的から離れた全体として、
完全な一体として見られやすい。
あたかも宇宙におけるすべてであるかのように、
宇宙と同じ意味での生命のすべてであるかのように
見られるのである。
これは、
大部分の人間の認識経験である
D認識とは対照的である。」

「B認識のあるところ、
認識の対象にはもっぱら、
またすっかり傾倒される。
これは「全体的注意」
―シャハテルもまたそうみている―
と呼んでもよいかもしれない。
ここでわたくしが言おうとしていることは、
魅惑せられること、
あるいはすっかり没頭することの意味に
非常に近いのである。
このような熱中においては、
図は図ばかりになり、
地は事実上消えてしまうか、
少なくとも重視はされない。
それはまるで、当分の間、
図は他のものすべてから切り離されたようであり、
世界が忘れ去られたようでもあり、
暫くの間、認識の対象が
生命のすべてになったかのようである。」

「そのときには、かれは直ちに、
自然がそのまま、
それ自体のために存在するように見ることができ、
決して人間の目的の遊戯場としては
見ないのである」

「わたしが見出したところでは、
自己実現する人間の正常な知覚や、
平均人の時折の至高経験にあっては、
認知はどちらかといえば、
自我超越的、自己滅却的で、
無我であり得ることなのである。
それは、不動、非人格的、無欲、無私で、
求めずして超然たるものである。
自我中心的ではなく、対象中心である。
つまり認知的な経験は、
自我にもとづいているのではなく、
中心点を対象におき
その周辺に形作っていくことができるのである。
それはみずからとかけはなれ、
観察者に頼らない
なんらかの実在を見ているかのようである。
美的経験や愛情経験では、
対象に極度にまで没入し、
『集中する』ので、
まったく実際のところ、
自己は消えてしまうばかりである。」

「至高経験は自己合法性、
自己正当性の瞬間として感ぜられる。
それとともに個有の本質的価値を荷うものである。
つまり、至高経験はそれ自体目的であり、
手段の経験よりも
むしろ目的の経験と呼べるものである。
それは、非常に価値の高い経験であり、
啓発されることが大きいので、
これを正当化しようとすることさえ
その品位と価値を傷つけると
感ぜられるのである。」

「わたくしの研究してきた普通の至高経験では、
すべて時間や空間について
非常に著しい混乱が見られる。
これらの瞬間には、
人は主観的に時間や空間の外に
おかれているというのが正しいであろう」

「至高経験は、
善であり、望ましいばかりで、
決して悪だとか、望ましくないものとしては
経験せられないのである。
経験は本質的に正当なものである。
経験は完全で完成したものであり、
それ以外をなんら必要としない。
経験はそれ自体充分のものである。
本質的に、必然的で不可避のものである。
それはまさにあるべく姿である。
それは畏怖と驚嘆と驚愕と卑下、
それに敬服と高揚と敬虔でもってさえ
反応させれるのである。
この経験に対する人の反応を述べるのに、
神聖ということばも時折使われている。
それは生命の意味からして
喜ばしく、『痛快なものamusing 』である。」

「至高経験においては、
現実そのものの性格をさらに明確に見ることができ、
またその本質が
より深く見透されるものだとの命題を認めたい。」

「至高経験は、
この観点から見ると、
絶対性が強く、それほど相対的ではない。
(中略)それは比較的達観し、
人の利害を超越しているというだけではない。
それらはまた、
みずからは『彼岸』にあるかのように、
人間臭を脱し、
自己の人生を超えて
永続する現実を見つめているかのように、
認知し、反応するのである。」

「至高経験は、純粋の満足、
純粋の表現、純粋の高揚
あるいは喜びと考えてよい。
だがやはり
それは『世上における』ことであるから、
フロイトの『快楽原理』と『現実性原理』の
一種の融合を示すのである。
したがって、それはさらに、
心的機能の高い水準において、
普通の二分法的考え方を
解決した一例ともいえるものである。
したがって、われわれは、
このような経験をもつ人びとには
無意識に対する親近性と開放性、
無意識を比較的おそれないことといった
ある種の『浸透性』が
共通に見出される、と考えてよい。」
(前掲書)


◆至高体験の効能

さて、上記のような、
至高体験が、
人の心理的側面に、
大きな影響を与えることは、
容易に想像することができると思います。

マズローは、
その人格変容(転換)への影響を、
以下のように記します。

「1 至高経験は、厳密な意味で、
徴候symptomsを取り除くという
治療的効果を持つことができ、
また事実もっている。
わたくしは少なくとも、
神秘的経験あるいは大洋的経験をもつ二つの報告
―ひとつは心理学者から、いま一つは人類学者から―
手にしているが、
それらは非常に深いもので、
ある種の神経症的徴候を
その後永久にとり除くほどである。
このような転換経験は、
もちろん人間の歴史においては
数多く記録せられているが、
わたくしの知るかぎりでは
決して心理学者あるいは精神医学者の
注目のまととなってはいないのである。

2 人の自分についての見解を、
健康な方向に変えることができる。

3 他人についての見解や、かれらとの関係を、
さまざまに変えることができる。

4 多少永続的に、世界観なり、その一面なり、
あるいはその部分なりを変えることができる。

5 人間を解放して、
創造性、自発性、表現力、個性を
高めることができる。

6 人は、その経験を
非常に重要で望ましい出来事として記憶し、
それを繰り返そうとする。

7 人は、たとえそれが
冴えない平凡な苦痛の多いものであったり、
不満にみちたものであったりしても、
美、興奮、正直、遊興、善、真、有意義といったものの存在が
示されている以上、
人生は一般に
価値あるものと感じられることが多いのである。」
(前掲書)


……………………………

さて、以上、
マズローの言葉を通して、
自己実現と、
それに影響する至高体験の関係を、
見てみましたが、
その構造的関連が、
理解されたかと思います。

ところで、実際、
至高体験とは、
誰においても、
起こって来るものです。
ここで挙げているような、
極端な形ではなくとも、
もっと穏やかな形で、
多様な姿で存在しています。

そして、
その可能な因子としての心理特性は、
頂点的な体験だけでなく、
日々のさまざまな感覚体験の中に、
混じりこんでいるものなのです。

私たちは、
心理的投影を通して、
ちょっと事件や生活の出来事の中に、
芸術体験やスポーツ体験の中に、
それらの萌芽を、
日々感じ取っているものでもあります。

また、心理療法やその他の、
直に心身を取り扱う実践を重ねていくと、
心身の流動化が、
段々と増していき、
至高体験なども、
より経験しやすくなっていくのです。

拙著『砂絵Ⅰ: 現代的エクスタシィの技法』においては、
心身の流動化や、
変性意識状態(ASC)が、
私たちを導く、
さまざまな生の肯定的様相について、
とり扱ってみました。
内容紹介『砂絵Ⅰ: 現代的エクスタシィの技法 心理学的手法による意識変容』

そして、
実際のところ、
このような創造性が、
自己のうちに、
潜在的に在るものとして、
知っておくことは、
人生の取り組みの中で、
私たちを、
より大きな可能性の中に、
置いていくことでもあるのです。

そのような意味においても、
マズローの視点は、
現在でも、
未だ示唆の多いものと、
いえるのです。


※気づきや統合、変性意識状態(ASC)への
より総合的な方法論については、拙著↓
入門ガイド
および、
『砂絵Ⅰ 現代的エクスタシィの技法 心理学的手法による意識変容』
をご覧下さい。



 

【PART1 Basic】ゲシュタルト療法
ゲシュタルト療法【基礎編】
ゲシュタルト療法【実践・技法編】
ゲシュタルト療法【応用編】
「セッション(ワーク)の実際」

【PART2 Standard】
気づきと変性意識の技法 基礎編
変性意識状態(ASC)とは
「英雄の旅」とは
体験的心理療法
NLP 普及・効果・課題
禅と日本的霊性
野生と自然

【PART3 Advanced】
気づきと変性意識の技法 上級編
変性意識状態(ASC)の活用
願望と創造性の技法
その他のエッセイ

【PART4 当スペース関係】
フリー・ゲシュタルトについて
セッションで得られる効果
なぜ、ゲシュタルトなのか
メニュー/料金
著作紹介
メルマガ登録
お問い合わせ




 

「完全なる体験」の因子と、マズロー


さて、以前より、
フロー体験という、
高度に能力化された心の状態、
拡張された意識状態について、
何回か取り上げています。
フロー体験について

また、私たちの心の、
知られざる階層構造の可能性についても、
たびたび、取り上げて来ました。
そして、
変性意識状態(ASC)の中などで現れる、
それらのシステムが、
私たちを高度に統合してしまう事例などについても、
触れました。
映画『攻殻機動隊』ゴーストGhostの変性意識
「聖霊」の階層その3 意識の振動レベル

さて、今回は、
そのような潜在的な心が照らし出す、
「存在の肯定的な状態(エクスタシィ)」について、
マズローなどを素材に、
少し考えてみたいと思います。

というのも、
古典的な心理療法が、
しばしば陥りがちな誤りなのですが、
症状や苦痛などの否定的状態を、
自明化(実体化)しすぎることで、
(クライアントの方が焦点化しすぎることで)
かえって、
心理療法的なゲームに、はまり込んで、
悪循環のループから、
出られなくなってしまうというのは、
よくあることだからです。

苦しみを、
反復的に確認していく、
心理療法ごっこが、
目的化してしまうのです。

一方、
微かなものであっても、
核となる肯定的な状態に、
きちんとフォーカスしていくと、
その心の状態が、
だんだんと育っていって、
症状として現れていた苦痛を、
消滅させていくということも、
よくあることだからです。

その意味で、
私たちのうちにある、
力強い、存在の肯定的状態(エクスタシィ)について、
知っておくことは、
あらゆる面で、
役立つことでもあるからです。
この関係の詳細については、
内容紹介 拙著『砂絵Ⅰ: 現代的エクスタシィの技法 心理学的手法による意識変容』
をご覧下さい。

さて、
アブラハム・マズローといえば、
現在では、
「欲求の五段階説」
「自己実現」
「至高体験 peak-experience 」などの用語で、
ビジネス的な場面で、
ひろく知られる存在となっています。

ところで、
欲求の五段階説というのは、
・生理的欲求
・安全欲求
・社会的欲求
・承認欲求
・自己実現欲求
というように、
下位のレベルから、
人間の欲求が、
だんだんと満たされていって、
自己実現が達成されるような、
ピラミッド型のイメージに、
なっています。

ところで、
このようなイメージを見た際、
クライアントの方の中には、
下位の欲求が満たされていないと、
上位の階層に進めないような、
昇段試験のようなハードルを、
感じられる人たちがいます。

特に、
否定的なものに焦点化しがちな人たちは、
下位の(過去の)不足物が、
自分たちを、
永遠に、
上位に進ませないかのように、
とらえたりもします。

しかしながら、
さまざまな人の、
さまざまな心理的変容を、
見て来た経験からすると、
これらの欲求や成長は、
(大枠ではそうかもしれませんが)
必ずしも、
そんなに限定的・制限的ではなく、
積み木のような、
積み上げ方式には、
なっていないようなのです。

たとえば、
マズロー自身、
学習や人格変容について、
次のように語っています。

「人格転換は、
習慣や連合を一つづつ獲得することによるより、
全人格の全体的変化によって生ずる
という方がふさわしい。
すなわち、
外にあるものを新しく所有する場合のように、
なにがしかの習慣をつけ加えた同じ人
というのではなく、
新しいひとになるのである。
このような性格転換学習は、
非常にこみ入ってはいるが、
高度に統合せられた、
全体的有機体の転換を意味する。」

「わたくしの被験者の報告によると、
最も重要な学習経験は、
悲劇的な事件、死、心的外傷、転向、
急激な洞察のような単一の生活経験であることが、
最も多数を占めた。
これらの経験は、その当人の生活展望に対し、
無理やりに転換を迫り、結果的には
かれのあらゆる行動に変化をもたらすのである。」

「成長が抑制や拘束をはがし、
人をして『自己自身たらしめ』、
行動をくり返すというよりむしろ
それを放たしめ―いわば『放射能のように』―
その精神的本性が
そのまま表現されるのを認めるならば、
それだけ自己実現者の行動は、
獲得されたものというより、
むしろ、学習されないで創造され、
解き放たれたものとなり、
対応的のものではなく、
表現的のものとなるのである。」
(『完全なる人間』上田吉一訳、誠信書房)

ここでは、
人間の自己実現的衝動や、
心理的変容(成長)が、
学習的につけ加えられるのではなく、
むしろ内的な表現のように、
内から発現して来る様子が、
描写されています。

また、事例的には、
強度な単一の人生経験が、
人格を変える「学習経験」「転換」になることが、
多いことも指摘されています。

そして、また、
ここで挙げられている、
「急激な洞察」体験などが、
彼がいう「至高体験」などと、
通ずるものであろうということは、
充分類推されることでもあるのです。

さて、
そのように見てみると、
自己実現的なものの発現や、
高度な人格変容とは、
必ずしも、
ピラミッドを登りきったところだけに、
限定されるものではなく、
人生のさまざまな体験領域の中にも、
存在しうることが
推察されるのです。

事実、そのような経験談は、
事例的も、
非常によく聞くところでも、
あるのです。

そのため、
現状、どのような状態にあっても、
思わぬ形で、
変容がやって来るかもしれない可能性や、
それにつながる肯定的状態に対して、
開かれた姿勢を持つことが、
重要でもあるのです。

たとえば、
フロー体験や、至高体験は、
主観的には、
あたかも「完全なる体験」といった様相を、
持ちます。

また、
そこまで行かなくとも、
肯定的な状態の要素は、
普通の体験の奥にある、
「完全なる体験」の因子として、
日々さまざまに、
感じ取られるものでもあります。

それらは当然、
実在的というより、
感覚的なものですが、
しかし、
その類いの感覚の中には、
気のせいでは終わらない、
変容を導く、
創造的な因子、
高い階層の潜在領域(能力)が、
存在しているのです。

そして、
それら存在の肯定的状態の要素は、
実際、訓練次第で、
さまざまな場面で、
呼び起こしていくことが、
可能なものでもあるのです。

その肯定的感覚の因子を、
心のどこかで保持し、
未知の可能性に開かれた取り組みを、
日々、続けていくことが、
それらをだんだんと確固としたものに変え、
結果として、
飛躍的な事態(転換)をもたらすことに、
つながっていくのです。


※気づきや統合、変性意識状態(ASC)への
より総合的な方法論については、拙著↓
入門ガイド
および、
『砂絵Ⅰ 現代的エクスタシィの技法 心理学的手法による意識変容』
をご覧下さい。


Maslow_0.gif-300x255


【PART1 Basic】ゲシュタルト療法
ゲシュタルト療法【基礎編】
ゲシュタルト療法【実践・技法編】
ゲシュタルト療法【応用編】
「セッション(ワーク)の実際」

【PART2 Standard】
気づきと変性意識の技法 基礎編
変性意識状態(ASC)とは
「英雄の旅」とは
体験的心理療法
NLP 普及・効果・課題
禅と日本的霊性
野生と自然

【PART3 Advanced】
気づきと変性意識の技法 上級編
変性意識状態(ASC)の活用
願望と創造性の技法
その他のエッセイ

【PART4 当スペース関係】
フリー・ゲシュタルトについて
セッションで得られる効果
なぜ、ゲシュタルトなのか
メニュー/料金
著作紹介
メルマガ登録
お問い合わせ




 


自己啓発セミナーとは

_SL500_

さて、

体験的心理療法の説明をすると、

人によっては、

かつて流行し、社会問題にもなった、

「自己啓発セミナー」を連想したりします。

ここでは、その関連について、

考えてみたいと思います。

 

 

◆自己啓発セミナーの系列

 

日本で広まり、現在も、

多く系列が残っているもの(大部分)は、

ライフダイナミック社のものです。

これは、おそらく、その名のとおり、

アメリカの「マインドダイナミックス」と

「ライフスプリング」とを合わせたものでしょう。

 

また、自己啓発セミナーを語る言葉の中に、

ベトナム帰還兵用プログラム云々というものがありますが、

実際のプログラムを見ても、

戦争後遺症をケアできる内容などないので、

おそらく、作為的な作り話か、都市伝説でしょう。

また、同じく、プログラムのデザインに、

ゲシュタルト療法家が関わったという記述もありますが、

ゲシュタルト療法家といっても、

昨今のNLPer(NLP実践家)のように、

当時は、ゲシュタルト療法家も、

雨後の筍のようにいたでしょうから、

実質的には、意味のない肩書きでしょう。

(ゲシュタルト療法では、そもそも、

その時の、クライアントの内的欲求に従わない表現は、

行なわないものです)

 

 

◆洗脳的プログラムとは ―「複数の自我」について

 

さて、自己啓発セミナーに関係して、

よく「洗脳」という言葉が使われます。

(上記、ライフダイナミック社のセミナーについて

ルポも、『洗脳体験』という書名でした)

 

この洗脳について、

一般的なイメージ(理解)に、少しズレがあるので、

記しておきたいと思います。

 

一般に、「洗脳」というと、

何もないところ(人)に、

任意の情報を流し込んで、

その人(被洗脳者)を、

こちら(洗脳者)の意のままにプログラミングしてしまう、

というイメージがあります。

しかしながら、

それは少し違います。

 

洗脳的な症状が、生じる場合、

そこには必ず、事前に、

その人(被洗脳者)の内部に、

潜在的に、「洗脳に呼応する因子(欲求、自我)」が、

微少であれ、あらかじめ存在しているのです。

無からの、洗脳ということは起こらないのです。

(→「複数の自我」)

 

そして、

その人の、その欲求(自我)部分が、

ある状況の中で、プログラムの力を借りて、

急激に覚醒して、

他の欲求(自我)を圧倒することにより、

洗脳的な症状が現れて来るのです。

 

しかし、実際のところは、

その欲求(自我)部分は、そういったニーズを、

どこかで潜在的に持っていたのです。

 

私たちの中には、

さまざまな欲求(自我)の潜伏と、

ニーズがあるものです。

それ自体は、問題ではありません。

その分裂と歪み、気づきの欠如が、

問題的であるのです。

 

洗脳者側は、

人々潜在的な欲求を、

類型的・直感的に知っており、

その欲求が、

自分たちのプログラムによって、

誘導・強化されるように操作を行なっていくのです。

また、コミットメントを深めるように、

物語化を行なうのです。

 

さて、

この洗脳に呼応する欲求(自我)は、

人格の全体性の中では、

「部分的」なものです。

そのため、通常は、ある程度、時間が経つと、

心の全体性の中で、

その突出した欲求(自我)部分は弱体化して、

霧散していきます。

心の全体は、基本的には調整機能があるからです。

 

普通は、洗脳状態は、

心の全体性の中では「不自然」であるがゆえに、

自然のプロセスの中で解消されていきます。

そのため、

洗脳を維持するには、

ある種の「不自然な強化」が必要となります。

そのための仕掛けを、

自己啓発セミナーの主催者は、

理解しているわけです。

「勧誘活動」などはその動機付けです。

 

他者への勧誘活動とその達成によって、

その欲求(自我)部分が、生き残れるように、

主催者は、動機付けを行ないます。

そのため、

その欲求(自我)部分は、自己が生き残るために、

必死に、他者への勧誘活動を行なうわけです。

勧誘が成功すれば、その分だけ、

その欲求(自我)は、生きながらえられるので、

強迫的に、次の勧誘に挑みます。

こうして、勧誘と動機付けの、

サイクルが形成されていきます。

  

 

自己啓発セミナーと体験的心理療法との違い

 

さて、それでは、

自己啓発セミナーと、

通常の体験的心理療法の違いは、

どこにあるのでしょうか?

 

一番の大きな違いは、

欲求(自我)の自発的プロセスです。

 

自己啓発セミナーでは、

体験的心理療法で起こって来るような、

真の自発性的な欲求プロセスが生じないのです。

 

洗脳的なセミナーの特異な力(効果)は、

参加者の、セミナーに呼応する欲求(自我)が、

プログラムの力を借りて、

日常的な自分(その他の欲求・自我)を、

圧倒することにあります。
 

しかし、

借り物の力(枠組み)による、

部分的自我の解放には、

つねに操作的・恣意的な要素があるため、

ニセの解放という印象が残ります。

 

そのため、それは、

中途半端な、

「部分的」「表層的な」解放に、

とどまざるを得ないのです。

深部から湧出して来る、

自発的で全体的な、人格的解放は起きないのです。

 

それが、自己啓発セミナーが、

「なぜ、本当には深まらないのか」

の理由です。

 

「変化は起こすものではなく、起こるものだ」

とは、フリッツ・パールズの言葉です。

 

そのため、

自己啓発セミナーでは、

真に深いレベルでの人格的変容は起こらないのです。

 

しかしながら、

体験的心理療法を行なう者は、

自己啓発セミナーの仕組みや、

それが、何故、相変わらず、

人を惹きつけるのかを、

よく研究する必要があります。

そこには、

現代社会が欠落させているものつけ込む

周到な方法論が、

考えられているからです。


関連記事

日本のNLP(神経言語プログラミング)は、なぜ退屈なのか




※気づきや統合、変性意識状態(ASC)への

より総合的な方法論については、拙著↓
入門ガイド
および、
『砂絵Ⅰ 現代的エクスタシィの技法 心理学的手法による意識変容』
をご覧下さい。

 

【PART1 Basic】ゲシュタルト療法
ゲシュタルト療法【基礎編】
ゲシュタルト療法【実践・技法編】
ゲシュタルト療法【応用編】
「セッション(ワーク)の実際」

【PART2 Standard】
気づきと変性意識の技法 基礎編
変性意識状態(ASC)とは
「英雄の旅」とは
体験的心理療法
NLP 普及・効果・課題
禅と日本的霊性
野生と自然

【PART3 Advanced】
気づきと変性意識の技法 上級編
変性意識状態(ASC)の活用
願望と創造性の技法
その他のエッセイ

【PART4 当スペース関係】
フリー・ゲシュタルトについて
セッションで得られる効果
なぜ、ゲシュタルトなのか
メニュー/料金
著作紹介
メルマガ登録
お問い合わせ

エンプティ・チェア(空の椅子)の技法Ⅰ

「エンプティ・チェアの技法」は、心理療法の世界では、ゲシュタルト療法といえば、すぐに、エンプティ・チェアの技法が、想起されるほどに、ゲシュタルト療法のイメージとなっているものです。

 

また、現在では、

コーチングなどでも、

広く取り入れられたりもしています。

 

しかし、

この技法の持つ本当の意味(原理)や、

深い可能性が、

あまり理解されていない面も、

あるようですので、

ここでは、私たちの心理的構造を含めて、

実践法を解説していきたいと思います。

 

そして、この原理を知ることで、

エンプティ・チェアの技法は、

私たちの想定を、

はるかに超えた領域まで、

応用的に使っていくことが

できるものになるのです。

 

ところで、
エンプティ・チェアの技法は、

セッションの中の、

さまざまな場面において、
利用でき、

効果を発揮するものとなっています。

一番、多く使用される方法は、
誰か実在の人物を、
エンプティ・チェアに置いてみて、
(そこに居ると仮定して)
その人物に、語りかけ、
伝いたいことを伝えるというものです。
また、相手になってみて、
その気持ちを探ってみるという、

形のものです。
では、この手法の、

原理的な意味を少し見ていきましょう。

 


①原理

さて、心理学、

特にフロイトの精神分析では、

「投影projection」といえば、

自分が心理的に抑圧したもの

=自分のものと認めたくないものを、

相手(外部の世界)に投げ込む、
防衛機制を指しています。

 

「あの人はなんかすごく嫌な人」

「あの人はすごく悪い人」

という場合、

私たちの内にある、

受け入れたくない要素、

認めたくない要素(自分の感情)を、

相手に投影しているわけです。

 

「あんな邪悪な感情を持っているのは、あの人だ!」

「自分は、あんな邪悪な感情はまったく持っていない!」

となっているわけです。

そのことで、

自分のセルフ・イメージが守られるわけです。

 

また、

そこまで限定しなくとも、

私たちが、一般に、

他人や外部の世界をとらえようする時は、

無意識的に、

自分の心的内容(欲求)を、
外部の世界に投影して、

物事を把握しようとしているものです。

 

「画家は、

その身体を世界に貸すことによって、

世界を絵に変える」

といったのは、

フランスの哲学者メルロ=ポンティです。

(『眼と精神』木田元他訳、みすず書房)

 

私たちは、

潜在意識も含めた、

心身の全存在で、

世界や他人に関わっているのです。

 

私たちが、

ニュートラル(中立的)に、

客観的に、

外部世界をとらえることなど、

基本的には無いのです。

 

他人や外部世界が、

ニュートラル(中立的)に、

客観的に、

とらえられるようになるのは、

自分の心的投影の歪みが、

ある程度、

解決された後での話です。

 

さて、

エンプティ・チェアの技法は、
この投影の原理を、

応用したものになっています。

 

また、

心理的投影の歪みを、

取り去るための技法と、

なっています。

 

 

②技法と手順

エンプティ・チェア(空の椅子)の技法は、
クライアントの方と、
セッションを進めるなかで、
クライアントの方にとって、
「或る人物との関係性」が、
重要なテーマであると、

感じられた時、
また、
強い感情的な価値(付加)を有していると、
判断された場合に、
まずは、提案される技法のひとつです。

(1)まず、
クライアントの方に、
空いている椅子や座布団の上に、
その人が居ると仮定してもらいます。

(2)次に、
その人に、言いたい事を伝えてもらいます。

さて、
簡単に書きましたが、
「架空の劇」にもかかわらず、
このようなこと自体が、
クライアントの方にとって、
心の負担となる場合もあるので、
慎重なやり取りや、
場の設定が必要なのです。

というのも、この原理は、
上の図のようになっているからです。

 

つまり、
椅子に置く、「その人物」とは、
実は、クライアントの方の中に、

存在している、
心的内容(欲求・自我状態)、
そのものだからです。

仮に「人物A」を置いた場合、
そこに、クライアントの方が見ているのは、
人物Aに投影している、
自分の心的欲求A(自我状態A)そのものなのです。
(本人は、それに気づかず、

そこに、人物A本人を、

見ていると思っていますが)

そして、この場合、

そこに見た、
人物A=心的欲求Aとの

「関係性(非対称性)」において、
今度は、自分をただちに、
心的欲求C(自我状態C)と同一化します。

自分が、

「自我状態C」という存在に、

なってしまうのです。


ポイントは、ここです。

心的欲求(自我状態)AとCとの

関係性(=カップリング・非対称性)

のなかで、
自己のアイデンティティが、
規定(拘束)されてしまっているのです。

これが、
普段の日常の、

人間関係のなかでも、
私たちが、
不自由になってしまう理由です。


私たちは、そこにいる、

実在の他人に、

拘束されているのではなく、
その人に投影している、
自分自身の心的欲求や自我状態の、

構造(非対称性)に、
拘束されているのです。

 

(有名な、
トップドッグ(超自我)と

アンダードッグ(下位自我)の

カップリング、
世間に多い、

加害者と被害者のカップリングも、
心の非対称的な構造として、
クライアントの方の心の中に、
元々、存在しているものなのです)

そのため、
潜在意識の中にある、
この心的欲求(自我)AとCとの関係性を、
十分に意識化することや、
その硬化した非対称的な構造(葛藤・緊張)を、
変化(弛緩・流動化)させることが、

まずは必要なのです。

そのためには、
この非対称的な拘束のなかで、
緊張している感情を、
解放していくことが、

必要となるのです。

 

そうしなければ、

十分な自由や、
気づき awarenessの水準を、
得ることもできないのです。

しかし、

それは簡単なことなのです。


やり方(技法)としては、

今同一化している自我状態の、

情動や感情を、

表出しきるということなのです。

放出するということなのです。

 

たとえば、

今同一化している自我状態Cになった場合は、
そこで体験している、

感情体験を、

メッセージとして、
十分に、余すところなく、
人物(自我状態)Aに向けて表出し、表現し、

伝えることなのです。

 

希望、願望、恐れ、不安等々も含め、

あらゆる感情を、

表現しきることなのです。

 

それが、

自我状態Cの十全な存在表現となり、
十全な存在状態を導くのです。

そのことで、

過度な緊張状態が弛緩し、

拘束が少し外れだすのです。

 

重要なのは、

「十分に伝えきる」ということです。

それは、欲求不満な言えない気持ちを、

完了させるということです。

 

もしも、
ここで、 「自我C」に充分、
同一化できて(なりきれて)いなく、
そのCがはらむ情動が

十分に表現されない場合は、
「自我C」は、
「自我C」ではなく、
「自我C(-A)」のように、
「Aの存在に毀損されたC」という、

中途半端の存在に、
とどまってしまうのです。

 

これだと、

「自我C」の十全な存在状態に、

ならないのです。


そうなると、
非対称的な拘束を脱するのに、
不足(毀損)が生じてしまうのです。
ここには、
注意深い観察とアプローチが必要となるのです。

 

 

(3)役割交替

さて、次に、
クライアントの方に、
Cから、Aの椅子(位置)に、
移動してもらいます。

すると、
クライアントの方は、直ちに、
心的内容(自我)Aに同一化します。

この原理は、催眠で言うところの
アンカリング(知覚情報と自我状態の結びつき)です。

 

先ほどのCの役の時に、
Aの椅子に、

心的欲求(自我) Aを投影していたので、
Aの椅子に、座った時に、
直ちに、Aに同一化するのです。
 
逆に言うと、Cの時に、
Aの椅子に、心的欲求(自我) Aを、
クライアントの方が、
十分に投影できているかが、

重要なポイントです。
この投影が十分になされていないと、
椅子を代わったところで、
十分にAに同一化することができないからです。

そして、
この同一化を通して、
クライアントの方は、
それぞれの自我の欲求や情報を、
深いレベルで感じ取ることができるのです。

そのため、
ファシリテーターは、
クライアントの方が、
それぞれの役の時に、
十分に(混じり気なく)、
その心的欲求(自我)に、
同一化できているかを、
きちんと、確認しなければなりません。
もし、そうでない場合は、
別の心的内容(自我)が、
そこに存在している可能性もあるので、
場合により、
「別のアプローチ(そのⅡ) 葛藤解決」を、
導入検討しないといけないかもしれません。

 


(4)役割交替の繰り返し

さて、そして、
この役割の交替を、何度か繰り返します。

すると、
同じ存在である意識(気づき)が、
両方の自我状態に、

同一化していくことで、
分断していた、

非対称的なAとCの間に、
情報の流通(横断)が、

つくりだされます。

情報が流れ出し、交流しはじめ、
対称性が生まれだすことになるのです。

(ここでは、

気づきのメタ(上位)的な位置が、

情報の経路として、

効果を発揮するのです)

役割交替を、
何回も繰り返す必要性は、

各自我状態の中にひそんでいる、

感情・意識・認識・信念の一体化は

長年に渡り固定化しているので、

それを溶かすには、

エネルギー(感情)をさまざまに、

流す必要があるからです。

 

 

心的欲求の非対称的構造は、
揺り動かすような動きを与えないと、

深い部分のエネルギーが、

自由に流れ出さないからです。

 

各自我状態の、

深いところに存在している、

真のメッセージに

気づき(意識)を行き届かすことが、
できないからです。

役割交替を繰り返すことで、

クライアントの方も、

各自我状態にも慣れてきて、

各自我それ自身(単体)の内実に、

新しい気づきをもって、

同一化をすることが、
できるようになるのです。

そして、
クライアントの方自身が、
心的欲求AとCを、十分に切り分け、
それぞれの自我(欲求)状態に、

同一化・体験できた後にはじめて、
クライアントの方は、
自分が、いままで、
外部世界や相手に投影していた、
心的欲求AとCの真の姿に、

まざまざと、
気づくことができるのです。

クライアントの方が、
実在するAさんに投影していた、
心的欲求Aの姿を、
自分でも、
アーハ体験のように気づき、
驚くことになるのです。
そこで、

幻想や霧が晴れたように、
すっきりした了解感を得ます。
そして同時に、
実在するAさんに投影していた、
自我(欲求)状態A自体が、
自分自身の自我状態、

パワーであったことに気づくのです。

そして、
そのパワーを、

自分の物とすることができるです。

 


さて、以上が、
エンプティ・チェア(空の椅子)の技法の、
あらましとなります。

この技法は、

さまざまな活用場面を持っており、
また、その効果も多様なものです。
そのため、

ゲシュタルト療法を超えて、
色々な流派でも、

採用されることになったのです。

 

しかし、

この技法のもつ潜在能力は、

それだけに終わるものではないのです。

 

私たちが、

何万年にも渡って実践してきた、

シャーマニズム的伝統の秘密も、

この技法や、それが生み出す、

変性意識状態(ASC)の中に、

含まれていたりもしているのです。

 

そのため、

この技法の奥深い意味合いに、

気づけていくと、

私たちは、

 

人生を変える重要な技法(魔法)を、

手に入れることにもなるのです。

 

 

 

※実際のセッション(ワーク)は↓

をご参考ください

・セッション(ワーク)の実際

セッションで得られる効果と成果

 

※関連記事

エンプティ・チェアの技法Ⅱ

葛藤解決の方法(ポイント)

葛藤解決 ネガティブな感情の扱い方

 

※エンプティ・チェアの技法について、

 もっと知りたい方は、専門姉妹サイト

 →「エンプティ・チェア・ワークス」

 

 

【ブックガイド】

ゲシュタルト療法については、

基礎から実践までをまとめた総合的解説、

拙著『ゲシュタルト療法 自由と創造のための変容技法』

をご覧下さい。

  

ゲシュタルト療法の応用的、進化的な使い方については、

気づきと変性意識の方法論である、拙著↓

入門ガイド

『気づきと変性意識の技法:流れる虹のマインドフルネス』

および、よりディープな、

『砂絵Ⅰ 現代的エクスタシィの技法 心理学的手法による意識変容』

をご覧下さい。

 

 

 

↓動画解説 エンプティ・チェアの技法


 

↓動画エンプティ・チェア(空の椅子)の技法Ⅱ 葛藤解決」

 


※エンプティ・チェアの技法を、きちんと効果的に使うと↓

 動画「ゲシュタルト療法と、生きる力の増大」

 


※エンプティ・チェアの応用的な使い方は、コチラ↓


 

※エンプティ・チェアの技法の詳細な解説は、コチラ(第二部)↓






 

最新記事
プロフィール

freegestaltworks

タグクラウド
ギャラリー
  • 「自信がない・自己肯定感が低い・生きづらさ・心の葛藤」の構造と、創造性
  • 動画解説「自信がない・自己肯定感が低い・生きづらさ・心の葛藤」の構造と、創造性
  • 動画解説「総合サイト案内 フリー・ゲシュタルト・ワークス」
  • 動画解説【図解】心の構造モデルと変容のポイント
  • 動画解説 新「進化とスキルのロードマップ」 ゲシュタルト療法 青空の通り道 トランスパーソナル心理学 変性意識
  • 知りたい人のための自己啓発系学習ガイド コーチング、NLP、スピリチュアル系…
  • 動画解説『ゲシュタルト療法ガイドブック:自由と創造のための変容技法』
  • 新刊案内『ゲシュタルト療法ガイドブック:自由と創造のための変容技法』
  • 新刊案内『ゲシュタルト療法ガイドブック:自由と創造のための変容技法』
  • 動画解説「トランスパーソナル心理学・変性意識(ASC)・ゲシュタルト療法」
  • 「夢見の像の輝き」と心理的投影
  • 動画解説〔機動戦士ガンダム〕モビルスーツと拡張された未来的身体
  • 夢見と変性意識状態(ASC) つぶやき語録2
  • 動画解説「フロー体験 flow experience」
  • 動画解説「英雄の旅 ヒーローズ・ジャーニー」 
  • 動画解説「拡張された知覚力と意識状態」
  • 動画解説「気づきのメタ要素と創造的な自己の運用」
  • 「体験を編集する」ことと変性意識状態(ASC)
  • 動画解説「『体験を編集する』ことと、変性意識状態(ASC)」
  • 連載8 「物語の力」と変性意識状態(ASC) 頭抜けたアウトプットを出す直接的方法
  • 動画解説「物語の力」と変性意識状態(ASC) 
  • 動画解説「野生の気づき(アウェアネス awareness)と意識拡張」
  • 動画解説「変性意識状態(ASC)と身体感覚の拡張」
  • 動画解説 映画『マトリックス』『攻殻機動隊』 現代的(心理学的)シャーマニズム
  • 動画解説「魔法入門 変性意識活用法その2 現代的(心理学的)シャーマニズム」
  • 動画解説『伝統的なシャーマニズムの世界観について』
  • 動画解説「魔法入門 変性意識活用法 意識拡張と創造性」
  • 動画解説『サイケデリック(意識拡張)体験とメタ・プログラミング』
  • 動画解説『サイケデリック(意識拡張)体験とメタ・プログラミング』
  • 動画解説『サイケデリック(意識拡張)体験とメタ・プログラミング』
  • 動画解説『サイケデリック(意識拡張)体験とメタ・プログラミング』
  • 動画解説『サイケデリック(意識拡張)体験とメタ・プログラミング』
  • 動画解説『サイケデリック(意識拡張)体験とメタ・プログラミング』
  • 動画解説 得られる効果と成果「心理療法と能力開発」 ゲシュタルト療法 変性意識
  • 動画解説 進化とスキルのロードマップ ゲシュタルト療法 変性意識
  • 動画解説 NLP「学習進化の5段階モデル」
  • 動画解説「映画『攻殻機動隊』ゴーストGhostの変性意識」
  • 動画解説「映画『攻殻機動隊』ゴーストGhostの変性意識」
  • 動画解説「総合サイト案内 フリー・ゲシュタルト・ワークス」
  • 動画解説 【図解】心の構造モデルと変容のポイント
  • 動画解説 ゲシュタルト療法 セッションの効果 意欲と創造力の増大
  • 動画解説 ゲシュタルト療法 概論/目次
  • 動画解説「ゲシュタルト療法 セッション(ワーク)の実際 内容/展開/アウトプット」
  • 新刊案内『気づきと変性意識の技法:流れる虹のマインドフルネス』
  • 新刊案内『気づきと変性意識の技法:流れる虹のマインドフルネス』
  • 新刊案内『気づきと変性意識の技法:流れる虹のマインドフルネス』
  • 生きる力(エネルギー)の増大 妨げのなさの感覚
  • 「気づかないこと」の選択 マインドフルネスの光明その3
  • 「気づかないこと」の選択 マインドフルネスの光明その3
  • 「気づかないこと」の選択 マインドフルネスの光明その3
  • サイケデリック体験と、チベットの死者の書
  • サイケデリック体験と、チベットの死者の書
  • サイケデリック体験と、チベットの死者の書
  • サイケデリック体験と、チベットの死者の書
  • サイケデリック体験と、チベットの死者の書
  • マインドフルネスの光明その2 無為のゲシュタルト
  • しないことのゲシュタルトへ マインドフルネスの光明
  • 明晰夢の効力 2 映画『マトリックス』の世界へ
  • 明晰夢の効力 2 映画『マトリックス』の世界へ
  • 明晰夢の効力 2 映画『マトリックス』の世界へ