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2016年11月

欲求(感情)とつながる言葉の使い方Ⅱ 「しない」と「したい」

前回、
ゲシュタルト療法における、
欲求(感情)とつながるための、
言葉遣いへの注目や、
その言い換え方法について、
説明しました。

今回も、
その続きとして、
私たちが、
日常、何気なく使っている
言葉遣いについて、
ゲシュタルト療法的視点での、
言い換えやその意味を、
解説してみたいと思います。


①「できない」から「しない」へ

私たちは、
通常、色々の事柄に対して、
「私は○○ができない」
と表現します。

何か思いつくものを、
声に出して、
言ってみてください。
例はなんでもいいです。
一見、
自分と関係ないことの中にも、
この原理は、
活きているからです。

「私は、ダイエットができない」
「私は、英語がしゃべれない」
「私は、ピアノが弾けない」
などです。

このような言い方は、
私たちを無力化します。
自分を、
無能力に感じさせます。

しかし、
これは、本当でしょうか?

この「できない」を、
「しない」へと、
言い換えてみてくたさい。

「私は、ダイエットをしない」
「私は、英語をしゃべらない」
「私は、ピアノを弾かない」

言ってみて、
からだの中で、
この感情の響きを、
よく味わってみてください。

先の言い方との違いが、
感じられたでしょうか?

「しない」は、
主体的な行動です。
私たちの主体性と、
その選択力を、
取り戻します。

私たちは、
「しない」という、
行動を選択していたのです。

多くの事柄に対して、
私たちは、
「できない」のでなく、
その行動を、
選択していないだけなのです。

限られた人生の時間の中で、
すべてを選択することは、
無理だからです。

本当は、
「できない」のではなく、
選択して、
「していない」だけなのです。

選択して集中して行なえば、
それなりに、
できるのです。

「しない」は、
この主体性と選択の、
パワーを取り戻します。
欲求(感情)につながる表現です。

この「しない」ことの選択に、
気づきが持てれば、
私たちは、
「する」ことも、
できるように、
なっていくのです。
欲求を明確化することの秘密に、
気づきはじめるのです。


②「すべき」から、「したい」「してほしい」へ

私たちは、誰かに、
何かを要求する時に、
しばしば、
「普通、人は(世間では)、○○するものだ」

「人(あなた)は、○○すべきだ」

という言い方で、
相手に欲求(感情)を、
伝えようとします。

これは、
よく「一般化」として、
知られるものです。

「私」や「あなた」という主体を、
「世間一般」という、

抽象的な権威に変えて、
相手に何かを、
要求しようとするやり方です。

 

この内実は、
他者(や自分)の中にある、

権威的自我(精神分析の超自我、

ゲシュタルト療法のトップドッグ(勝ち犬))に、

訴える「操作的な」

言い方です。

      

このような言い方や、
他者操作は、
私たち自身の主体を、

超自我にスライドし、

私たち自身の、
欲求の中心を、

空洞化し、
無力化するものです。

 

また、

言われた相手も、
見えない権威(超自我)に訴える、
操作性や作為を、
メッセージに感じて、
反発心が出ます。

(相手のアンダードッグ(負け犬)が、

起き上がります)
素直に、
受け入れたくなくなります。

 

「あなたは、○○すべきだ」
ではなく、

むしろ、
「私は、あなたに○○して欲しいなぁ」
とストレートに、
自分の欲求(感情)として、
相手に伝えることは、
私たち話者に、

厚みある主体性の感覚を、
与えます。

また、
言われた相手も、
あなたという個人の願望なので、
(言われた通りにするかどうかは別にして)
それ自身として、
受け止めます。
それは、
欲求(感情)のやり取りとして、
ストレートで、
密度の濃いものになります。
ずっと、
「生きたもの」に、
なります。

それは、
私たち人間同士の、
関係性を、
生きた濃密なものに、
変えていくのです。


さて、今回も、
言い換えの技法について、
例を挙げてみてみました。

②のものなどは、
ワーク(セッション)の中でも、

義務への従属というパターンで、
しばしば現れて来る言い方であり、
クライアントの方に、
言い換えを、
体感してもらい、
気づきを深めてもらいます。

いずれにせよ、
これらの言い換えは、
私たちが、
自分の欲求(感情)とつながり、
主体として、
より生き生きと、
感じられるようにするための、
ひとつの方法なのです。



※気づきや統合、変性意識状態(ASC)への

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欲求(感情)とつながる言葉の使い方Ⅰ 「そして」

ゲシュタルト療法では、
言葉の使い方に、
注意します。

言葉の使い方で、
自分の欲求(感情)を、
活かしも、
殺しも、
するからです。

私たちは、
日常で、
あまり意識しない、
言葉の使い方によって、
自分の欲求(感情)を、
ないがしろにしたり、
無力にしたり、
してしまっているのです。

そのため、
ゲシュタルト療法では、

ワーク(セッション)の中でも、
しばしば、
クライアントの方の、
言葉遣いについて、
指摘をします。

そして、   
表現(言葉)の言い換えを、
してもらったりします。

そのことによって、
クライアントの方の感じ方が、
グッと変わり、
自分の欲求(感情)に、
コンタクトしやすくなったり、
するからです。

言い換え法にも、
パターンがいくつもありますが、
今回は、
そんな言葉の言い換えで、
ワーク(セッション)中に、
しばしば、
生ずるものについて、
取り上げてみましょう。


◆「でも」ではなく、「そして」

さて、
私たちは、
普段の生活でも、
ある人物に対して、
相反する感情を持つことが、
よくあります。

ゲシュタルト療法の、
ワーク(セッション)でも、
エンプティ・チェアを使った、
ロールプレイ場面などでも、
そのような風景が展開します。

そのような時、
人は言います。

「私は、あなたのことは好きです。
でも、○○なところは嫌いです。」

「私は、あなたのことが好きです。
でも、○○なところに怒っています。」

というような具合です。

相反する二つの気持ちを、
「でも」「しかし」「だけど」と、
逆接の接続詞で、
結ぶのです。

怒りや嫌悪という、
自分の認めがたい、
ネガティブな(陰性)感情の言い訳に、
好きだという、
ポジティブな(陽性)感情を、
引きあいに出している面も、
あります。

しかし、
ゲシュタルト療法では、
逆接の接続詞は、
それぞれの欲求(感情)を殺す言葉だと、
考えます。

二つの欲求(感情)を、
葛藤させ、ぶつけて、
相殺してしまう言葉遣いだと、
考えるわけです。

そのため、
ゲシュタルト療法では、
この逆接の接続詞を、
「そして」という、
並列の接続詞に、
言い換えてもらいます。

「私は、あなたのことは好きです。
そして、○○なところは嫌いです。」

「私は、あなたのことが好きです。
そして、○○なところに怒っています。」

普通、
耳にしない日本語です。

さて、
実際に、身近にある、
このような事例を、
思い出して、
声に出して、
それぞれの言い方で、
言ってみて下さい。
言い換えてみて、
その違いを、
味わってみて下さい。

からだの中で、
その感情が、
どう響くか、
感じてみて下さい。

この違いが、
分かったでしょうか?

並列の接続詞は、
それぞれの欲求(感情)を、
活かす言い方です。

ポジティブな(陽性)感情も、
ネガティブな(陰性)感情も、
どちらも、
自分の欲求(感情)として、
きちんと、
コンタクト(接触)することが、
できます。

その欲求(感情)に、
つながることが、
できるのです。

どちらの欲求(感情)も、
真っ直ぐに感じ、
パワーとして、
生きられるのです。

どちらの欲求(感情)も、
自分の欲求(感情)として、
責任をとって、
引き受けられるのです。

それ自身として、
受け入れられ、
肯定されるのです。

ゲシュタルト療法では、
自分の欲求(感情)は、
ポジティブな(陽性)感情であれ、
ネガティブな(陰性)感情であれ、
すべて、意味のあるものとして、
肯定します。
責任を取って、
受け入れて(受容して)いきます。

それが、
生体としての、
全体性を、
生きることに、
つながるからです。

そして、
それは、
このような言葉遣いの、
側面からも、
意図されているのです。



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葛藤解決の方法(ポイント)

葛藤解決の方法 ネガティブな感情の扱い方

複数の自我(私)

未完了の体験

 

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ゲシュタルト療法【基礎編】

ゲシュタルト療法【実践・技法編】

ゲシュタルト療法【応用編】

「セッション(ワーク)の実際」

 

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変性意識状態(ASC)とは

「英雄の旅」とは

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葛藤解決の方法(ポイント)Ⅲ ネガティブな感情の扱い方

さて、別に、
ゲシュタルト療法における、
葛藤解決の方法について、
そのワーク中のコツについて、
解説してみました。

ここでは、
そのワーク中に現れる、
「主観的な気持ち」
に関する部分で、
重要なポイントを、
解説してみたいと思います。

さて、
ゲシュタルト療法のワーク(セッション)では、
自分の中で、
心理的葛藤があり、
苦痛が生じている時に、
分裂している自分の自我を、
それぞれの椅子に分けて、
置きます。

この時、大体、
次のような形で、
椅子に、
ロール(役割)が、
分かれるものです。

一方の椅子には、
もともと、
自分がそうであった、
(a)苦しめられている自分
が置かれ、
もう一方の椅子には、
自分を、
(b)苦しめている自分
が、置かれるものです。

ところで、
この時、
(a)苦しめられている自分
は、普段から自分にも、
なじみのある自分である場合が、
多いものです。

一方、
(b)苦しめている自分
に関しては、
普段から、
自分で、
「見たくない自分」
「認めたくない自分」
であることが、
多いのです。

それは、
自分の要素として、
在って欲しくない、
居てほしくない、
ネガティブな(陰性)な感情です。

それは、
「批判的な自分」
「意地悪な自分」
「憎悪している自分」
「激怒している自分」
「悪意をもった自分」
「冷酷な自分」
「無力な自分」
「怠惰な自分」
などなどの、
ネガティブな(陰性)感情です。

大概、人は、
そんな自分の要素を、
「それの本当の私ではない」
(一時の衝動ではあっても)
という気持ちで、
普段は、
「切り離してdisown」
自分の外に、
はじき出しています。
それを、
見ないようにしています。
それを、
認めないようにしています。

しかし、
葛藤解決のワークにおいては、
この「認めたくない自分」が、
もう一方の椅子に、
しばしば、
現れて来ることとなるのです。

実際にワークをしたことのない人は、
恐ろしい事柄と、
思うかもしれません。

しかし、
実は、この点こそが、
ゲシュタルト療法の、
決定的なパワーの秘密なのです。

ワークの中で、
このような、
ネガティブな(陰性)感情の自分が、
出て来た時は、
次の事柄に留意して、
ワークを行なうと、
グッと、
快癒(統合)が進んでいきます。
効果が出ます。

①素直に、それ自身になる。
②誇張して、表現してみる
の二点です。


①素直に、それ自身になる。

まずは、
椅子に分けられた、
ネガティブな(陰性)感情そのものに、
正直に、
「素直に」
なってみる、
ということです。
 
ワークのロールプレイは、
安全な空間での、
実験(遊び)です。
そのため、
恐れることは何もないのです。
嫌なら、
やめればいいだけですから。
 
少し抵抗はあるでしょうが、
まず、試しに、
「それ自身になって」
みるのです。
そして、
心を澄まして、
深い部分で、
その感情を、
真っ直ぐに、
正直に、味わってみるのです。
体験してみるのです。
表現してみるのです。

すると、
多くの人が、
「なーんだ。大したことなかった」
と思います。

ネガティブな(陰性)感情を、
拒否している時は、
その感情が、
非常に恐ろしい、
悪魔的な感情に思えており、
それに深く触れると、
自分が、コントロールを失うんじゃないか、
とか、
自分が、その感情に乗っ取られてしまうんじゃないか、
とか、
自分がなくなっちゃうんじゃないか、
とか考えます。

しかし、いざ、
そのネガティブな(陰性)感情に、
接触し、
それを味わってみると、
全然そのような、
恐ろしいことが起こらないのに、
気づくのです。

脅威でもないし、
害になるものでもないのです。

素直な気持ちで、
それを感じてみると、
むしろ、
その中にある、
核となる力強い要素(本性、能力)に、
気がつくのです。

その感情を拒否している間は、
単に、悪魔的な感情にしか、
思えなかったのに、
いざ、その中に入って見ると、
パワフルで、
能動的な(肯定的な)感情であったことに
気がつくのです。

ネガティブな(陰性)感情は、
外と内では、
見え方がまったく違うのです。

自分が拒絶していたために、
悪に見えていたに、
すぎないのです。

「クローゼットの中の骸骨」
という譬え話があります。
クローゼットの中に、
白骨死体があると思って、
怖くて、
クローゼットが、開けられないのです。
しかし、
実際にクローゼットを開けて、
中を見ると、
そこには何もないのです。
しかし、
実際に開けないことによって、
恐ろしい妄想は、
膨らむばかりです。
解決法は、
「実際に見ること」
なのです。

ネガティブな(陰性)感情も、
これと同じです。
実際に、それ自身になって、
内側から感じてみると、
大したことがない(普通の感情)と、
わかるのです。


②誇張して、表現してみる

さて、
そのネガティブな(陰性)感情を、
充分に味わえ出したら、
それを外部に、
表現することが、
とても大きな効果に、
つながります。

大概の人は、
自分から切り離していた、
自分のネガティブな(陰性)感情を、
とても、
「恥ずかしいもの」
「汚らしいもの」
「悪いもの」
と感じています。

外に表現できないと、
思っています。
隠さなければならないと、
思っています。
(そのことで、日々、疲れます)

全然、
そんなことはないのにです。
(ネガティブな(陰性)感情を持つことは、
生物として、いたって、正常なことです。
本能的なパワーです)

そのため、
実際に、
そのネガティブな(陰性)感情を、
外部に表現してみて、
それが、
風景として、
全然おかしなものではないと、
普通のことだと、
確認することも、
重要です。
グッと、
快癒を進めます。

また、
その快癒を、
より推し進めるには、
少し誇張するくらいに、
そのネガティブな(陰性)感情を、
表現してみるのも、
良い方法です。
 
少し誇張するくらいに、
思う存分、
そのネガティブな(陰性)感情を、
表現してみるのです。
 
このように、
過度に表現してみても、
問題ないじゃないかと、
自分の中で、
確証が取れるからです。
また、
そのことを、
「意識的」に、
行なうため、
気づきと統合の、
統御感が加わるからです。
そのことは、
自分の中で、
手応えと、
自信と確信を深めます。

そして、
実際に、
ネガティブな(陰性)感情を、
表現していく中で、
必ず、
その感情の、
より創造的な要素に気づき、
より自分のパワーや才能として、
統合していくことが、
起こって来るのです。

批判的な気持ちは、
刺すような知性の現れだったり、
激怒は、
圧政に対する、
純粋な抵抗(反抗心)の現れだったりと、
わかるのです。

恐ろしい悪魔は、
知的なジョーカーに変わり、
激怒していた残忍な虎は、
健気なトラ猫だったと、
わかったりするのです。
……………………

さて、以上、
ワークにおける、
ネガティブな(陰性)感情の扱い方を、
みましたが、
実際、
ネガティブな(陰性)感情に
気づきと意識を持って、
コンタクト(接触)できる能力は、
私たちの統合を深め、
私たちを、パワフルにします。
 
キレて、
怒りに乗っ取られるのではなく、
意識的に、
怒れる能力は、
私たちを、
積極的にします。

一面的な見方で、
ネガティブな(陰性)感情を、
排除すると、
私たちは、
生命の半分を、
排除することになります。

いわゆる、
「いい人」に、
私たちは、どこか、
ウソ臭さを感じます。
 
それは、
ネガティブな(陰性)感情が、
排除されていて、
人格に、
どこか一面性や、
欺瞞を感じさせるからです。
怒りや憎しみも、

ゲシュタルト療法のワークは、
普段、私たちが、
なかなか、
上手にコンタクト(接触)や、
統御を行なえない、
このネガティブな(陰性)感情に関わり、
統合していく、
創造的な機会と、
なるのです。

そして、
この図式は、
人類の普遍性としては、
「英雄の旅」の神話が、
教えてくれている事柄でも、
あるのです。


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