フリー・ゲシュタルトな気づき 流れる虹のマインドフルネス

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をベースに、
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2015年02月

夢見の技法 コルトレーンとヘンドリックス

まったく別のところで、

似たようなエピソードに行き当たると、

その背後にある、

普遍的な共通原理について、

思いを馳せることとなります

 

伝記的なドキュメンタリー映画を見ていて、

直接的には、関係のない2人に共通している。

あるエピソードに気づいて、

興味深く感じた記憶があります。

 

「彼が、会場に着く(いる)とすぐわかるんだ。

(演奏)が聞こえたからね」

と、友人たちが語る挿話です。

 

その2人とは、

ジミ・ヘンドリックスと、

ジョン・コルトレーンです。

 

彼らは、片時も、

ライブ会場の控え室でも、

演奏をやめなかったのです。

 

コルトレーンについては、

ライブの前に、すでにライブ1本分くらい、

吹いてしまうという、

エピソードもありました。

 

同時代(60年代)を生きた、

彼らは、ともに、黒人であり、

霊感に満ちた即興演奏を旨とし、

その卓越した創造力で、

それぞれのジャンル(ロック、ジャズ)の、

変革者となった人物です。

 

彼らは、なぜ、片時も、

演奏をやめなかったのか。

 

拙著の中では、

「夢見の技法」と題して、

私たちの人生を貫く、

夢の力とその扱い方について、

取り上げています。

 

2人はなぜ、

演奏をやめなかったのか。

 

筆者は、それを、

演奏を通す中で、

彼らを貫いていく、

電流のような夢の力のせいだと、

考えています。

 

演奏を通す中で、

メッセージのように、

現れてくる、

〈何か〉をつかみ、

具現化し、完了するために、

演奏(創造)するしかなかったのです。

 

彼らが、ともに燃え尽きた者の、

印象を与えるのは、

彼らを、内側から焼いた、

高圧電流のような、

強烈な夢の力(熱)を、

私たちも感じるからです。

 

芸術において、

ある内的な意味の単位とは、

自律的な生命をもって現れ、

完了されていきます。

 

演奏なりも、

音楽の自律的生命の、

この十全な発現をもって、

意味のまとまりとして

完了されます

 

その内的なプロセスは、

ホロトロピック・ブリージングの際に見た、

「オルガスム曲線」と同様です。

 

また、ゲシュタルト療法でいえば、

現れてきた未完了な感情を、
表現し、完了するプロセスと

同様の事柄です。

 

コルトレーンや、

ヘンドリックスは、

普段から、そのような、

たえず現れてくる

強度の夢の力に、

貫かれていたのでしょう。

 

それを、

完了させていくためには、

演奏し、表現し、

模索し、創造するしかなかったのでしょう。

アウトサイダー・アートについて触れたところで、

それらのある種、

非人間的な無尽蔵の力について、

書きました。

 

それは、容赦ない、 

根源的なエネルギーです。

 

コルトレーンや、

ヘンドリックスは、

そのような根源的なエネルギーに、

より近く、生きていたのでしょう。

 

また、ある意味、

彼らのたえざる演奏・創造的実践が、

彼らを、その近くに生きることを、

可能にしたともいえるのでしょう。
 

彼らのエピソードは、

深い創造性と夢見の技法について

考える際に、さまざまなヒントを、

与えてくれるのです。

 


※気づきや統合、変性意識状態(ASC)への

より総合的な方法論については、拙著↓
入門ガイド
および、
『砂絵Ⅰ 現代的エクスタシィの技法 心理学的手法による意識変容』
をご覧下さい。

 

 


 


【第一部 ゲシュタルト療法関連】

ゲシュタルト療法【基礎編】

 →ゲシュタルト療法【実践・技法編】

 →ゲシュタルト療法【応用編】

 →「セッション(ワーク)の実際」

 →体験的心理療法

 →NLP 普及・効果・課題

 

【第二部 気づきと変性意識】

 →変性意識状態(ASC)とは

 →「英雄の旅」とは

 →禅と日本的霊性

 →野生と自然

 

 【第四部 当スペース関係】

 →フリー・ゲシュタルトについて

 →セッションで得られる効果

 →メニュー/料金

 →著作紹介

 →お問い合わせ

「ワーク」とはⅤ 存在論的体験

さて、

ゲシュタルト療法の

ワークには、

さまざまな効果や魅力がありますが、

(サイトでも、多角的にご紹介しましたが)

心理療法的な枠組みをとっぱらって、

他にあまりない、エッセンス(本質)だけを、

残す(取り出す)とすると、

その最良のもののひとつは、

ある種の「存在論的体験」だと、

いうことができます。

 

「自分が、存在していることをまざまざと実感すること」

 

「自分が、存在していることの不思議さに感じ入る」

そのようなことが、

ワークの中では、

強い気づきの体験として、

起こって来るのです。

 

世界が、新らしく瑞々しく立ち現れて来る、

そのような瞬間を、

しはしば体験できるのです。

 

それだけでも、

生の感覚を喪失し、

鈍麻した社会の中では、

意味のあることなのです。

 

「世界と、生きている自分」

を、強烈に感じて、

生きる力を獲得していく。

そんなシンプルで力強い道が、

ゲシュタルト療法の取り組み中では、

得られていきます。

 

そこには、

身体的・感情的に対する、

具体的なアプローチがあるために、

知覚力や感性が動かしやすい、

という側面があります。

 

即興的、遊戯的な動き、身体技法が、

気づきの閃きとが、

ひとつになっているようなものです。

一種、動的な禅といえる面があります。

 

さて、

「生きるためのゲシュタルト」とは、

筆者が、よく使うフレーズですが、

そのように、

ゲシュタルト療法を、

身近に置いて、

生を加速する鋭利な道具(姿勢)として、

さまざまな側面で役立てることが、

長い取り組みの中では、

可能となっていくのです。

 


※気づきや統合、変性意識状態(ASC)への

より総合的な方法論については、拙著↓
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映画『マトリックス』のメタファー(暗喩) 残像としての世界


昔、
『マトリックス』という、
三部作の映画がありました。
ユニークな世界観や映像表現で、
ヒット作となった映画です。

その世界観についても、
問題をはらみ、
多様な解釈や議論がなされましたが、
ここでは、
少し違う切り口で、
考えてみたいと思います。

ところで、
この映画が示している
感覚表現(表象)の世界は、
変性意識状態(ASC)や、
シャーマニズム
また、サイケデリック的世界を、
考える者にとっては、
大変、興味深いメタファー(暗喩)と、
なっているのです。

実は、
映画で描かれている、
マトリックスの創りだす世界と、
私たちの生きている、
この現実世界とは、
さほど、事情が違っているわけでは、
ないからです。

さて、拙著の中で、
この日常的現実とは何かを、
考えてみたところで、
「合意的現実」という考え方について、
取り上げてみました。
内容紹介『砂絵Ⅰ: 現代的エクスタシィの技法』

私たちの、この現実世界も、
皆の合意した、
集合的な信念体系として、
存在しているという考え方です。

ところで、このような
合意的現実のあり方は、
単に、認知の拘束として、
私たちの世界を、
映し出しているだけではありません。

実際には、
「知覚的な拘束力」をともなって、
「この世界」を、
映し出してもいるのです。
そのため、
私たちはなかなか、
この合意的現実を、
相対化することが、
できないのです

ところで、
体験的心理療法のところで、
「心身一元論的」な、
人間のあり様を見ました。
硬化した心と
硬化した身体とは、
相互的なフィードバックを繰り返して、
生活史の中で、
硬化した抑圧的な世界を
創りだしてしまうのです。

その多くの由来は、
現代社会(やその出先機関である親、教師)の、
「信念体系」です。

そして、
私たちは、物心がつく前から、
そのシステムによって、
感情や肉体や知覚を狭められ、
拘束された状態で、
社会に出されて(再生産されて)、
いくのです。

実際のところ、社会の、
私たちの知覚・感覚への洗脳は、
映画における、
マトリックス(母体)による支配と、
実は、大差がないものなのです。

ところで、
映画でもそうですが、
この拘束された、
知覚世界の外に出るには、
強度の変性意識状態(ASC)を誘発する、
「赤いピル」が、必要(有効)です。

(アップルの、
スティーブ・ジョブズは、
自伝の中で、
自身のLSD体験を、
人生の最重要事に、
挙げています。
一方、実際問題、比喩的にいえば、
多くの人は、日々の中で、
赤いピルを得るチャンスに出遭っても、
青いピルを選んで、
眠りつづける人生を選んでいるのです)

ところで、、
赤いピルのような物質によらずとも、
強度の変性意識状態(ASC)を誘発し、
この拘束的な知覚世界を
超脱していく手法は、
多様にあります。

体験的心理療法なども、
そのひとつです。
(スタニスラフ・グロフ博士が、
LSDセラピーから、
ブリージング・セラピーに移行したように)

実際、
ゲシュタルト療法をはじめ、
体験的心理療法の多くの手法が、
強烈な変性意識(ASC)を創りだし、
内側から心身を解放し、
私たちの硬化した信念体系や、
知覚のコードを
熔解する効果を持っています。

ゲシュタルト療法などの、
体験的心理療法的な探求を、
実直かつ真摯に進めていくと、
心身が深いレベルで解放され、
エネルギーが流動化されていきます。

身体の感受性が、
深いレベルで、
変わっていくことになります。
知覚力が、
鋭敏になっていくのです。

変性意識(ASC)への移行や、
日々の気づきの力も、
ずっと流動性を高めたものに、
なっていくのです。

そして、
私たちは、
旧来の硬化した世界を、
まったく別様に、
見ていることに気づくこととなるのです。

硬化した見慣れた世界は、
単なる世間の信念体系、
後付け的に、既存の意味を再構成した、
「残像としての世界」にすぎず、
より、リアルな世界とは、
刻々に、
まばゆい息吹が流動する、
エネルギーの世界であると、
感覚できるようになるのです。

それは、あたかも、
映画の中で、
主人公ネオが、
腕を上げていくのにつれて、
マトリックスのつくり出す幻想世界よりも、
「より速く」
知覚し、動けるように、
なっていくのと同じことなのです。

これらの体験についての、
映像表現は、
流動化し、透視力化していく、
知覚力の変容を、
うまく表現しています。

シリーズ一作目の終盤で、
あたりの風景やエージェントを
「流動するデータ」として
透視し、
エージェントに、
立ち向かいはじめる、
ネオの姿が、
描かれています。

映画のストーリーとしては、
自分の力の可能性を、
感じはじめるネオという、
覚醒的な場面でもあるのですが、
実際には、
たとえ、
特別な救世主でなくとも、
私たちの誰もが、
この洗脳的な表象世界を透視し、
それよりも、
「速く動き」
その支配を脱する力を、
持っているのです。

私たちに必要なのは、
単に信じることではなく、
心身と意識を実際に解放していくこと、
そして、
その中で、
新たな知覚力を、
訓練・開発していくことなのです。

そして、
それは実際、
できることなのです。

 

 

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※『マトリックス』的な世界に入るための、

変性意識状態(ASC)への、

より統合的なアプローチは、拙著

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気づきと変性意識の技法 上級編
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フリー・ゲシュタルトについて
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発声とエネルギーの通り道

さて、別のところで、

体験的心理療法の、

ボディワーク的アプローチや、

ゲシュタルト療法の、

心身一元論的アプローチを、

検討する中で、

身体面に現れてくる、

その人の、

隠された欲求(自我)に、

気づくことの重要性について、

触れました。

また、

そのような切り口から、

技法的な介入ができることを、

記しました。

 

ここでは、

その関連で、

「声」と「発声」について、

見てみたいと思います。

 

さて、

声は、

呼吸の要素と、

直結しているため、

感情の操作という側面で、

その人の心理的特徴として、

姿を現しやすいものとなっています。

 

声は、

感情の質を、

伝えます。

 

口先だけの、

浅い声は、

浅い感情を、

伝えます。

 

肚の底から出る、

深い声は、

深い身体的な感情を、

伝えます。

 

声の響いてくる、

その人の体の深さが、

その人の感情のレベルも、

表現しているのです。

 

浅い声で話すその人が、

「本当に物事を感じられているのか」、

「本気でそう思っているのか」が、

信じられにくいのは、

そのせいです。

その人の、

自身との感情的つながりが、

そこに現れているからです。

そのため、

その声の質に、

深く聴き入る必要があるのです。

 

そのことを、

人は、普段、

直観的に感じとっているのでは、

ないでしょうか。

 

その人の声が触れている、

肉体の深さ、

感情のレベルというものに、

なんとなく気づいているということです。

 

さて、これは、

音楽における、

ヴォーカルの発声などを、

例にとるとわかりやすいと、

思われます。

 

肚の底から、

肉体の深いところから、

発声(咆哮)するヴォーカルには、

こちら聞き手の肉体の、

深いところ()に、

響く力・エネルギーがあります。

一方、 

口先で歌っている歌手には、

不全感や、

どこか気持ち悪さがあります。

 

自己一致して、

心身一元的に解放されている、

ヴォーカルや、咆哮には、

エネルギーのなめらかさや、

肚の底から、

解放される心地よさが、

あります。

 

とりわけ、

大地とひとつとなるような、

身体の深さや、

大地のエネルギーと結びついた音楽は、

人に力と癒しをもたらします。

 

音響と音楽の核(質)に、

肚の深いところまで響き、

大地からエネルギーを取り込むような、

歌の力の流れがあるのです。



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マイルス・デイヴィスの存在力・共振力

さて、

拙著『砂絵Ⅰ:現代的エクスタシィの技法 心理学的手法による意識変容』の中では、

その人の持つ「存在」の力が、

独特の力を発揮する事柄について、

少し触れました。

 

ここでは、

そのような存在力と創造性とに

関わる事例として、

マイルス・デイヴィスを、

取り上げてみたいと思います。

 

マイルスは、著名なジャズ・ミュージシャン、

トランペット奏者ですが、

マイルスを聴く人が、不思議に思うことがあります。

 

マイルスとともに活動にした、

数多い共演者たちは、

なぜ、彼らの生涯最高の演奏を、

しばしば、マイルスとの共演で持つのだろうか?

彼らは、マイルスから、

どのような影響を受けるのだろうか?と。

 

ここに、創造性に関わる、

存在の深い力についての秘密が、

あるように思われます。

 

このことに、光を当てる、

興味深いドキュメントがあります。 

1970年のワイト島の、

ミュージック・フェスティバルの映像、

『エレクトリック・マイルス』に付けられた、

生涯の共演者たちによる、

マイルスについての無数の証言です。

 

そこには、創造性にまつわる、

さまざまなヒントが、

当事者たちから、

生々しく語り出されています。

 

「あれほどパワフルな人と同じ空間にいると、

自分のパワーも自然に出てくる」

  デイヴ・ホランド

 

「歴史を振り返っても大勢が言うと思う。

マイルスとの演奏は、

誰も、他で再現できなかった。

その時しかできなかったんだ。

変わったわけじゃない。

マイルスと一緒に演奏した時は、

彼に力を引き出されたんだ」

  デイヴ・リーブマン

 

「マイルスは素晴らしい。

ずっと自分を与え続けたんだ」

  ジャック・ディジョネット

 

「マイルスは僕らに何かをくれたんだ。

言葉では表せないものを。

マイルスと組んだ人と会って、

マイルスの話題が出ると、

思わず皆、頷くんだ。

共通する体験があるから分かるんだ。

マイルスとの仕事で得たものは、

上手く言葉にできないけれど

なんというか、

一度経験すると、忘れられない」

  ハービー・ハンコック

 


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魂の回復(ソウル・リトリーバル)

伝統的なシャーマニズムの世界では、

人への治癒活動として、

「魂の回復・救済(ソウル・リトリーバル)

ということを、行ないます。

 

これは、

シャーマニズムの世界観に、

人が調子悪くなることの原因のひとつに、

その人が「魂を喪った」、

という考え方があるからです。

 

そのため、シャーマンは、患者の失われた魂を連れ戻しに、

異界に行くというようなことを行ないます。

自分の魂を、異界に飛ばして、

その患者の魂を、

肉体に入れなおす

というようなことを行ないます。

 

さて、そのような、

「魂の回復(ソウル・リトリーバル)」ですが、

これだけ聞くと、近代的な世界観の人は、

違和感を持つと思います。

 

しかしながら、

その原理的・構造的な側面だけを考えると、

現代の心理療法の世界で行なっている事柄も、

さほど変わりがないともいえるのです。

 

別のところで、

人間の「複数の自我」について、

書きました。

 

人間の中の「複数の自我」が、

分裂状態になることによって、

葛藤が起こったり、

私たちの苦痛や、

生きづらさの原因に、

なっているという現象です。

 

ゲシュタルト療法の中では、

これらの「複数の自我」の間に、

エンプティ・チェアの技法などを使って、

対話と交流を起こし、

その人の、心理的な統合を、

図っていきます。

 

通常、「複数の自我」の中では、

私たちが「同一化」していて、

「これが自分()である」と、

見なしている自我(A)と、

自我(A)が拒絶していて、

「これは自分()ではない」としている、

自我(B) とに、分裂しやすいものです。

 

大概の普通の人は、

皆、この自我(B)を、

自分の自己像(セルフ・イメージ)から、

締め出しています。

その場合、自我(B)は、

影のようなものとして、

私たちにつきまといます。

 

この(B)は、ある意味では、

分身であり、喪われた魂です。

 

ゲシュタルト療法の、

セッションの中では、

この自我(B)の存在を明らかにし、
自我(A)と交流、統合を行なうような、

さまざまな試みを行なっていきます。

 

これらは、

喪われた魂の帰還とも、

魂の回復とも、

いえるプロセスなのです。

 

このように考えてみると、

現代の心理療法においても、

シャーマニズムと見かけは違うものの、

魂の回復(ソウル・リトリーバル)が、

行なわれているということが、

わかると思います。

 


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アウトサイダー・アートと永遠なる回帰

adolf-wolfli

Adolf Wolfli (1864-1930)




 

アウトサイダー・アートには、

さまざまな魅力があります。

 

その魅力を語る、決定的なロジックがないにも関わらず、

多くの人が、そこに強い魅力を感じているようでもあるので、

アウトサイダー・アートには、

私たちの精神に、独自に働きかける、

要素があるのだと思われます。

 

筆者にとって、

アウトサイダー・アートの魅力とは、

まず第一に、植物や昆虫のような、

原初の自然を予感させる、

その無尽蔵さにあります。

 

とりわけ、その夢魔のような、

尽きることない「反復性」です。

同じ作品内における形態の反復もそうですし、

同じ(ような)作品を、

何千枚何万枚も作り続ける

無尽蔵の反復エネルギーです。

一種、非人間的なエネルギー、

抑制のない徹底的なエネルギーを、

感じる点です。
 

実は、それこそ、

私たちを駆り立て、突き抜ける、

「夢見の力」の特性と考えられるからです。

 

そのため、アウトサイダー・アートの

反復性・回帰性に触れていると、

私たちは、一種、変性意識状態別種の意識を、

まざまざと感じさせられる気になります。

夢魔のような変性意識(ASC)に、

巻き込まれていくのです。

 

かつて、ハイデガーは、

ニーチェの永劫回帰の思想を、

「等しきものの永遠なる回帰」と、

呼びました。

 

ニーチェの永劫回帰の思想とは、

この今ここの出来事が、この瞬間が、

まったく変わらぬ姿で、

永遠に回帰するという、

夢魔のような、容赦ない存在肯定の思想です。

 

(そのため、ニーチェは、

ツァラトゥストラに、

「救済」とは、過去の「そうあった」を、

「私がそう欲した」に変えることだと語らせたのです。

私たちが、永劫回帰を生き抜くには、

変わらない、今ここを追い抜くくらいの、

肯定の強度が必要となるわけです)

 

アウトサイダー・アートの或る部分には、

「等しきものの永遠なる回帰」と似た、

生の厳粛な肯定性、無尽蔵さがあるのです。

 

さて、魅力の第二の点として、

「徹底的な直接性」という要素があります。

これは、植物的・昆虫的な無尽蔵さ、

その絶対的な肯定性とも重なりますが、

文化に飼いならされていない、

剥き出しの直接性と無尽蔵さを、

感じさせられる点です。

(なま)の沸騰の感覚です。

 

創造性の根底にある、

容赦ない〈自然〉の直接性を、

感じさせられる点です。

 

そして、上記の二つを通して、

私たちは、不思議な〈郷愁〉に導かれます。

それは、幼児の、

物心つくかつかない頃に感じていた世界のようです。

現在でも、私たちは、

このような、生の基底部の感覚を、

生の原型の姿として、

どこかに持っているような気がするのです。

 

アウトサイダー・アートの世界は、

そのようなことを、

私たちに感じさせてくれるのです。



※気づきや統合、変性意識状態(ASC)への

より総合的な方法論については、拙著↓
入門ガイド
および、
『砂絵Ⅰ 現代的エクスタシィの技法 心理学的手法による意識変容』
をご覧下さい。
 
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