アンクル・ロイが、ぼくを見てこう言った。

「タダシ、判断を急ぎすぎてはいけない。何が起きているのか、よーく見るんだ。そうすると、いつしか頭ではなく、ハートが『よし!』と判断をくだすときが来る。それを覚悟というんだ」

この言葉は、強烈に心に響いた。

 

 

「ワシテ!

ラコタ族の人たちは、この言葉を好んで使う。「よっしゃ!」とか「OK!」というニュアンスの言葉だ。頭ではなく心で納得できたとき、ある種の覚悟が決まったとき、彼らの口から出る言葉が「ワシテ!= よっしゃ!」なんだとぼくは受けとめている。ぼく自身も大切にしている言葉のひとつだ。

もうひとつ、ぼくの好きなラコタ語がある。それは、

「ワァナホー」

という言葉だ。これは英語で言うと、

Ready?

に当たる言葉で、それに対して

「ワァナ!

と応えるとき、

「今こそ、そのときだ!

という意味になる。

 

アンクル・ロイは、よくこう言っていた。

「ハートが判断をくだして、いよいよ覚悟が決まったらなあ。そこから先は、すぐに行動に移すんだよ」

じっくり自分に問いかけて、覚悟が決まれば、

「ワァナ!

で、今こそ歩き出そう。

自分のハートが「よし!」と言ったことに、人は決して後悔しないものだと思う。

 

松木正





※気づきや統合、変性意識状態(ASC)への

より総合的な方法論については、拙著↓
入門ガイド
および、
『砂絵Ⅰ 現代的エクスタシィの技法 心理学的手法による意識変容』
をご覧下さい。